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【保育士必見】加配保育士ってどんな仕事?わかりやすく解説!

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加配保育士について解説

みなさん、「加配保育士」について詳しくご存知ですか?

加配保育士は、知名度はあまり高くないもののどんどんニーズが高まっているお仕事のひとつです。

今回は、そんな加配保育士とはどんなものなのかご説明します。

加配保育士について興味がある方、ぜひ参考にしてみてください。

加配保育士の基本情報をチェック!

まずは、加配保育士とはどんな職業なのかを確認していきましょう。

加配保育士ってなに?

加配保育士とは、障害を持つ子どもがなるべく支障なく保育園生活を送るために個別に配慮をおこない手助けをする保育士です。

保育園で集団生活を送っている子どもの中には、障害を持った子もいます。

障害の重さにもよるものの、支援制度が整っていれば他の子とほとんど変わらない生活を送ることができます。

そのための、子どもに寄り添って援助をおこなう役割を担うのが加配保育士なのです。

一般保育士だけで障害を持った子どもの援助をおこなおうとすると、他の園児に対する保育が滞ってしまうことがあります。

そのような状況を防ぐためにも、加配保育士が必要とされています。

加配保育士になるには

では、加配保育士になるためにはどんな資格や経験が必要なのでしょうか。

保育士資格は必須!

一般の保育士とは異なる配慮が求められる加配保育士は、保育士資格の取得が必須です。

保育士資格さえ持っていれば、そのほかに取得しなければならない資格はありません。

事実、保育士資格のカリキュラムの中に障害児保育に関する内容も含まれています。

したがって、保育士資格を持っている人ならば障害児保育の知識も持っているとみなされます。

経験や研修受講歴によって配置されることが多い

過去に障害児保育を担当したことがある人や、障害児保育についての研修を受講したことがある人は加配保育士として配置されやすいです。

保育園だけでなく、放課後等デイサービスや児童発達支援センターなどで働いた経験なども考慮されることがあります。

また、実際の経験はなくとも、障害児保育についての研修受講経験も配置されやすくなる条件のひとつです。

最近はキャリアアップ研修の科目としても障害児保育があり、研修を受ける機会が増えてきています。

これから加配保育士として働きたいという方は、このような機会をチェックしてみるのがおすすめです。

加配保育士の仕事内容は?

加配保育士について簡単に理解できたでしょうか?

続いてご説明するのは、加配保育士が実際にどのような仕事をおこなっているのかという点です。

ひとつずつ説明していきますね。

支援が必要な子どもの手助け

まずは、障害を持つ子どもの保育園生活の基本的な支援です。

障害児はひとりひとり必要な支援が異なります。

まずは子どもの障害や発達をしっかりと把握し、食事やトイレ、着替えなど身の回りの援助や、遊びや集団活動などの手助けをおこないます。

他の子どもと同じようにすべてこなすことを目標にするのではなく、子どものペースに合わせて寄り添うことが求められる仕事です。

個別カリキュラムの作成

保育園では、月ごとや週ごとにカリキュラムを設定するのですが、障害がある子どもはそのカリキュラムを達成できないこともあります。

そんな子どものために、加配保育士は個別のカリキュラムを作ります。

子どもの発達に適したカリキュラムを用意することで、保育園生活がより充実したものになります。

福祉や行政機関との連絡

障害児保育をおこなっている園では、保健所や発達支援センターと連携している場合が多いです。

また、自治体による支援として、障害児保育専門の職員が巡回することもあります。

加配保育士は、このような保育園の外の行政機関や福祉施設との連絡窓口としての役割を担います。

担当する子どもの様子を伝えるための個人記録を作ったり、巡回に来た職員に子どもの様子を見てもらうよう案内し、適切な指導を受けたりします。

障害児にとってより過ごしやすい環境を作るために、保育園だけでなく行政とも連携を取っていくことも加配保育士の重要な役割なのです。

2020.02.27
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加配保育士は手厚い保育に必要不可欠!

いかがでしたか?

加配保育士は、障害を持った子どもが充実した保育園生活を送るために手厚く支援をおこなう重要な役割を担っています。

加配保育士として働くということ、ぜひ選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?

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