【ママさん必見】現役保育士から学ぶ子供の寝かしつけ方法
2018.01.30
お昼寝の時間なのに子供は全然寝てくれないという経験はどのママさんにもありますよね。そんなとき、プロである保育士さんはどのようにしているのでしょうか。
ここでは現役保育士である私が子供の寝かしつけ方法をご紹介します!難しい技術はいりません。読めば誰でもできるようになりますよ!
実はプロの保育士でも困っている子供の寝かしつけ
実は、子供の面倒を見るプロである保育士さんでも子供の寝かしつけに困っているのです。p>
寝かしつけで困った時はありますか?という保育士や幼稚園教諭の免許を持っている人に向けたアンケート調査によると、「ある」と答えた人が95.6%、「ない」と答えた人はわずか4.4%です。p>
いわゆる子育てのプロに向けた調査なのに9割以上の人が子供の寝かしつけに困っています。p>
それだけ子供を寝かせることは大変なことなのです。p>
次に、寝かしつけの際、どんな時に困りますか?という質問には以下のような回答が得られました。p>
- なかなか寝ない:73.5%
- 床におろすとすぐに起きてしまう:50%
- ぐずると周りの子が起きてしまう:50%
- すぐ起き出してしまう:27.9%
- ぐずって泣き止まない:17.6%
プロである保育士でもなかなか子供が寝てくれないことに悩まされていますね。p>
現役保育士に聞いた!寝かしつけるときの工夫
ここからは現役保育士に聞いた寝かしつけの工夫についてお話します。
人が寝る時は副交感神経と呼ばれるものが働きます。これはリラックスしている状態のことです。p>
逆に、遊んでいる時は交感神経がよく働きます。このとき心も体もよく動きます。p>
まとめると、寝るときは興奮している状態からリラックスしている状態に切り替える必要があります。p>
しかし子供は自分でそんな切り替えはできません。遊び疲れて寝ることはありますが、寝るためにリラックスしようという意識はないですよね。だから子供は中々寝てくれないのです。p>
そのためにはまず大人が環境を作る必要があるのです。p>
もっとも効果的!ボディータッチ
一番多い方法は「体の一部をさする」方法、ボディータッチです。子供の一部に触れることで安心感を与えます。p>
中でもいくつかのパターンに分かれており、耳やおでこを撫でる、髪を撫でる、頭と背中をさする、などがありました。p>
現役保育士への調査によると頭のマッサージが一番効果的で、おでこなどに手を載せると自然と目を閉じるようになるそうです。これにはアイマスクの効果もあるため寝付きがよくなるのです。p>
また、眉毛や眉間をマッサージするのも効果があるようです。優しく円を描くようにマッサージをしましょう。p>
次に多い部位として、かたや首があげられます。子供の行動方法はハイハイなので肩や首の筋肉を使います。使った筋肉や凝りの部分を解してあげることで血行が良くなります。p>
普段パソコン作業などをする大人でも肩こりが改善すると寝付きが良くなるといいますよね。保育士さんはこの原理を子供にも使っていました。
誰でも簡単!トントンテクニック
続いて心音を使ったテクニックです。p>
子供の心音のリズムでトントンする、伸ばした足の上に仰向けに寝かせてとんとんしながら足を上下に揺らす、などの方法が多く用いられているようです。p>
さらにトントンしながら添い寝をするとより効果があると言う保育士もいました。子供はよく知っている人がそばにいることで安心して寝ることができます。p>
また、体温や呼吸の音が伝わってくるとより安心感を与えます。一回寝たのに起きてしまった時、に現役保育士がよく使っているテクニックだそうです。p>
生活リズムを整えよう!
充実したお昼寝のためには規則正しい生活リズムを保つことも影響します。生活をルーティーン化して決められた動作を繰り返す事で習慣づけることができます。p>
例えば、布団に入ったら絵本を読む、寝る前にホットミルクを飲むなどをしてみましょう。この作業をしたら次は寝なきゃ、と子ども自身に記憶させます。保育士は園児たちにこのようなルーティーンを作ってあげています。p>
そもそも全く寝ない子供は体力有り余っている子やお昼寝が必要のない子なのかもしれませんし、バランスの取れた食事、適切な量もお昼寝の質に大きく関わってきます。p>
いい睡眠は体や心の疲れを取ります。いっぱい寝ていっぱい遊ぶことで子供は成長ホルモンが分泌されてすくすく育ちます。その大切な時間をきちんと取るために普段からの習慣をつけさせましょう。p>
寝かしつけはテクニックだけじゃない!気持ちが大事!
以上、保育士さんのテクニックをみてきましたが、実は寝かしつけはテクニックだけでなく気持ちも大事です。早く寝てほしい、寝かせなきゃ!と思っている気持ちが伝わってしまうと子供は余計に寝れなくなってしまいます。焦らず、ゆったりした気持ちを保ちましょう。p>
子供を寝かしつける時間も大切なスキンシップの時間です。p>
全然子供が寝てくれない、と焦らずトントンしてあげたり、なでてあげたり、添い寝してあげたりして安心感を与えましょう。また、現役保育士でも悩んでいる子供の寝かしつけですので、ゆったりした気持ちを保ちましょう。
寝かしつけは気持ちが大事です!