【徹底解説】保育士の休日事情とは!保育士って休みはあるの?
2020.02.03
保育士って休みはあるの?と疑問に思いますよね。
子供をお世話する仕事だし、多忙というイメージを持っている人は大勢いると思います。
働く時間の制度は?福利厚生ってどうなっているの?そんな保育士の休日事情について今回は解説していきたいと思います。
保育士の休日制度は?
保育士は働き方によって休日の取り方が変わってきます。
基本である制度と、違う制度ではどのように違うのでしょうか。
それぞれの休日制度についてみて行きましょう。
シフト制の場合
保育士の勤務制度は基本的にシフト制です。
休みが土日か、違う日で2日か、これは保育園によって異なります。
「完全週休2日」と書かれていればそれは土日が休みという事ですが、最近では保護者のために土日も保育園を開けているところが多いため、土日が休みでないところも多いです。
その場合は「月8日の休日(4週8休)」というシフトが組まれていることが多くなっています。
シフト制の場合、完全週休2日であれば休みは定期的ですが、違う場合は休みを事前に確認する必要があります。
基本的にはシフト制ですから、休日はしっかりと休めるようになっているので安心してください。
時間外の勤務保育がある場合
働き方が多様化しているため、保育園に対する要望も近年では増えています。
例えば延長保育であったり、早朝保育のように時間外に行う場合があります。
このような時間外勤務を行う場合もシフトを組んで勤務時間を調整しながら対応しているので、休日は普通に取ることができます。
休日保育がある場合
保育園の中には先ほども話したように土曜日に出勤する保育園もあります。
その場合は定休日である日曜日に加えて、月曜日から土曜日の中でいずれか1日が休みになります。
1ヶ月で8日休みになるため休みが減るわけではありません。
また、土曜日に預ける保護者の方も多いわけではないので、土曜日に休みが取りにくいという事もあまりないようです。
保育園以外の職場の場合
保育士の勤務先は必ずしも保育園とは限りません。
児童養護施設や病院などでは、子供を預かっているのところもあるので保育士が勤務していることがあります。
このような施設では保育士が24時間体制で働くことがあるので、看護師のように夜勤を含めたシフト制が組まれています。
保育士の勤務時間も様々なので、気になる場合は職場に問い合わせるか、専門の方に聞いてみるといいかもしれません。
保育士の休日に関する福利厚生
夏休み・正月休み
保育園にはたいてい夏休み・正月休みがあります。
夏休みの期間は園によってさまざまで、正月休みは6日から9日程度であることが多いです。
夏季保育を行うためお盆休みの休日と保育園もあれば、まるまる1ヶ月休みとする保育園もあります。
産前産後休暇
産前産後休暇は労働基準法に定められています。
産後休暇は出産予定日を基準として6週間、産後休暇は出産した次の日から8週間取得することができます。
育児休暇
育児休暇も法律によって保障された休暇制度です。たいていは子供が1歳の誕生日を迎える前日までで、一定の条件を満たすことでさらに6ヶ月取得することができます。
もちろん男性保育士も取得することができます。育児時間
この制度は育児休暇と違い、子供がいる保育士が1日2回まで、かつ1回につき30分まで、自分の子供の面倒を見るために休むことができる制度です。
この制度では1歳未満の子供をもつ女性が対象になっています。
臨機応変に育児ができるとても良い制度です。
保育士の休日(有給休暇)は?
保育士の有給休暇の現状
保育士の有給休暇は国から認可されている施設であれば、保育士の配置基準が決まっています。
そのため、人数が足りずに休暇を取ることが許されない状況になってしまう場合もあります。
また行事がある月には休暇を取りづらい雰囲気になり、よっぽどの事情がない限り休みを取ることができないのが今の現状です。
有給休暇に対する改善の取り組み
現在保育士の有給休暇について労働環境を改善するために、保育士施設では多くの取り組みが行われています。
職員の配置を増やしたり、年度初めに有給休暇の取得を計画的に策定する施設もあります。
さらには、グループ施設内で人の貸し借りを行うことで人員を調整し、休暇を取れるようにする改革も行われています。
現在では、たくさんの改善の取り組みがされています。
保育士も行事のスケジュールや、いつなら有給休暇を取ることができるのかを考えながら、有給休暇を計画的に取得しましょう。
保育士の休日に対して不満があったら転職

「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」は保育士の転職サイトです。
休日の事や働き方の事について悩んだ方は「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」で自分に合った転職先を見つけてみませんか?
完全無料ですので少しでも転職を考えている方は会員登録してみてはいかかですか?
⇨【ヒトシア保育(旧:保育ひろば)の詳細はこちら】