キャリア形成に役立つ!ボランティア保育士という新たな働き方を知ろう
2019.03.15
ボランティア活動にも様々なものがありますが、その中の一つにボランティア保育士という選択肢があります。
専門的な資格を持っていなくても保育士として活躍できるのがボランティア保育士で、学生や社会人にもボランティア保育士として働いている方が数多くいらっしゃいます。
保育園ごとにボランティア保育士を受け入れているかどうかがわかれているので、活動できる場所については自分で探さなくてはいけません。
しかし、子供たちと積極的に関わりを持つことのできる良い機会ですのでおすすめの活動になります。
本記事ではボランティア保育士とは何か、受け入れている保育園の探し方とその内容について迫ります。
ボランティア保育士とは
そもそもボランティアの定義って?
まずボランティアとはいったい何だったのかについて確認です。ボランティアとは、自発的に奉仕活動や人の役に立つ活動を行うことを総称したものを指します。
ボランティアといえば無償で働くというイメージを持たれている方が多いかと思いますが、最近では人口減少の影響を受けて人手が必要なことが多く、有償でのボランティア活動を受け入れている団体も多くなっています。
そして、ボランティアは多くの場合学生が自発的に参加しており、活動内容によっては普段は関わることのない年齢層の方と関わる機会が得られることができます。そのため、社会勉強の一環として自ら取り組んでいる学生が多く、社会人の方でも時間を見つけて参加をしているということが多いようです。
その中でも最近注目されているのが、本記事で紹介するボランティア保育士です。
ボランティア保育士って何?
幼稚園や保育園、子供園といった児童福祉施設の中には人材不足に悩まされているところも数多くあり、ボランティア保育を求める声が大きくなってきています。
ボランティア保育士として活動している方のほとんどは保育士を志している学生であり、実地経験や子供との関わり方を学ぶために参加しているようです。
人手を欲している児童福祉施設と保育士を目指している学生との間で需要と供給のバランスは取れているのですが、実はボランティア保育士の受け入れに対しては前向きな意見ばかりというわけではないようなんです。
保護者の立場として考えてみると分かるのですが、自分の大切な子供を預けるならば保育士の資格を持っている方にしたいと思うことが一般的です。
資格のない一般の方やボランティアで参加している方に自分の子供を預けることへの不安を示される方も多くいらっしゃいます。
したがって、施設によってボランティア保育士を受け入れているかどうかが分かれているのです。
子供のお世話をしたい、保育士さんのお手伝いをしたいと考えている気持ちはとても大事なものですので、まずは参加を受け入れている園を探すところから始めましょう。
次の項目で保育園の探し方についてご紹介します。
ボランティア保育の内容とは?
では、ボランティア保育士としては実際にどのような活動ができるのでしょうか?
施設によって詳細な活動内容は異なりますが、基本的には次のようになっています。
- 子供たちの相手をする
- 施設の掃除など雑用を行う
- 保育士さんの補助を行う
子供たちの相手をする
子供たちの相手をすることについては、絵本を読んであげたり、一緒に歌ったりと、遊び相手になってあげることが多いです。
実習生の場合やボランティアの場合でも、子供たちは新しくやってきた大人の人に遊んで欲しくて群がっていきます。そこで子供たちと仲良くなれば一躍園の人気者になることができるかもしれません。一緒に遊ぶ場合には、子供たちが怪我をしないように注意をすることが大切です。
施設の掃除など雑用を行う
施設の掃除といった雑用は、子供たちが健やかに育つことや保育士の方が快適に業務をおこなえることに繋がるので、しっかり行いましょう。
将来保育士を志しているのであれば、保育士になった後でおこなうことも多くありますので、必要なスキルは今のうちに身につけておくと良いでしょう。
保育士さんの補助を行う
保育士さんの補助に関しては、有無や内容が園によって変わっていきます。ですが、その中で大事なのは保育士さんの指示を聞いてお手伝いを行うということです。
子供たちの相手や雑務に追われてなかなかボランティアの方に指示出しできないというケースもありますので、その時は自分から分からないことを聞くことも大事です。
ボランティアが保育できる保育園を探すには
ボランティア保育士になるためにはどうしたらいい?
ボランティア保育を受け入れている幼稚園や保育園を見つけるためにまずおすすめしたいのが、地方自治体にあるボランティアセンター社会福祉協議会に問い合わせを行うことです。
子供たちのお世話をしたい、保育士さんのお手伝いがしたいという真剣な姿勢を伝えることによって、受け入れが可能な施設について紹介してくれることがあります。
また、自分が卒園した幼稚園、保育園などを頼ってみるのも一つの手です。
それ以外にも大学の授業などの実習で働いた園があれば頼ってみましょう。
ボランティア保育士の採用条件は?
保育士や幼稚園教諭などの資格を所持あるいは取得に向けて勉強している段階であったり、児童福祉施設での勤務経験があったりと、一度でも保育園や子供たちとの関わりがあれば受け入れてもらえることもあるようです。
受け入れが不可能な場合でも、他の園や施設を紹介してくれるなど、あなたの力になってくれることもありますので積極的にチャレンジをすることが大切です。
キャリア形成に役立つ「ボランティア保育士」
ここまでボランティア保育士とは何か、受け入れをしている園の探し方、活動の内容についてお伝えしました。
活動をしたいと考えている方も、受け入れるかを検討している保育園の方も、本記事をきっかけにボランティア保育について改めて考えてみてはいかがでしょうか?
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