教え子たちの卒園が寂しい保育士必見!卒園後の保育士の心境を徹底解説!
2020.06.17
園児の成長を嬉しく思い、愛情をもって日々を過ごしている保育士は、とても多いです。
そんな保育士にとってつらいのが毎年経験する、園児の卒園。
日々、一緒に過ごす時間の多い保育士は、実は卒園式後に寂しい気持ちに駆られます。そんな保育士のリアルな心情をこの記事ではご紹介していきます!
園児の卒園がとっても寂しい…保育士たち!
保育士と園児は朝から夕方まで長時間一緒に過ごす時間が長く、日々子どもたちの成長をそばで見守っています。
保育園は幼稚園よりも幼い時期に入園し、1日のなかでも過ごす時間がとても長い場所です。
その分、園児と保育士の関わる時間が長く、より子どもたちへの愛着が沸いてくる保育士も多いでしょう。
中には、0歳の赤ちゃんから6歳の卒園まで成長を見届け、親と一緒に子育てをしているかのような気持ちになりますよね!
数年もの間、成長を見守ってきた園児がいざ卒園となると、寂しい気持ちに駆られてしまう保育士が多くいるのです!
卒園の寂しさから抜け出せない!
園児の卒園後、寂しさからなかなか抜け出せない…!
なんてのもよくあることです。
毎日顔を合わせていたのに、急に会えなくなってしまう…近くで見守ることができない…と虚無感を抱くことも。
これまで子どもたちの成長を間近で見届け、できなかったことができるようになった!
という、感動や成長を肌で感じます。
園児たちの様子は?
小学校入学が楽しみで仕方ない子どもや、反対に園児も同様に寂しがる子も沢山います。
中には小学校に行くことに対し、環境の変化に戸惑いや不安を抱く子どももいます。子どもたちは十人十色。
ひとりひとり感じ方が大きく異なるので、不安や期待の感じ方もそれぞれ違います。
人によっては、卒園自体に実感が沸かず、いままでのようにまた保育士や友達といつでも会えるだろう!と思っているケースもあるかもしれませんね。
この場合は、卒園してから実感し後から寂しさに襲われるかもしれません。
子ども一人ひとりと向き合い、コミュニケーションをとることでどのような心境なのかを察してあげることが大切です。
寂しさやプレッシャー、不安を感じているようなら、「1年生になるからしっかりしなさい!」と追い打ちをかけないように、優しく寄り添い、温かく見守りましょう。
保護者の様子は?
我が子の成長を喜びつつ、保護者も寂しい気持ちになる人が多くいます。
仕事をしながら、子どもの送り迎えで毎日通っていた保育園。
長時間我が子を預かってくれた保育士は、一緒に子育てをした同志や相談相手のようなものなのです。
預けている間、「○○ちゃん、今日はこんなことができるようになりました!」「今日は給食全部食べました!」といった嬉しい報告など、自分では感じることのできなかった日々の成長や体調の変化を教えてもらうことも。
また、子育てをするなかで子どもとのコミュニケーションや躾など、悩む親もいます。
そんなとき、毎日顔を合わせている保育士に相談し、アドバイスをもらう人も。
保育のプロであり、毎日我が子を見ているからこそ、子どもの性格もわかってくれている保育士の存在は、とても心強いのです!
卒園間近の子どもたちとどのように接するべき?
子どもたちの前では明るく振舞おう!
園児たちが卒園した後は寂しくなります。
もちろん、巣立った子どもたちを想うのはよいことですが、暗い気持ちをずっと抱えたままでは、今通っている園児たちにも伝わってしまいます!
気持ちを切り替え、笑顔で子どもと接せるように、卒園した園児たちの将来や楽しく過ごしていることを想像してみましょう!
離れ離れになるのはつらいですが、子どもたちは未来に向かって前進をしています。
保育士自身も前進して、新たな気持ちで子どもたちと向き合い、寄り添っていくとよいでしょう!
大きくなった子どもたちと会うのを糧に仕事をがんばろう!
卒園したからといって、子どもたちと一生会えない訳ではありません!
最近は幼稚園でも同窓会を開催しているところは多いので、数年に一回のペースなら子供たちに会うのも可能なのです!
身も心も成長した卒園生に会えることを楽しみに、仕事に励んでみましょう。
卒園の寂しさを乗り越え、笑顔で園児を送り出そう!
卒園は、保育士や園児、保護者にとって一つの区切りです。
毎日顔を合わせたり、触れ合うといった繋がりや信頼関係が築けたからこそ、環境の変化に寂しさや不安を抱えてしまいますよね。
保育士も園児と離れることに寂しさはあると思いますが、園児も同じ気持ちです。
保育士が明るく、そして笑顔で送り出すことで園児たちも安心して小学校生活を迎えることができます。
最後まで、しっかり園児の気持ちを考え、不安を取り除けるようにサポートしていきましょう!