保育士の子供嫌い、解決策ってあるの?
2018.05.11
保育士は子どもと接するお仕事なので、保育士として働いている人は皆子どもが好き。そう思っている人はたくさんいますが、実は働いているうちにどんどん子どもを嫌いになってしまう保育士さんもいるのです。
では、どうして子供嫌いになってしまうのでしょうか。
保育士が子供嫌いになる瞬間って?
実際にどの瞬間で子供嫌いに陥ってしまうのでしょうか。代表的なものを集めてみました。
◯◯先生は嫌いだ!と言われた時
「◯◯先生は嫌い、◯◯先生が好き。」その言葉を聞くと誰でもショックになりますよね。自分の言うことは何も聞かずに逆らうか泣くか、どんなに子どもが好きでも傷ついてしまうのではないでしょうか。
自分の言うことを聞いてくれない時
大勢の子どもをまとめるのには慣れが必要なので、最初から出来ることではありません。しかし、しっかりとまとめなくては子どもが怪我をすることにつながってしまうので話を聞いてもらわなければいけません。
まとめなくてはというプレッシャー、でも騒ぎ続けるという現状にはさまれて追い詰められてしまうかもしれません。
便や尿で汚れてしまう
オムツ替えや嘔吐物の処理など汚れる仕事をする役目を持つのも保育士の仕事。
はじめはなかなか慣れずに辛いと思う方も多いですが、経験を重ねていけばなれてしまうのがほとんどです。
しかし、家庭と違ってたくさんの子どもの分の仕事をしなくてはいけないので子ども嫌いになる方も多いでしょう。
過酷な労働環境の時
どんなに子どもが大好きで、仕事に熱意を持っていても労働環境が悪ければストレスが溜まり、子供嫌いのきっかけとなってしまうのではないでしょうか。
些細なことでイライラし冷静でいられない自分にもイライラし、自己嫌悪に陥るようになったらもう危険、思い切って環境を変えるのも一つの手かもしれません。
そもそもどんな人が保育士に向いていないの?
子どもが大好きだった保育士が子供嫌いになる瞬間を紹介してきましたが、そもそも保育士にあまり向いていない人もいるようです。どんな人が向いていないのでしょうか。
自己管理ができない人
保育士はとても体力を使う仕事なので、体力が必要だと思う方は多いかと思います。
しかし、体力以上に必要なのは自己管理をする力。栄養や睡眠が足りなければ自分の持っている力を出すことが出来ませんし、子どもから病気をもらって体調を崩すということにもなります。
人間関係を作るのが難しい人
保育士は本当にどこに行っても人とのコミュニケーションばかりです。先輩、同僚、保護者、子ども等関わる立場も年代も違うので悩まされることが多いかもしれません。
しかし、大事なのは自分らしく働くことなのでそのままの自分を出していき、ダメだったら次の職場を探そうという気持ちで働けばいいでしょう。保育士の仕事は人手不足と言われているので職場は探せばたくさんあります。
ピアノ、絵、歌が下手な人?
保育士になるからにはピアノや絵、歌が出来なければいけない!常識のように思われているかもしれませんが、本当にそれは正しいのでしょうか。
確かにピアノや絵、歌等が上手な方がいいのですがどうしても出来ない人は保育士になれないということではありません。大切なのは出来ないならどうするかを考えることです。
例えばピアノは右手がなんとか引くことが出来れば子どもはメロディーに合わせて歌えます。絵は行事等の時、はじめにネットや絵本からイラストを見つけておき真似し
て描く等の工夫をすればなんとかなるでしょう。自分の工夫次第で状況を改善することができるのです!子どもとの正しい接し方がある!?
子供嫌いになってしまう保育士さん、実は子どもとの正しい接し方があるということをご存知でしたか?以下に詳しく接していきます。
子どもをコントロールしようとしない
保育士は忙しさのあまり、子どもをコントロールしようとしがちです。そうではなく一回落ち着いて、子どもが何を求めているのか何を思っているのかを汲み取ってみましょう。
信頼関係を少しずつ作っていくことで遠回りのように感じるかと思いますが言うことを聞いてくれるようになるのです。
叱り方を工夫する
子どもがやってはいけないことをやってしまった時はまずは理由を聞いてあげましょう。理由を言って分かってもらえたら子どもも安心してその後の話を受け止めることができます。
叱るときはやってはいけない理由や変わりの方法をしっかりと伝えてあげましょう。
耐えられなくなったら一回リセットしよう!
子供嫌いのまま働いていても楽しくないし、どんどんストレスが溜まる・・・そんな時は上記で紹介した正しい接し方を実践してみたり、先輩に相談したり等の状況を変える工夫をしてみましょう。
それでも改善しない、耐えられないって時は思い切って転職をすることをオススメします。環境を変えれば心もスッキリして新しい自分として始めることができるのではないでしょうか。
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