パワハラする園長は8割!?保育士のパワハラ地獄から抜け出す方法は?
2018.06.13
保育士が園長にパワハラをされて退職に追い込まれるということは、実際にかなりの事例があります。特に、保育士は女性社会とも言われるほど女性が多いので余計に陰湿になりやすいのでしょう。
では、パワハラを受けてしまったらどうすればいいのでしょうか?事例から対処方法までご紹介します!
指導とパワハラ、何が違う?
昨今問題になっているパワハラ。そもそも単なる指導とはどこが異なっているのでしょうか?
園長からのパワハラの特徴として、「日常的にその人の人格を否定し、過度に責めたてる」というものがあります。もちろんミスや不正を犯したときの指導は正しいものです。
ここで問題なのは日常的に責められるということです。明確な失敗がない場合でも、何かしらの理由をつけて怒るという例があります。
また人格を全否定するというのもパワハラの典型です。その人のミスではなく、性格や存在自体を非難するような発言はパワハラと捉えられます。
園長にパワハラを受けた事例とは?
自分の働いている保育園にパワハラをする園長がいると答えた人は約8割、中には退職に追いこんだ園長もいるようです。
実際にあった悲惨な事例をいくつか紹介しましょう。
暴言を吐いて退職させる
どこの企業、組織でも共通するのが、一番の支出は人件費になるということ。
ある保育園は人件費がかさむのを防ぎたいがために、園長は暴言を吐いて退職に追い込もうとするのです。
「まだ寿退社しないのね。」や「そのままだと一生結婚できないよ。」等何気なく退社を示すような言動をし、保育園にいづらくなるような空気を作り出すことで退社せざるを得なくなります。
自分の意見を何でも押し付ける
一生懸命行っている保育士の保育を何でも否定したり、怒ったりしたり、平気で傷つけます。
保護者や他の保育士の前で怒鳴るということもあったとか。
さらには、その場だけでなくしばらく経ってから前のことを引っ張り出して嫌味を言うこともあるので、保育士達は耐えきれなくなってしまいます。
毎回指示の内容が変わる
一番厄介な事例かもしれないのが、毎回指示が変わるということ。
この前注意されたから、もう注意されないように頑張ろうと意気込んでも毎回指示が変わるので、すべてが無駄に思えてきちゃいますよね。
「前回こうおっしゃったじゃないですか。」と反論しても余計怒られるだけ、成す術がないでしょう。
雑用ばかり押し付ける
気に入らない保育士や失敗をした保育士に罰として雑用を押し付けます。
「私の職務権限で決めた」というよく分からない言い訳をし、その保育士だけ休日出勤を指示することもあるそうです。
園長のパワハラは大きな悪影響となる!
パワハラの中頑張って我慢して働いてもいいことはありません。実はパワハラ園長の下で働くことは、働き続けていくにあたりかなりの悪影響を及ぼすのです。
その理由を説明しましょう。
保護者とのトラブルを押し付けられる
保育園に保育士と保護者のトラブルは付き物、園長との関係に加えてかなり厄介な問題ですね。しかし、パワハラ園長はそんな厄介な保護者とのトラブルを、気に入らない保育士に押し付けてしまうのです。
「このクレームを解決しておいて。」、「対応しておいて」等言って自分は逃げてしまうのです。
ボーナスが減る
パワハラをする園長は必ずと言っていいほど性格に問題があります。
そのような園長が保育園の経営を円滑にできるわけもなく勝手に予算を使い込み、保育士のボーナスが減るということもあるようです。
パワハラによるストレスの増加
いくら自分が我慢して耐えていても、他の保育士も同じように我慢できるとは限りません。保育士の中にはすぐに転職をし、新しい職場で心機一転する人もいるので、気が付いたらずっといるのは自分だけということになっているかもしれません。
そうなったら長いこと園長のパワハラにさらされ、自分だけがストレスを溜めこみ、愚痴を言い合う仲間もいなくなってしまいます。
自分の負担が増える前に早急に転職をすることを強くおすすめします。
園長からパワハラを受けた時の対処法とは?
では、実際にパワハラを受けてしまったらどうすればいいのでしょうか。対処方法をお教えします。
総合労働相談コーナーや労働局に相談する
総合労働相談コーナーや労働局はパワハラをなくす様々な取り組みを行っているので、そこに相談するのも有効な手です。
この場合、証拠が必要になるので録音をする、証拠になるような書面があるのであれば印刷をする等をしておきましょう。
相談できるような味方を見つける
パワハラはいじめと同じ、相談できる人がいなければあっという間に身も心も壊れてしまいます。
いち早く誰かに相談をして、これからどうすればいいのかを一緒に考えてもらいましょう。そのままにしておくと、周りの保育士達も同調してしまう場合もあります。
一回冷静になって考えてみる
自分だけがパワハラを受けている場合、なぜ自分だけがパワハラを受けているのか、自分に原因はなかったのかをしっかり考えてみるのもいいでしょう。
しかし、明らかに酷いパワハラでしたら自分に原因があったとしても問題なので、他の手を使うことをおすすめします。
自分のキャリアアップや、転職先で上手く人間関係を築きたい時には有効な手段ですね。
転職をする
潔く転職するのが一番有効で賢い方法になります。待遇が悪く、パワハラ園長がいるような最悪の職場がある一方で、保育士のことを一番に考え楽しく働ける待遇が良い職場もたくさんあります。
転職は決して逃げることではなく自分のキャリアアップの為だと思い、前向きに転職を捉えましょう。しかし、やはり転職といっても転職先の不安は募りますよね。
また、厄介な上司がいたらどうすればいいのか、上手く人間関係が築けなかったら?特にパワハラに合った保育士はトラウマや心に深い傷を負って前に進めない方が多いのです。
しかし、そのような方のために保育士転職サイトがあるので是非、使ってみてください。
転職探しはヒトシア保育(旧:保育ひろば)がおすすめ
転職先を探したいなら転職サイト「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」がおすすめ
です。パワハラに合って次の職場でも上手く働ける自信がないという方でも、しっかりと相談に乗ってくれるので安心して転職をすることができます。自分に合った職場が見つかるとかなり評判なので是非活用してみてください。
⇨【ヒトシア保育(旧:保育ひろば)の詳細はこちら】
園長のパワハラは我慢しなくていい!
いかがでしたでしょうか?この記事を見た一人でも多くの方が、より良い職場環境で働いていくことを願っています。
園長からのパワハラを一人で我慢する必要はありません!
信頼できる同僚と愚痴を言い合ったり、転職をするなどして、明るく働いていきましょう!