保育士必見!今日からできる子どもたちが聞いてくれる話し方の3つのコツ
2020.07.08
いつも元気な子どもたち…。
元気すぎて、全然話を聞いてくれない…。
なかなか思うようにいかないことが多いですよね。
少しでもそんなお悩みの解決の手助けするために、今日から簡単に始められる3つのコツを紹介します!
ぜひ参考にしてみてください!
保育士の話し方のコツ①「命令系で話さない」
意外と単純なお話です。
大学の保育士課程とかでも言われています。
でも、忙しくなったりしてくるとどうしても口調が荒くなってしまったり、命令形で話してしますこともありますよね…。
わかってはいても実行するのが難しいことの一つではないでしょうか。
命令系は子どもに響かない
命令形や否定形で話すと自分と子どもの間に心理的距離が生まれてしまうそうです。
自分に置き換えてみてもそう感じませんか?
「あれやって」「早く子ども整列させて!」「子どもたち走らせないで!」
日々の業務に追われているとあまり感じないかもしれませんが、少しむっとなりますよね。
自分が少しでも嫌だなと感じることは子どもたちは何倍も嫌かもしれません…。
どうしても口調が荒くなってしまうときは、6秒深呼吸しましょう!
自分の感情をコントロールするために、少し間を取ってみるのがおすすめです!
保育士の話し方のコツ②「結果ではなく行動を褒める」
どうしても褒めやすいということもあって、結果だけを褒めてしまっていませんか?
「早く並べて偉いね」「苦手なもの食べれて偉いね」「~できてすごいね」
これも確かに褒めているのですが、最善の褒め方とは言えません。
ではどう褒めたらよいのでしょう?
具体的なワードを使う
先ほどの例で行くと…。
「みんなが協力してくれたから早く並べたね!」「苦手な食べ物なのに食べれて偉いね、どうして食べてみようと思えたのかな?」「」~するために~して偉いね」
簡単にですが、具体的にしてみました。
行動を褒めるというのはこういった言い方です。
ただ結果のみを褒めるのではなく、どういう行動がよかったのか、どういう気持ちでその行動したのか、そこを意識して褒めることが効果的といわれています。
結果だけ話すのは逆効果になることも
結果を褒めるということは決して悪いことではありません。
しかし、結果だけを褒める形になると子どもたちは「褒められる」ということが最終目標になってしまい、失敗することを極度に怖がってしまうようになるといわれています。
むやみやたらに結果ばかりを褒めるのではなく、褒めることも保育の大事な要素の一つと考えてみましょう!
保育士の話し方のコツ③「双方向の会話にする」
どうしてもやってしまいがちなのは一方的にしゃべることです。
先生という立場もあり聞いてもらいたい気持ちが先行してしまって、生徒からのリアクションがほとんどないなんてことも…。
そこで意識してほしいのは、コール&レスポンスです!
先生が話す→生徒の反応→先生が話す→生徒の反応…。
理想はこの形です。
一方的に話すと聞いてくれない
学生の頃を思い出してください。
朝の全体集会での校長先生の話…。
よほど面白くないと聞いてなかった人が多いのではないでしょうか。
それと同じです。
先生が一人で話をし続けていて、最初は聞いてたけどだんだん飽きてきて聞かなくなっていく…。
そうならないために、お互いに会話しているようなやりとりをイメージしていきましょう!
子どもが主体的に参加できるものにする
話を聞かせるというのは、子ども相手には特に難しいものです。
ただ、子どもが自分から参加したい!と思うようなものだと自然と来てくれるものです。
例えばこれからするお遊戯の話。
淡々と何をやるのか説明するとおそらく、集中が切れてくると思います。
ただ話すのではなく、例えばクイズ形式にしたりして工夫をしてみましょう!
保育士の話し方のコツまとめ
子どもに話を聞いてもらうって本当に大変ですよね…。
改めて話す時のコツをまとめます!
- 命令系で話さない
- 結果ではなく行動を褒める
- 双方向の会話にする
自分に余裕がないと、考えながら話すというのは難しいかもしれません。
そんな時は少し休みましょう…。
考えすぎず、まずは自分の心の余裕を作りましょう!
話を聞いてくれない悩みを少しでも解決の助けになれば幸いです!