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保育園での楽しい水遊び、注意することともっと楽しくする方法とは?

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子供達が川で遊んでいる

私たちが楽しんでいるように子供たちも水遊びをしたいものです。子供の内から水に触れるということを経験すると水がとても気持ちいいものなんだと感じられるようになります。

長い目で見ると子供と海に出かけたりもできますよ。

保育園での水遊びをする前の注意

まず初めに、保育園で水遊びをする前に水というのが、遊び方に応じて危険を及ぼすものだということを周知させる必要があります。これについては、誰にでも言えることでしょう。

なぜなら、保育園での、水遊びをする上で事故や怪我がつきものだからです。ただ、楽しいだけではなく、楽しい裏には危険性もあるということを理解させる必要があるかと思います。

しかし、どんなに注意を払っていても、事故が起きてしまうのが、現状です。保育園ぐらいの年齢だとまだ、危ないと言われても、認識することが難しいからです。

水遊びの事故は減少傾向

データによると、保育園での水遊びの事故は減少傾向にあります。もし私が、親だったとしたら、危険なんじゃないかって考えてしまうかもしれません。

それはきっと現に亡くなっている子供がいるからで、十分に対策をしていてもこのような事故はたえることがないのが現状です。

どんなに気を配っていても事故が起きてしまうのに、どうやって対策すべきか、考えていくのが、これからの課題となってくるのではないでしょうか。


2018.04.13
私たちが楽しんでいるように子供たちも水遊びをしたいものです。子供の内から水に触れるということを経験すると水がとても気持ちいいものなんだと感じられるようになります。長い目で見ると子供と海に出かけたりもできますよ。

保育園で水遊びをする意味

では、なぜこんなに危険があるのに水遊びをするんだろうとふと疑問に思いませんか。

私たち人間というのは、気持ちよさを求める生き物です。だから、特に暑い夏の日に水で遊ぶのが好きなのです。

だからこそ小さいうちから、水に触れるという体験をするのは重要なことなのです。

3歳児の水遊び

子供というのは、早いうちから、経験を積むことによって成長していくのですが、水と触れ合うのに最も適したのが、3歳児だということをご存知ですか?

幼児期の間に水を使ってスキンシップをとることによって、親と子の絆を深めることができる最も効率の良い方法です。ただ、これだけは忘れないでください、保育園に通っている子供たちなどは、女の子と同じようにとてもデリケートな感情の持ち主です。

焦って顔にわざと水をかけたりする行為はしてはいけません。かえって逆効果になってしまいます。万が一子供たちの顔に水がかかってしまったら笑って誤魔化してください。

人は笑ってくれると笑い返したくなるものです。お互い笑い合うことによってより気持ちが通じ合います。

このような行為の延長が保育園での水と触れ合うという行動なのです。この方法をとることによって、保育園の先生と保育園の園児とが触れ合ういい機会なのです。

絆は簡単に自然と深まるものでは、ありません。絆を深めるうえで最も重要となる時期が私は保育園に通うぐらいの年齢だと感じています。

この時期に行動を起こさなければきっと子供との絆を深めるのは難しくなると考えてください。だからこそ、子供と一緒になって、遊ぶことは家庭でも保育園でも、重要な意味を成すのです。


保育園での水遊びを楽しくする方法

年代的に保育園ぐらいの年齢だとできることは限られてくると思います。その中で気になる例を挙げたいと思います。

ビニールプール

保育園の水遊びには特に、ビニールプールをお勧めします。それは何故かというと、上に挙げているように深さが無いので命に危険が及ぶリスクの回避に繋がるからです。

特に小さい子供ならなおさら利用すべきです。

水鉄砲

水鉄砲といったら、定番になるかもしれませんが、ただ的に当てるのではなく、得点などを付けたりする方がより、楽しみを増すことができます。

もちろん、的は手作りをオススメします。子供たちが、協力し合いながら作ることでよりいっそう仲間との絆を深められるからです。

流しそうめん

保育園に適しているかと言われれば、どうなんだろうと疑問に思うかもしれませんが、流れてくるそうめんを見ることによって、好奇心を沸かせる効果があります。

よく子供は好奇心旺盛という言葉を耳にしますよね?子供は楽しそうなことに興味を持つんです。


安全に気を付けて夏を楽しく!

私たちは皆子供という時代を過ごしてきて、その中で何に興味を持つかは人それぞれ違ってきます。子供がどの遊びを好むかは、その子次第ですが、人間は、より多くの経験を積むことで成長していきます。

早い内から、経験を積めば自ずと好きになる事もあるでしょう。はたまた、嫌いになる事もあります。しかし、一番大事なのは何よりも子供の安全を大切にしてあげて欲しいということです。子どもが一番危険なのは、保育園ぐらいの年齢であり、まだ何も分かっていないということを頭に入れてこれからの保育園の子供たち等の身を大人の方には守っていって欲しいです。

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