保育士に大切なこととは?子供目線・保護者目線から解説!
2018.09.13
近年、待機児童の増加で保育園の需要が高まってきています。
皆さんは、もしも自分に子供がいたら、どんな保育園に預けたいと思いますか?
また、自分の子供がどのように育ってほしいと願いますか?
きっと、子供が生き生きと充実した生活を送れる環境の整っていることが理想の保育園なのではないでしょうか。
その理想の保育園を作り上げるのに最も重要なのが保育士です。
保育園は、保育士の子供の接し方や指導によって大きく変わっていきます。
そこで、今回は保育士が子供の成長を見守るうえで大切なことについて焦点を当てていきます。
まず初めに、「子供」の視点からみた保育士にとって大切なこと、次に「保護者」の視点からみた保育士にとって大切なことを、それぞれの視点から見ていきます。
子供目線で保育士に求められることとは?
子供の立場からみて、保育士に求める大切なことは3つあります。
子供の気持ちに寄り添って臨機応変に対応すること
大人の立場から物事や状況をとらえようとすると、どうしても保育士が介入し物事を簡単に解決する手段を取ってしまいがちです。
しかし、子供にとってはすべてが新しい経験であり、自分で解決する力を養う場面でもあります。
このような場面では、子供の様子を注意して見守りつつ子供が間違った判断をしている場合にそれが良いことなのか、それともダメなことなのかを教えることが大切です。
子供と同じ視点やテンションで物事に取り組むこと
子供は保育園で生活していく中で、それぞれ得意なこと・苦手なことがあります。
子供は十人十色でタイプもそれぞれ異なります。
そこで保育士は、それぞれの子供の気持ちに寄り添って、その子と同じ気持ちで物事に取り組んでいくことが大切です。
子供の気持ちとズレが生じると、子供と信頼関係を築くことができません。
子供の気持ちを保育士が理解してあげることで、子供は保育士への愛着が増していきます。
どの子供にも平等に接すること
簡単なようで意外と難しいことですが、保育士は子供ひとりひとりの個性を認めてあげることが大切です。
中にはどうしてもうまく関わることができない子供がいるかもしれませんが、大きな心で接していくことが肝心です。
保護者目線で保育士に求められることとは?
保護者の立場からみて、保育士に求める大切なことは、3つあります。
子供の面倒をよく見てくれること
子供が元気に怪我無く帰って来ることは、保護者にとって何より重要なことです。
保育園では、保育士は常に保護者の代わりに子供の面倒をみているという意識を常に持つことが大切です。
1人ではなく全体を見なければならないので、視野を広く持つことも同時に意識しましょう。
子供と良好な関係を築くこと
子供にとって、保育士は保護者と同じ存在です。
普段から子供とたくさん話をすることでこの子供の変化に気付きやすくなります。
子供が困っている時、悩んでいる時は保護者の代わりになったつもりで親身になって相談に乗ってあげましょう。
保育園とこまめに連絡を取ることができること
保育園で何か問題が発生した際、すぐに保護者とコンタクトを取れることが大切です。
保護者は保育園の様子をすべて把握することができないので、確かな情報を頼りにしています。
保育士の素早い対応と連絡が保護者との信頼関係を築くうえで重要です。
保育士に一番大切なこととは?
保育士にとって一番大切なことは「思いやり」と「言葉」です。
保育士は日々たくさんの業務と子供のお世話で、かなり大変なお仕事でストレスも溜まることがあると思います。
余裕がなくなると人間は人に当たってしまったり、何事に対しても適当に済ませようとしてしまいます。
しかし、保育の場では、常に思いやりを持って子供と関わっていくことを意識しなければなりません。
そして、保護者から大切な命を預かっているということを忘れてはいけません。
思いやりさえあれば、子供や保護者と良好な関係を築いていくことができるでしょう。
また、子供は大人の会話の中で使われる言葉を吸収します。
そのため、言葉は子供に大きな影響を与えるので、ネガティブな言葉や思いやりのない言葉を使わないようにしましょう。
これらは子供の発達に悪い影響を与えてしまいます。
一方で、ポジティブな言葉や子供が喜ぶような素敵な言葉をかけてあげることは、子供の心を成長させる重要な要素になるので子供の自信につながります。
また、褒めてあげることでもっと難しいことにチャレンジするようになります。
このように言葉一つで子供の成長が大きく変わってしまうので、保育士はポジティブな言葉を使うように心がけましょう。
大切なことを意識したら保育が楽しくなる!
保育士の仕事は大変ですが、子供の成長を直に感じることができる魅力的な仕事です。
保護者や子供とうまくいかない時、辛い時は一度原点に立ち返ってみてください。
そして、これらの保育士にとって大切なことをもう一度確認してみてください。
きっと、今まで以上に保育の仕事を楽しむことができるのではないでしょうか。
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