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保育園入園後に転職して大丈夫?内定取消・退園の心配はある?

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入園後の転職で悩む保護者

待機児童問題がなかなか改善されず、保育園入園の申請が通らない保護者の方も多いですよね。やっとの思いで入園できたとしても、保護者であるあなたの環境が変われば退園させられてしまう可能性もあります。

特に多い悩みが保育園に入園後の転職についてです。無職の期間ができてしまうこと、勤務体系が変わってしまうことによって内定取り消しや退園の心配はあるのでしょうか。

ここでは保育園に入園後の転職でどのような影響があるのか、どのように行動すればよいのかを詳しくお話しします。

保護者が働いていないと保育園には通えない!

保育園に子供が通える条件は保護者が就労していることです。保護者の就労時間によって保育園に預けられる時間が変わります。

預けられる時間就労時間
保育標準時間1日11時間まで1ヶ月で約120時間
保育短時間1日8時間まで1ヶ月で120時間未満

週5日以上フルタイムで働いていれば問題ありませんが、時短勤務やパートの場合は子供を預けられる時間が短くなってしまいます。

そもそも時短勤務の場合は入園の申請が通らない可能性もあるので注意が必要です。

2017.06.13
待機児童問題がなかなか改善されず、保育園入園の申請が通らない保護者の方も多いですよね。やっとの思いで入園できたとしても、保護者であるあなたの環境が変われば退園させられてしまう可能性もあります。特に多い悩みが保育園に入園後の転職についてです...

保育園入園後の転職はココに注意せよ!

結論から言うと保育園入園後の転職は全く問題ありません。

ただし、いくつか気をつけなければならない点があるのでご紹介します。これさえ注意すれば退園や内定取り消しになることはないでしょう。

期限付きの転職活動になる

転職活動をするために職場を辞めて一時的に無職になった場合、期限内に就労を開始しなければ退園になる可能性があります。期限は保育園や役所によって異なり、一般的には1~3ヶ月が無職でも認められる期限とされています。

この期限を問い合わせる際は保育園よりも役所に問い合わせることをおすすめします。保育園によってはかなり短い期間を期限として提示してくることがあるため、正式な期限を提示してくる役所に問い合わせてみましょう。

しかし、「役所に問い合わせたら転職することがばれてしまう」と考える人もいるでしょう。もしその段階で短すぎる期限を提示されたら困りますよね。自分の名前を出していれば目をつけられてしまうかもしれません。そこで念のため匿名で問い合わせると安心です。

基本的には隠すのはNG

「別に短期間仕事していなくてもバレないでしょ」と思うかもしれませんが、できれば隠さないことをおすすめします。

子供に何かあった場合、緊急連絡先として保護者の職場が使われることが多いです。既に退職していたら確実にバレてしまいますよね。

このような嘘が発覚した場合、保育園の信頼を失い今後通いにくくなってしまいます。保育業界は狭いですから噂が広がればあなたに何か不利益がある可能性もあります。基本的には隠さず、転職することを保育園にきちんと伝えて相談をしてください。

当然入園申請の書類偽造もやめてくださいね。

勤務時間が短くなる場合

もともとは週5日フルタイムで働いていましたが、事情により時短勤務になってしまう、といったことは起こりえます。その場合も当然保育園にその旨を伝えなければなりません。

勤務時間が短くなる場合にどうなるかは自治体によって異なります。とくに影響がないこともあれば、子供を預けられる時間が短くなってしまう可能性や最悪の場合は退園させられてしまう可能性もあります。

どうしても不安が大きければ、先程同様役所に匿名で問い合わせてみましょう。同じ園に子供を通わせているママ友などに聞いてみるのも良いかもしれませんね。

子供が年長なら見逃される?

あとまもなくで卒園する年長の子供の場合、保護者の就労状況に関わらず園に通うことが認められることがあります。

もうすぐ卒園のタイミングで退園させられた場合、子供がどのように感じるかは想像がつきますよね。そういった観点から卒園間近であれば退園させにくい傾向があります。

転職を焦らずに役所に1度確認してみてください。落ち着いてゆっくり転職活動ができるかもしれませんよ。

期限までに転職できれば特に問題なし!

ここまでの内容をまとめます。

まずは役所・自治体に現時点で転職するとどうなるのかを問い合わせましょう。個人が特定されることを避けたい人は匿名で問い合わせてください。

いつまでに求職期間がいつまで認められるのかがわかったら、転職活動を始めましょう。入念に準備をおこなっておけば数ヶ月以内に転職活動を終了できるはずです。

急いで転職したいなら「doda」

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入園後の転職でお悩みの方はまず登録して相談してみましょう。優秀なコンサルタントが的確なアドバイスをくれるはずです。

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