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初めてでも安心!紙芝居の正しい読み方

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紙芝居を読む保育士

保育士のお仕事には紙芝居を子供たちに読み聞かせる業務があります。慣れていない新米保育士さんは、難しいなと感じることも多いでしょう。

もし、初めてだとすると不安も多いですよね。絵本の読み聞かせなら経験はあるけど、紙芝居は初めてという方もいるのではないでしょうか。

ここでは紙芝居の読み聞かせをやったことがない…という方でも安心して始められるように、子どもを楽しませるコツを伝授します。

また、紙芝居は読んだことあるけど、もっと上手くなりたいという方にもスキルアップのために是非読んでみてください。

そもそも紙芝居ってどんなもの?

紙芝居というものは、その名の通り、紙を使った芝居です。おそらく、誰もが見たことがあるものだと思うので、ここでは簡単に紙芝居とはどういうものかを紹介します。

紙芝居の多くは、複数人の子どもの前でストーリーを披露するものです。紙の表面には一面絵が描かれていて、裏面に登場人物のセリフや、ナレーションが書かれています。絵が描かれてある方を見せながら、書かれている言葉を読んでいくという流れです。

一つの紙芝居は、大体数枚から十数枚程度の物が多いです。一枚読み終わったら、一枚絵を抜いて、自分側に持ってくる、また読み終わったら、抜いて、持ってくるという作業を繰り返していきます。

大体抜く時は、左から右方向に抜くのが一般的です。

ただし、ものよってそれも異なるので、注意が必要です。ですが、そういった指示はすべて書かれているので、特に心配することはないでしょう。

紙をゆっくり抜きながら読んだり、一気に抜いたりなど、子どもを惹きつける方法は様々ありますが、初めて紙芝居を読むという方は、上手く読もうと考えるよりも、間違えずに読むことが大切です。

もし、紙の順番を間違えて重ねていて、読んでいる言葉と、子どもに見えている絵が合わないなんてことになったら、大変ですよね。

紙芝居の読み方をイチから解説

では、紙芝居はどのように読むのかを解説していきます。

読み始める前の準備

紙芝居を読み始める前にやることは、枚数の確認と順番に並んでいるかのチェックです。必ず番号がふられているので間違えないように一から紙を重ね合わせます。

また、表裏が合っているか、逆さになっていないかということも忘れずにチェックしましょう。これができれば、まずは大丈夫なので、読み始めることができます。

紙芝居を読み始める

さあ、紙芝居のはじまりです。とりあえず、紙に書かれている言葉を読む、読み終えたら一枚抜く。それをやるだけで大丈夫です。

間違って複数枚抜いてしまわないことだけは注意しておきましょう。初めは、スムーズに紙を抜けずに時間がかもしれませんが、慌てずに落ち着いてやっていきましょう。

その他、特別にすることがあれば、必ず裏面に指示が書かれているので、焦らず書かれている通りに進めればいいです。あとは、大きな声で読むことです。それだけやればもう完璧です。

2018.04.18
保育士のお仕事には紙芝居を子供たちに読み聞かせる業務があります。慣れていない新米保育士さんは、難しいなと感じることも多いでしょう。もし、初めてだとすると不安も多いですよね。絵本の読み聞かせなら経験はあるけど、紙芝居は初めてという方もいるの...

子どもを惹き付ける読み方

ただ、書かれている言葉を読むだけでは、あまり子どもも楽しめませんよね。皆さんも映画やドラマを見る時に、セリフを棒読みの役者さんがいたら、あまり見る気がなくなってしまいますよね。面白い話も面白くなく感じてしまいます。

紙芝居もそれと同じです。「紙芝居」という言葉通り「芝居」なので、読む時はお芝居をしましょう。登場人物になりきって感情をつけて語ることが大切です。紙芝居を読むにあたっていちばん重要なことは、子どもが楽しかったと思えるような読み方をすることです。

正直、話の内容よりも、読み方一つで子どもが興味を持って聞くか聞かないかが変わってきます。では、そんな子どもを惹き付けるために大切にしたいポイントを紹介しましょう。

声の抑揚

紙芝居を読む上で一番大切ポイント、それはズバリ、声の抑揚です。少し、声色を変えるだけでも、全然違います。ゆっくり読むところ、速く読むところ、それは自分で調整してやっていきましょう。

それをするには、物語の内容を予めきちんと把握しておく必要があります。そのため、事前の準備が大事になってきます。子どもたちの前で披露する前に、自宅で練習してから望むのがいいでしょう。

もし、聞いてくれる人がいるなら、その人に聞いてもらって、アドバイスを貰うのもいいと思います。

紙芝居の良さを伝えることも大事!

今回は、紙芝居を初めて読むという方に向けて、紙芝居の読み方を紹介しました。初めてだと、不安ですよね。この記事を読んで、その不安が少しでも減ったなら幸いです。

現代の子どもたちは、インターネットが発達した世の中で育っているので、スマホを使って動画を見るという子どもも多くなってきています。

紙芝居は数十年前と比べたら減ってきているのが現状だろうと思います。でも、この昔ながらのアナログな感じも趣があっていいですよね。

ぜひ、子どもたちを楽しませる紙芝居の読み聞かせができることを願っています。

忙しくて紙芝居を読めない!そんな時は・・・

子供達に紙芝居を読みたいのに、保育園が忙しすぎて紙芝居を読む時間がないという悩みを持つ保育士の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

人手も少なく毎日残業で、子供達に元気に接する時間も体力もない・・・このような悪い環境で働いていたら紙芝居を読むことすら出来ませんよね。

その時は転職をして新しい職場に変えることをおすすめします。

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