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男性保育士になるメリットは?男性保育士の実態と将来性を徹底紹介!

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保育士は、一昔前まで「保母」と呼ばれていたほど「女性が就く職種」というイメージがありましたね。

しかし、近年では男女雇用機会均等法の改正により、男性でも保育の仕事に携わりたいと思う方が増えてきました。

その結果、平成11年から保育に関する専門職の名称が「保母」から「保育士」に正式的に改められ、男性の保育士は年々増えている状況です。

この記事では、実際に保育士として働きたい男性の方に、男性保育士のメリットや将来性などをご紹介していきます。

気になる方はぜひ最後まで読んでみてください!

男性保育士の現状について

まずは、男性保育士の実態を見ていきましょう。

男性保育士って、今どれくらいいるの?

保育士という名称に変わってからは、確かに男性保育士の数が増えてきました。

では、実際にその男性保育士はどのくらいの割合になっているのでしょうか?

厚生労働省の保育士に関わる資料を調べると、平成25年に保育士登録者は約110万人になります。

その内、男性の方は僅か5万人くらいしかいません。つまり約4%になりますね。

そして、男性の保育士の就業率が女性よりも低いため、実際の割合なら約3%前後だと推測できます。

まだまだ男性保育士は珍しい存在だと言っても過言ではありません!

男性保育士の年収は女性保育士より高い

では、肝心なる男性保育士の平均年収はいくらぐらいでしょうか?

平成28年の厚生労働省のデータによると、男性保育士の平均年収は約346万円です。

ちなみに女性保育士の年収がやや低く、322万円になっています。

給与が低いというイメージが付いている保育士の仕事ですが、女性保育士より男性保育士の方が給与の待遇がよいということが分かります。

保育士を目指している男性の方にとっては、嬉しい結果ですね。

男性保育士は有給休暇を取得しやすい

先ほど、男性保育士の年収についてご紹介しましたが、つきましては給与面以外の待遇も見ていきましょう。

一番気になるのは福利厚生ですね。とくに有給休暇に関しては、男性保育士の強みと言えるでしょう。

例えば育児休暇。女性の特権だと思われがちですが、実は男性でも取得できます。

しかし他の職種だと、上司からの評価が下がったら怖いので、取るのがなかなか難しいですね。

保育士の場合は、子供を預かる立場だからこそ、男性でも育児休暇を取得しやす環境が整えている保育園がたくさんあります。

2017.07.27
保育士は、一昔前まで「保母」と呼ばれていたほど「女性が就く職種」というイメージがありましたね。しかし、近年では男女雇用機会均等法の改正により、男性でも保育の仕事に携わりたいと思う方が増えてきました。その結果、平成11年から保育に関する専門職...

男性保育士の強み、メリット

男性保育士がいることで、子供や周りの保育士にとってもたくさんのメリットがあります。

「男性OK!」や「男性保育士歓迎!」といった求人も結構見かけますね。

次は、男性保育士が保育園で働くメリットについてご紹介したいと思います。

違った分野で活躍できる

保育園で、男性がいてくれて助かる場面が結構あります。

例えば、力仕事や運転、機械関係などの仕事は女性よりも男性の方が得意としていることが多いです。他にもトイレトレーニングがあります。

男児のトイレ指導は女性保育士にとってはなかなか難しいですが、男性保育士に任せばスムーズな援助につながります。

そして、男性がいてくれることによって、防犯面でも安心ですね。

男性保育士の方が子供に人気

男女平等と言っても、やはり男性と女性では子供との接し方が違います。

子供にとっては、母親的な関わり方はもちろん重要ですが、父親的な関わり方も不可欠です。

男性保育士なら保育園でその父親の役割を担うことができるでしょう。

また、4、5歳以上の子供は常に体力が旺盛なので、女性保育士は時々子供の遊びについていけない場合もあります。

そういう時に男性保育士だったらしっかり対応できますね。これは男性保育士が子供たちに大人気な理由かもしれません。

保育士の将来性

保育士の不足が深刻になっている今、男性保育士の需要がますます増えていくと思います。

保育士を確保するため、待遇面についても徐々に改善されつつあります。

離婚自体が珍しくないことになっている現代社会では、母子家庭の子供にとって、男性保育士はお父さんの感覚を感じられる貴重な存在かもしれません。

将来では、どの保育園にも男性保育士がいるのが当たり前なことになるでしょう。

給与面に関しては、高収入の職業だと言えないですが、男性保育士ならではのメリットがたくさんあります。

将来性が期待できますので、保育士を目指している男性の方は自信を持って、保育自体を楽しむことが一番大切です。

  

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