あなたはどっち?保育士に向いている・向いていない人の特徴まとめ
2018.03.12
子ども好きな人が集まっているイメージのある保育士ですが、それ以外にも向き不向きはあるのでしょうか?
今回はさまざまな面から保育士に向いている人、向いている人の特徴をあげてみました。
保育士に向いている人の特徴は?
子どもが好き
まず大前提として子どもが好きなことです。これは世間一般のイメージからしても一番に思いつくことだと思いますが、やはり子どもが好きでなければやっていられません。
基本的に保育士の仕事は思っているよりもずっとハードで、時には子どもと走り回ったり、言うことを聞かない子どもにも必死に相手しなければいけません。その時に子どもが好きという気持ちがなければ、疲れて子どもを相手にするのが嫌になりストレスになってしまうでしょう。
だから子どもが好きでたとえ仕事が大変でも子どもの笑顔を見れば元気になれるくらいの人が向いていると言えます。
体力がある人
先程も言いましたが保育士の仕事は想像以上にハードで体力勝負のような面があります。子どもをおんぶ、抱っこしたり重い荷物を運んだり、そのハードさから腰痛に悩まされる保育士も多いくらいです。
また女性ばかりの職場なので困った時は男性に頼む、といった方法も通用しません。そのため女性らしいか弱い人よりも多少女らしさを捨てられるくらいたくましい人のほうが向いているでしょう。
ポジティブな人
保育士ははたから見ると温和で優しいイメージが強いと思いますが、実際はそれを維持できる精神力が必要です。職場の人間関係や保護者とのトラブルなど頭を悩まされることも多い仕事ですが、どんなに大変でも子どもや保護者の前では「いつも明るくて優しい先生」でいなければなりません。
その意味でどんなに悩みや疲れがあっても深く落ち込まずにポジティブに切り替えられる人が向いています。
責任感と忍耐力がある人
保育園は保護者から大事な子どもを預かっているので、その間に子どもに何かあったらそれは全て保育士の監督責任になります。そのため常に人様の大切なお子さんを預かっているという意識を忘れず、ケガやトラブルに細心の注意を払って責任感を持って子どもに接することの出来る人でなければなりません。
また、子どもは常に自由で大人の予想を超えた行動をするものです。そのため自分の思うようにいかないことも多いでしょうが、そこでくじけずに忍耐強く子どもと向き合っていける人が向いているでしょう。
逆に保育士に向いてない人の特徴は?
潔癖症の人
保育士は子どもを日々相手にするので、いちいち汚れなどを気にしてはいられません。子どもと一緒に泥遊びをしたり、子どもの鼻水を拭いてあげたり、時にはおもらしや嘔吐物も処理しなければなりません。
自分自身が清潔なのはもちろん保育士にとって望ましいことですが、それを毎回気にしているようでは仕事に支障が出ます。
もともときれい好きだったけど保育士を始めてから気にならなくなったというケースももちろんありますが、重度の潔癖症だと治らない可能性も高く、本人にとっても働いていてそれがストレスになってしまうので保育士は向いていないと言えるでしょう。
恥ずかしがりな人
保育士はどうしても人前に出ざるを得ない職業です。子どもに絵本を読み聞かせしたり歌を歌ったり劇の見本をしたり、それらを堂々とやれるだけの度胸がないとできません。
子ども相手なら大丈夫だろうと思う人もいるかもしれませんが、時に保護者も見ている前でそういったことをやらなければいけないこともあります。
そのためもともと人前に出ることが苦手で大きな声を出すのが苦手といった人には厳しいでしょう。
運動や工作が苦手な人
保育士は子どもと追いかけっこや運動をしたり、工作をする際も子どもたちの見本とならなければいけません。
特に工作は発表会の前などは装飾物も保育士が夜な夜な作ったり、子どもに作ってとねだられたりすることもあります。
その時にたとえば筆者もそうですが手先が不器用で工作が苦手だったり、運動が極端に嫌いで子どもと楽しめないような人は苦労するでしょう。
成果主義の人
すぐに結果が目に見える形で出ないとやりがいを感じられないような成果主義の人も保育士には向かないでしょう。子どもは何かあることをすれば絶対に成長するということはなく、その成長速度もそれぞれです。
そのため日々の中で成果をはっきりと感じることが難しい職業だと言えます。場合によっては保育園を卒業してからあの時の教育がよかったんだとあとになってやっと気づくこともあるでしょう。
そのため直接的な成果がでなくても頑張れる人でないと続かないでしょう。
向いているなら保育士を目指そう!
保育士は単に子どもが好きというだけでは務まらないということがわかったと思います。
しかし一方で子どもが好きなことはやはり何より重要であり、たとえ向いていない面があっても子どもに対して熱意と愛情を持って接することができれば乗り越えられることもたくさんあります。
これから保育士を目指そうと考えている人などはぜひ参考にしてみてください。
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