【季節別】保育士の帽子選びのポイントは?
2018.04.13
保育士さんの必須アイテムと言えば「エプロン」「ジャージ」などがありますが、お散歩や外遊びなどで外出することが多い保育士には「帽子」も必須です。
帽子といっても形・素材・色・デザインなどさまざまな種類がありますよね。中には保育士にふさわしくないもの、業務に支障をきたすもの、子供に悪影響があるもの、など選んではいけない帽子も多くあります。どのような帽子が保育士に適しているのでしょうか。
ここでは保育士が帽子を選ぶポイントや季節別の帽子の選び方をご紹介します。
保育士が帽子を選ぶポイント
新しく帽子を買おうかなと考えている保育士のために、どのような帽子を選ぶべきなのか、ポイントをご紹介します。
シンプルなデザイン
柄や形があまりに派手なものは避け、シンプルなデザインのものを選びましょう。お散歩などで地域の人と会う時に派手な帽子をかぶっていると非常に印象が悪いです。保護者からの信頼も損ねてしまいます。
また、キャラクターが描かれている帽子は子供に人気がある、という面では良いのですが、保護者からの見え方は良くないです。園児ウケだけを気にしてキャラクターの帽子は選ばないようにしましょう。
UVカット加工
女性にとって紫外線はお肌の大敵です。帽子をかぶっているとは言え、外に出ると大量の紫外線を浴びてしまいます。
肌が荒れてしまっていると清潔感がないですし、園児たちにイジられてしまうこともあるかもしれません。
少しでもお肌を維持したい人はUVカット加工が施されている帽子を選ぶとよいでしょう。
つばが大きめ
紫外線をカットすることも大事ですが、帽子は熱中症や日射病を防ぐ上でも重要です。直射日光を浴びることが良くないので、なるべくつばが大きく大部分を防いでくれる帽子が良いでしょう。
ただし、保育士たるもの周囲の園児に常に気を配らなければなりません。前部分のつばが大きすぎると視界が遮られてしまうので、かぶった時に視界がきちんとひらける程度のつばの大きさにしてください。
または帽子のかぶり方などで視界の問題は解決できます。いずれにしろきちんとかぶってから購入してほしいのでネット通販などはおすすめしません。
頭にフィットするか
外に出ると急に園児が走り出したり、園児と一緒に遊んだりすることもあるでしょう。そのときに頭にフィットしていない帽子は脱げてしまったり、飛ばされてしまったりします。
運動しても脱げないような頭にフィットした帽子を選びましょう。かわいくないと思うかも知れませんが、あご紐がついているとなお良しです。
装飾品がついていない
帽子にリボンやボタンなど装飾品がついているものはなるべく避けたほうが良いです。園児が帽子に触れた時にケガをしてしまうおそれがあります。
また、なにかの拍子に取れてしまった場合、園児が誤って飲み込んでしまう可能性もあります。
リスクがあるという意味でもなるべく装飾がついていない帽子を選びましょう。
白などの薄い色を選ぶ
色は明るすぎず暗すぎず、薄い色を選びましょう。白などが無難です。
また、シンプルだからといって黒を選んでしまうと、日光を集めて熱がこもりやすいので熱中症の危険があります。そういった面でも白系統の色がおすすめですね。
保育士におすすめ!季節別の帽子
春・夏・秋・冬でどのような帽子がおすすめなのかご紹介します。
「春」の帽子
春は気候が穏やかなので帽子に暖かさを求める必要はありません。ワークキャップやサンバイザーが無難だと思います。
ただし、夏が近づくにつれて紫外線が強くなるので、徐々にバケットハットなどを被るようにしていくことをおすすめします。
また、遠足などで風が強い場所にいく可能性もあるので、あご紐付きの帽子が良いでしょう。
「夏」の帽子
夏はとにかく紫外線に注意です。UVカットの帽子やつばが大きめの帽子を選びましょう。ベストは頭巾のような形で、首筋までガードできる帽子です。農作業で使われている帽子というとイメージしやすいと思います。
「そんなのダサいから嫌!」と思うかも知れませんが、最近は少しおしゃれなデザインになっている帽子もあるので、探してみてください。
また、ガードできる範囲が広い帽子は視界が狭まらないように注意です。
「秋」の帽子
秋になるととても涼しくなり、帽子もいらないように感じます。しかし、実は秋の紫外線は強いので、やはり帽子はかぶったほうが良いでしょう。つばは大きめがおすすめです。
また、運動会など外で行う行事が盛んな時期でもあります。サンバイザーやワークキャップなど運動しやすい帽子を選びましょう。
「冬」の帽子
冬は防寒のために暖かい帽子をかぶりましょう。動くのに適していることからニット帽などがおすすめです。
また、冬でも日中は紫外線があるので対策を忘れないでください。
帽子は機能性と安全性がポイント
保育士の帽子はデザインよりも機能性と安全性を重視しましょう。
動いてもずれない、熱中症対策などの機能性はスムーズに業務を行う上で重要です。
また、園児の安全性の確保は保育士の義務でもあります。
保育士は保育士らしい帽子を被るようにしてください。