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【2歳児】保育&クラス担任のポイントを解説!

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2歳児の保育

徐々に自分でできることも増えてくる2歳児は、「やりたい!」と「嫌だ!」という気持ちが全面に出てしまう年頃です。2歳児は保育の観点からみても難しいとされています。

2歳児のクラス担任になったはいいものの、園児にうまく対応できずに困っている、という保育士さんも多いことでしょう。2歳児のクラス担任をうまくまとめるためにはどのようにすればよいのでしょうか。

ここでは2歳児の特徴や保育のポイントを詳しく解説します。

2歳児の特徴とは

2歳児の特徴を以下にまとめたのでご覧ください。

  • 足の運動機能が発達する
  • 走ったり、飛び跳ねたりといった足の運動機能が急激に発達します。つま先立ちといったある程度の筋力が必要とされる動作もできるようになります。外遊びが楽しくなる年頃でもありますね。

  • 手先が器用になる
  • 手や指で繊細な動きができるようになります。細かい作業や複雑な作業であってもある程度はできるようになり、力加減も徐々に覚え始めます。

  • 自分の体重を支えられる
  • 2歳児になると自分の体重ほどのものを支える筋力がついてきます。鉄棒にぶら下がることもお手のものです。

  • 言語力が高まる
  • 対話力や語彙力が飛躍的に上がります。新しい言葉を覚えることに意欲的になるのでほんの読み聞かせはとても喜びます。

  • 創造性が高くなる
  • 粘土や紙でなにかを作るといった創造性の高い遊びが好きになります。子供の感性にはいつでも驚かされますよね。

  • チャレンジ精神が旺盛になる
  • いろいろなものにとにかく挑戦したくなります。ときには危険を伴うこともあるので注意深く見てあげてください。

  • 記憶力が上がる
  • 文章を覚えたり、友達や先生の名前を覚えたりできるようになります。また、他の人が話した言葉を記憶してまねすることで新しい言葉を身に付ける、といったこともできるようになります。

  • 強く反抗する
  • 2歳児は「イヤイヤ期」と呼ばれるほど反抗したくなる年頃です。「やっちゃダメ」と言われるとやりたくなるし、「これやって」と言われるとやりたくなくなるといったあまのじゃくなところもあります。園児の中には特に反抗する意思が強く、保育士さんを悩ませる園児もいます。

  • 複雑な感情が芽生える
  • 「嫉妬」や「思いやり」といった大人でも難しい感情が芽生え始めます。自分のことを大事にして欲しい、と思いながらも相手を思いやる気持ちも理解し始めるようです。

  • 集中力があがる
  • 2歳児になると1人で遊ぶときや話を聞くときなどの集中力があがります。保育士的には話を黙って聞いてくれるのでとてもありがたいですよね。その反面、不必要なところに集中しすぎて言うことを聞かない場合もあるようです。

  • おねしょが減る
  • 1人でトイレに行けるようになり、だんだんおねしょの回数も減ってきます。親御さんとしては洗濯の回数が減ってうれしいですよね。

    2歳児保育&クラス担任のポイント

    ここからは2歳児クラスの担任になった保育士さん向けに2歳児保育のポイントをご紹介します。

    これさえ押さえれば2歳児保育はバッチリです!

    園児の挑戦を手助けする

    2歳児はとにかくいろいろなことに挑戦したくなりますが、それをやめさせる必要はありません。むしろ積極的にサポートしてあげてください。

    なにかに挑戦するということは新しい学びを得ることにつながります。園児の自主性を重んじてうまくチャレンジできるよう促してあげましょう。

    ただし、ケガなどのリスクがあるものに関してはきちんと止めてあげてください。

    外遊びを増やす

    足の運動機能が発達したり、自分の体重を支えるだけの筋力がついたりなど、2歳児は身体能力の伸びが凄まじいです。だからこそ外で遊ばせてあげてください。

    体を動かすことで運動機能がさらに向上しますし、身体能力が向上したからこそ殻を動かすことが楽しく感じるようになる園児も多いです。ぜひ積極的に外に連れ出してあげましょう。

    ただし、外遊びはケガをするリスクも高いので、全員をきちんと見てあげられるだけの保育士の数を確保してくださいね。

    園児同士のトラブルに注意

    複雑な感情が芽生え始める時期なので園児同士でケンカになることがよくあります。園児同士のトラブルをうまく収めることも保育士の仕事です。

    お互いに悪いところを認めさせ、「ごめんなさい」と言えるよう手助けしてあげましょう。園児たちの成長につながります。

    また、問題が大きくなると保護者を巻き込んだトラブルになってしまうので、はやめに解決するように心がけてください。

    「イヤイヤ」を受け止める

    お話ししたとおり、2歳児は反抗する意思が強い「イヤイヤ期」です。そんな園児の「イヤイヤ」をきちんと正面から受け止めてあげてください。

    受け止めると言ってもただ聞いてあげるのではありません。どうして嫌なのか、どういう気持ちなのかを聞き出してあげましょう。

    そのうえで間違っていることを指摘してあげると園児もすんなり納得してくれます。甘やかすのではなく、受け止めることが大事です。

    2018.04.10
    徐々に自分でできることも増えてくる2歳児は、「やりたい!」と「嫌だ!」という気持ちが全面に出てしまう年頃です。2歳児は保育の観点からみても難しいとされています。2歳児のクラス担任になったはいいものの、園児にうまく対応できずに困っている、という...

    2歳児の「イヤイヤ」は広い心で

    あまりに反抗されるとイラッとしてしまうこともありますよね。しかし、プロの保育士としてそのような感情を抱くのはご法度です。

    広い心で受け止めて、園児のために何ができるのか考えてあげてください。

    2歳児は成長が早いので、毎日の仕事でやりがいも感じやすいですよ。

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