【解説】保育士が転職するメリット・デメリットとは?
2017.09.05
今の職場に限界を感じてしまったら転職を考えますよね。
しかし、仕事を辞めてしまうということは非常に勇気のいる決断ですから、迷うのも仕方ないことです。
ここでは保育士が転職するメリットとデメリットをご紹介しますので、結論を出す際にお役立てください。
保育士が転職するメリットとは?
保育士が転職するメリットは以下のとおりです。
- 給料やボーナスが増える
- 残業が減りストレスを軽減できる
- 休暇が取れてプライベートと両立できる
- 人間関係をリセットできる
- 自分の保育観に近い保育園で働ける
- スキルアップにつながる
これらのメリットについて順番にご紹介します。ただし、全ての施設に当てはまらないものもありますので気をつけてください。
給料やボーナスが増える
保育士の方が転職を検討する理由として最も多いのが給料に関する不満についてです。
保育士の給料が安すぎる、ボーナスが少ない、などお金に関するお悩みは転職することでそのほとんどを解決できます。
金銭面を重視して求人を探すことで大幅な給料・ボーナスのアップが見込めます。
昇給なども考慮に入れて職場を探しておくと長い目で見たときにはさらに給料に差が出てきますので、早い段階で職場を変えることが大事です。
残業が減りストレスを軽減できる
人手不足が著しい保育業界では残業の多さも問題として挙げられています。
長時間の残業を積み重ねていると体調にも影響が及びかねません。
身体を壊してしまっては元も子もありませんから、自分に合わないと感じたら労働環境が整った職場への転職を考えるべきでしょう。
休暇が取れてプライベートと両立できる
人手不足の煽りを受け、休暇がなかなか取れないという保育士さんも多くいることでしょう。
家族との時間や自分の趣味など、プライベートに時間が取れないということは非常に大変ですよね。
このような場合は、休暇の制度が整った施設に転職することでプライベートとの両立も可能になるでしょう。
人間関係をリセットできる
新しい職場で働くということは職場での人間関係をリセットするということです。
あの上司が苦手、同僚とうまくいっていない、など人間関係の悩みを解消することが見込めます。
人間関係は特に改善することが難しいため、転職して人間関係をリセットすることは非常に有効な手段とされています。
自分の保育観に近い保育園で働ける
実際に保育園で働き始めてから、「あれ?自分の思っていた保育と違うな…」と感じることもあるかもしれません。
施設によって、保育をおこなう上でどのようなことを大切にしているのかという部分は大きく異なります。
一人ひとりをじっくり見てあげたいのに入ってみたら一人で見る子どもの数は非常に多くてじっくりなんてとても見られない…なんてことはよく聞く話です。
少しでも違うなと思ったら転職することで自分の理想通りの保育ができるかもしれません。
スキルアップにつながる
他の施設で働くことでまた新しい保育ができるなど保育士としてのスキルアップに繋がります。
施設ごとに重視するポイントや保育感が違うので多くの施設で働いてみることはとても大事です。
また、乳児院や企業内保育所など保育園以外で働いてみることも視野が広がるのでとてもオススメです。
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是非参考にしてみてくださいね。
保育士が転職するデメリットとは?
保育士が転職するデメリットは以下のとおりです。
- 退職金の額が減る
- 有給休暇がすぐに取得できない
- 年下の上司ができる
- 人間関係の構築が必要
これらのデメリットを詳しく解説していきます。
退職金の額が減る
退職金制度がある場合は基本的に積立式なので勤続年数が長いほど退職金が多く貰えます。
転職することでまた1から積み立てなければならず、勤続年数の上限も下がるため退職金の額が減少してしまうデメリットがあります。
既に退職金のことを考えている人は少ないかもしれませんが、念のため頭に入れておいてください。
有給休暇がすぐに取得できない
一般的に有給休暇は就業開始して半年後に付与されます。よって半年は有給休暇が取得できない時期が続くことになります。
困るのは病気やケガで長期間休むことになったときです。有給が取得できないため収入がありません。
大きすぎるデメリットではありませんが、いざという時の安心感は無いかもしれませんね。
年下の上司ができる
たとえ中途採用だろうと就業後は後輩として扱われます。そのため年下の上司ができることが珍しくありません。
そこまで気にしない人は良いのですが、年下の上司側が気を遣うかもしれませんよね。
適度な距離感で接していきながら関係性を作っていきましょう。
人間関係の構築が必要
先程メリットとして「人間関係をリセットできる」と言いましたが、「人間関係を構築しなければならない」というデメリットとしても捉えられます。
人間関係は短期間で構築することは難しいですし、誰とでも仲良くなれるという人は少ないものです。また1から人間関係を構築するのを面倒に感じてしまう人もいます。
職場に馴染めないことは非常に辛いので、自分が馴染めそうな職場を探しましょう。
保育士転職のメリット・デメリットを踏まえて自分に合った選択を!
ここまで保育士が転職するメリットとデメリットを紹介してまいりましたが、いかがでしょうか?
これらを押さえた上で自分にあった選択肢を選んでくださいね。
また、転職するにあたって保育士は高い理想を掲げがちですが、必ずしも理想通りの施設で働けるとは限りません。理想の求人を見つけたとしても採用されるかは分かりません。
理想通りの結果になるかどうかは自分の努力次第です。
事前準備をしっかりとおこない、万全の体制で転職に臨みましょう!
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