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雨の日も安心!子どもが夢中になる保育遊びを紹介!

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雨の日保育

外で思い切り遊びたくても雨の日が続いてしまっては外で遊ぶことはできません。子どももストレスがたまり、友達同士でケンカする等泣く回数が増えてしまいます。

保育する側もどうにかしてあげたくても雨の日は出来ることも限られてしまうでしょう。特に、子どもは退屈だとぐずり始める傾向にあります。普段は外に出ることで様々な刺激に触れることで楽しんでいますが室内では変化することが少ないので退屈を感じてしまうのです。

つまり、雨の日に室内で遊ぶ時は変化の多い遊びをすればいいということです。よって雨の日の保育にオススメの遊びをご紹介します。

【年齢別】雨の日におすすめ!保育遊びを紹介!

雨の日でも子供たちが楽しめるような保育遊びを年齢別にご紹介します。

【0~1歳児向け】雨の日の保育遊び

新聞ビリビリ

この遊びには新聞を使います。紙をひたすらビリビリに破ってストレス解消をするというのはほとんどの方が知っているストレス発散方法でしょう。それを赤ちゃんとの遊びに応用するのです。

普段と違う遊びに赤ちゃんもテンションがあがるでしょうし、ひたすら破った後はビニール袋に入れてボールにして遊ぶこともできます。新聞が詰まっているボールも珍しいので赤ちゃんも興味津津でしょうし、ポンポンして身体全体を動かして良い運動にもなります。

保育園の先生方も一緒に楽しむことができますし、家庭でも手軽にできるので保護者の皆さんにもオススメすることができます。新聞で遊んだ後はしっかりと赤ちゃんの手を拭いてあげてくださいね。

風船遊び

カラフルで触ると独特の音がする風船は赤ちゃんにとってはお気に入りの遊びになるかと思います。動体視力を鍛えることもできますし、少し触っただけで大きく風船が動くので赤ちゃんの力だけで十分に楽しむことができます。

また、空気を入れて風船の口を結ばずに手を離して飛ばしてみても面白いでしょう。飛ばす時は赤ちゃんにあたらないように注意してください。

【2~3歳児向け】雨の日の保育遊び

2歳児の子どもには大きな紙を用意して、思い切りお絵描きをさせてあげてはいかがでしょうか。絵の具などを用意して自由気ままにお絵描きをする場所を作ってあげたら大喜びでしょう。

しかし、周りに絵の具が飛び散る可能性があるので新聞をたくさん準備しておかなければいけないのと、服が汚れるので予め保護者の方に汚れてもいい洋服を持ってきてもらう必要があります。それさえあれば、子どもは描くだけではなく、手や足に絵の具をつけてペタペタするなど、全身を使って遊ぶことができます。

【4歳児~】雨の日の保育遊び

4歳児以上の子どもには粘土や、トイレットペーパーやペットボトルなど身の回りの物を使って工作をさせてみましょう。考察力や創造力を伸ばすことが出来るので子供の成長にもとても良いです。

こちらも汚れてもいい服や身の回りのガラクタを持ってきてもらうことが必要なのと、テープやハサミを使うので子どもの安全にも配慮する必要がありますが、4歳児以上ならではの能力をフルに活用することができるでしょう。

2018.04.05
外で思い切り遊びたくても雨の日が続いてしまっては外で遊ぶことはできません。子どももストレスがたまり、友達同士でケンカする等泣く回数が増えてしまいます。保育する側もどうにかしてあげたくても雨の日は出来ることも限られてしまうでしょう。特に、子...

保育士おすすめ!雨の日のお役立ちグッズ

折り紙やお手玉等、手先を使うおもちゃ

手先を使うのは能の刺激になると言われています。雨の日は手先を使う遊びをするチャンスと言ってもいいでしょう。折紙で自分の好きなものを作らせるのもいいですし、昔ながらの遊びであるお手玉で遊ぶ物も普段と違って興味を持ってくれるかと思います。

すごろくやトランプ等大人数で遊ぶゲーム

冒頭でも言いましたが、雨の日は子どももストレスが溜まりやすいので、友達や保育園の先生とのコミュニケーションを多くして、ストレスを発散させてあげることが大事です。すごろく等大人数で遊ぶゲームを取り入れて会話をするきっかけを増やしてあげましょう。

かるた

お正月だけでなく、活躍するのがかるた。すごろく以上の大人数でできる遊びですし、皆が夢中になれば保育士の方も楽です。雨の日は必須というほど取り入れたいアイテムです。

雨の日限定の特別な場所作り

晴れの日に外に特別な楽しみがあるのと同じで、雨の日にも楽しみを作ってあげましょう。雨の日にだけ開放する特別な遊び場所、体験、おやつなどです。

例えば特別な遊び場所でしたら、ビーズや毛糸、絵本などのコーナーなどがオススメです。子どもが楽しみになるような仕組みを作って、どんな天気でも子どもが充実した毎日を送れるようにしましょう。

雨の日でも楽しい1日に

雨の日をなぜ子どもが嫌うかと言うと、外と違って室内には刺激が少ないからです。逆に考えれば刺激さえあれば子どもは遊ぶことが出来るので大人はその手助けをしてあげればいいわけです。

子どもは何でも遊び道具に変えてしまうので普段からおもちゃになりそうなものをとっておく、少し変わった遊びをするだけであっと言う間に雨の日を楽しい日に変えてしまいます。

とは言っても梅雨等、雨が続く日はどうしても難しい時もあるでしょう。そんな時はあえて雨の中の散歩をしてみるなどして、気分転換を取り入れてみるのも1つの方法です。少しの工夫で天気に左右されない素敵な毎日にすることができます。ぜひ挑戦してみてください。

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