園児が喜ぶ年賀状に!保育士におすすめの年賀状の書き方とは
2018.04.23
年末の保育士さんは大忙しです。その理由は、園児に送る年賀状を作成しなければならないからです。
せっかく作るのであれば子供たちに喜んでもらえる年賀状にしたいですよね。
そこで今回は子供たちが喜ぶユニークな年賀状の書き方についてお話しします。年賀状について悩んでいる保育士さんはぜひご覧ください。
そもそも園児に年賀状を送るべき?
「別に年賀状なんて出さなくても良いんじゃない?」と思うイマドキの保育士さんは多いかも知れません。しかし、園児に年賀状は絶対出すべきです。
理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は子供に日本の文化を伝えるためです。年賀状はいわば日本文化のようなものですよね。「昨年はお世話になりました。今年もよろしくおねがいします。」という気持ちを年賀状として送るという文化・礼儀です。子供たちに「年賀状」という物があるんだということを教えるためにも、園児に年賀状を送らなければなりません。
2つ目の理由は保護者への印象です。園児に送った年賀状はおそらく保護者の目にも入ります。保護者からすると園児に年賀状を出してくれる保育士に対して好印象を抱くことは間違いありません。保護者と良い関係性を築くためにも年賀状が必要なのです。
もちろん単純に子供たちがうれしいという理由もあります。自分宛てに年賀状が届いたらうれしいですよね。
保育士の年賀状ルール
ここからは保育士が年賀状を作成するときの基本的なルールをご紹介します。
年賀状を出す時期
年賀状は12月25日までに出すようにしましょう。25日までに出せば確実に1月1日に届きます。
子供たちも1日に届いたほうが喜んでくれるはずです。マナーの面からみても1日に間に合うように投函しましょう。
年賀状の構成
基本的な年賀状の構成は以下の通りです。
- 新年のあいさつ
- 昨年お世話になったことへのお礼
- 相手の健康・発展への祈り
- 今年のお付き合いのお願い
ただし、この構成は若干ビジネス寄りなので、園児に送るときは必ずしも守る必要はありません。
ただし、保護者にみられることも考えて、あまりにも構成を崩しすぎないように気をつけましょう。
宛名の書き方
宛名を書く時に注意することは2点です。
1点目は相手の名前の書き方です。年賀状は「〇〇様」と書くのが一般的ですが、子供宛の場合は氏名をひらがなで書き、「様」ではなく「くん」「ちゃん」をつけるようにしましょう。宛先に保護者の名前も書きたいときは保護者の氏名を先に書き、子供の氏名を隣に書きましょう。保護者・子供の両方の氏名を書くほうが丁寧な印象を与えます。
2点目は差出人の住所についてです。この場合の差出人は保育士ですが、住所は「保育士の住所の場合」と「保育園の住所の場合」があります。ここは保育園によってルールがあるところが多いので、きちんと確認してください。
園児に喜ばれる年賀状とは
ここからは園児に喜んでもらえる年賀状のポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
色ペン・シールでデコレーション
作成してみたけど質素で面白くない、と思ったら色ペンやシールでひと手間加えるだけでも華やかな年賀状になります。色ペンで縁取ってみたり、可愛いシールを散りばめたりするとぱっと見た時の印象が大きく変わりますよ。
かるたの年賀状
お正月の遊びと言えばかるたですよね。そんなかるたをモチーフにした年賀状はお正月らしくて子供ウケがいいです。かるたも園児ごとにオリジナルの内容にすると喜ばれます。例えば子供の名前の頭文字でかるたをつくる、名前を内容に入れるなど、園児の名前をかるたに盛り込むと良いでしょう。
塗り絵の年賀状
実際に書き込んで楽しめる年賀状も子供ウケが良いです。干支の動物の塗り絵をプリントすると、遊びながら干支を覚えられるのでおすすめです。保育園に実際に持ってきてもらって何色で塗ったのかを見せてもらうこともできます。
迷路の年賀状
塗り絵と同じように子供に遊んでもらうための年賀状です。迷路はネット上にフリー素材が結構あるので、ぜひ年賀状にプリントしてみてください。また、迷路の中に文字を書いて、通った順に読むと「あけましておめでとう」になる、といった謎解き要素があるとさらに楽しめますよ。
おみくじの年賀状
お正月には神社に行っておみくじを引きますよね。年賀状におみくじ要素があると子供たちに喜んでもらえます。あみだくじにするなどの方法もありますが、最近はおみくじ用のシールが販売されています。めくるタイプのものやコインで削るタイプのものなどさまざまです。年賀状に貼るだけで簡単におみくじが作れるのでおすすめです。
年賀状で園児を喜ばせよう!
自分の小さい頃を思い出してみると、自分宛ての年賀状なんてそこまで多くないですし、届いた1枚1枚がとても嬉しかったですよね。その気持ちは今の子供達だって変わらないはずです。
日々の業務の合間をぬって、子供たちの笑顔のために年賀状を作成してあげてください。お返事をくれた時、新年に子供たちにあった時にきっと報われるはずですよ。