子供の成長に大切!保育士がするべき子供の上手な褒め方とは?
2019.01.15
保育士の皆さん、子どもの褒め方について悩んだことはありませんか?
人を上手に褒めることは難しいですし、特に子どもは繊細です。
保育士として子どもを上手に褒めて、子どもたちに自信がつけられるようにしたいですよね。今回は子どもの上手な褒め方をご紹介します。
子供を褒めることはどうして大切なの?
まずは子供を褒めることの大切さについて説明します。
子どもの自己肯定感を高める
子供が成長をしていく上で、「褒められた」という経験は非常に大切です。
褒めてもらうことによって、子供は「自分は受け入れられている」「自分は良いことができたんだ」と感じるようになり、自己肯定感を養うことができます。
自分自身を受け入れて信じることができます。そうすることで自信が芽生えます。
子どものやる気につながる
さらに、褒めることには自信をつけること以外にも、新たなことにチャレンジしてみようという意欲的な姿勢を育むことに繋がります。
保育士が果たすべき使命は、普段から上手に褒めることを実践し続け、子供たちが前向きに生きられるように背中を押してあげることなのです。
保育士がするべき子供の上手な褒め方とは?
「褒めることの大切さは分かってはいるけど、上手く褒めてあげられない…」「どうやって褒めてあげたら良いの?…」と不安に思う保育士の方に向けて、ここからは褒め方のテクニックを紹介します。
当たり前のことでも褒める
「いつもおもゃを片付けてくれてありがとう!〇〇くん流石だよ!」というように当たり前にやっていることもしっかり褒めて挙げましょう。当たり前にやっていることが良いことなんだと実感してもらえます。
良いことをしていると実感することが子供たちに自信をつけ、前向きに成長できることに繋がります。
子どもに伝わるように褒める
子どもは「すごいね」「頑張ったね」という言葉だけでは何を褒められているのか分かりません。
「〇〇ちゃんおもちゃのお片付けありがとう~。キレイに並べるの上手なんだね!」というように具体的に何を褒めたのかを教えてあげることで、子供に「自分は〇〇をして褒められたんだ!」と実感してもらえます。
褒め方が伝わっていなければ意味はありません。きちんと子どもに伝わるように具体的に褒めるようにしましょう。
結果以外にも頑張りを褒める
結果を出したときはもちとん褒めてあげたいですが、結果が出なかったときでも、その頑張りや努力の過程を褒めるようにしましょう。
「今日の運動会、いっぱい走れたね。いつもかけっこの練習を頑張ってたもんね!すごいよ!」というように結果だけでなく、その過程を褒めてあげることも子供の自信を育むことに繋がります。
子どもがまた新しいことに挑戦しようという気持ちを奮い立たせるでしょう。
保育士が注意すべき子供のダメな褒め方とは?
次にダメな褒め方についても知っておきましょう。
ダメな褒め方をしてしまうと、子供たちが正しく成長する上で逆効果になってしまいます。
普段の自分が気づかないうちにやっていないか確認しましょう。
子ども同士を比較してしまう
「〇〇ちゃんよりすごいね」という褒め方は「他の子と比べて自分はすごいんだ」と子供が思ってしまうため、正しい成長に繋がりません。
イジメなどにも繋がりかねないので、自分がつい言っていないか振り返って見てください。
その場で褒めてあげない
その場で褒めてあげないと子供は自分がなぜ褒められたのかを理解できない場合がほとんどです。
また、理解できたとしても、すぐに褒められた方が嬉しいものです。褒めるときはタイミングを逃さないようにしましょう
わざとらしさが滲み出てしまう
「上手だね!」「すごいよ!」といったありきたりな言葉だとわざとらしくなります。
いくら子どもでも本気で褒めてもらえていないと分かるため逆効果です。
その子に目を向けて、行動をよく観察してみましょう。具体的に褒めることが効果的です。
目を見て褒めない
子どもを褒めるときには目を見て話すようにしましょう。目が合うことで、子どもは自分に話しているのだと認識するし、言葉も伝わりやすいです。
子どもが遊んでいたり何かしながらだと、目が合わせづらいときもあります。しかし、褒め方だけでなく態度にも気をつけるようにしましょう。
保育士は上手な褒め方を極めて子供のすこやかな成長をサポート!
保育士として、子供をどうすれば上手に褒められるかについて説明しました。
「上手に褒めることの大切さは分かっていてもどうすればいいか分からなかった」「保育に追われて余裕がなくなってしまうと実践できなかった」という方もいらっしゃるでしょう。
上手に褒めてあげることが子供も保育士も元気でいられることに繋がりますので、上手に褒めるためのポイントを覚えておくことで、子供たちの正しい成長を導ける保育士になりましょう!
毎日忙しくて子供を褒める余裕がない保育士は転職しよう!
子供の動向に目を向けてタイミングを逃さず褒めることは大事ですよね。
あまりにも忙しくて子供を褒める余裕がない場合は転職を考えてみるのもいいでしょう。
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