駅型保育園って何?保育士のメリットとデメリットもご紹介!
2018.09.26
突然ですが皆さんは「駅型保育園」という施設をご存知でしょうか。
あまりイメージがわかない人も多いと思います。
駅型保育園は年に始まったばかりでまだ一般に浸透していない施設ですが、今後施設の数は増え利用者も増えていくことが予測されています。
運営している私鉄各社が都心を中心に子育てを支援していくことで沿線のイメージの向上を図っています。
少子高齢化による沿線利用者の数の減少に備えて、若者世代を呼び込む目的があります。
ここでは注目されている「駅型保育園」の特徴や、ここで働く保育士にとってのメリット・デメリットを説明していきたいと思います。
駅型保育園ってどんな施設?
駅型保育園は、年に国が定めた「今後の子育てのための施策の基本的方向について(エンゼルプラン)」から始まりました。
駅型保育園とは、簡単に言うと鉄道会社がビルなどの駅の中に施設を開設している保育施設です。
通勤の途中で子どもを預けることが出来るので無駄な時間を省けます。
また、保育時間も長く共働きで帰宅時間が遅い家族にとって便利なサービスになっているので、東日本旅客鉄道(東日本)では、首都圏を中心に保育園の開設が進んでいます。
今後数年で100か所に保育園を開設することを目標に掲げており、他にも、私鉄鉄道会社が保育事業に参入予定にあります。
待機児童の問題が多くある中で打ち出されたもので、東京都の保育強化プロジェクトにも組み込まれており、ますます駅型保育園が広がりを見せるでしょう。
駅型保育園で働くメリット、デメリットとは?
次に駅型保育園で働くメリットとデメリットについて説明していきます。
メリット
はじめにメリットをご紹介していきます。
通勤が便利
1つめは、駅から近いので通勤が便利な点です。
保育園が主に駅に直結しているので通勤時間を短縮できますし、長く勤めるうえでも重要な要素ですよね。
帰りにはエキナカの施設でショッピングを楽しんだりもできますよ。
働きやすい保育内容になっている
駅型保育園は、働きやすい保育内容が充実していることが多いです。
ほとんどの場合が認可外の保育施設ですが、駅型保育園は自治体の助成を受けることが出来る(一般的な準認可保育園)ので、子供の数に対して適切な保育士が配置されます。
このように、保育の環境に一定の基準が設けられているため安心して働くことが出来ますし、クリーンな環境なので一人の保育士の負担も少ないのが魅力です。
夜勤がない
駅型保育園は夜勤がないのも魅力です。
駅型保育園は主にに設置されているため、夜間は強制的に閉められています。
ですので、どんなに利用者が夜間に子供を預けようとしても夜間の勤務が不可能なために、それは必然的にできなくなります。
保育士は生活のリズムを崩すことなく、働くことが出来ますね。
福利厚生が整っている
4つめは、福利厚生がしっかり整っている点です。
特に、鉄道会社が保育園の運営に携わっている場合は鉄道会社の保有する商業施設の割引があり、充実した福利厚生を受けることが出来ます。
また、保育施設を運営する大企業が事業者の場合も同様に、各種手当や育児休暇などの制度が整っているところが多いようです。
賞与の充実や安定性もそれぞれ異なりますので、この点を比較してみてみるのもよいかもしれません。
デメリット
一方で駅型保育園にはいくつかのデメリットもあります。
まず1つめは、営業時間が長い点です。
駅型保育園は早朝から開園しているところが多いようです。
早朝(6時)から夕方までなので勤務時間が長くなるので、身体的に辛いことも出てくるかもしれません。
シフト制で自由に決められるメリットもありますが拘束時間が長くなってしまうデメリットもあります。
災害時の対策が不安
2つめは、災害時の対策が不安である点です。
一般的な保育園と比較すると駅型保育園は高層階に施設がある場合が多いです。
高層階にあるので緊急時にすぐに施設の外に出ることが難しくなりますね。
緊急事態に備えて、保育士は事前に入念に避難経路を確認したり、訓練をすることが必要です。
子供の安全を確保することを第一に考えて速やかに行動する意識を持ちましょう。
子供の安全により注意が必要
3つめは、子供の安全に一層の注意が必要な点です。
駅型保育園は遊び場が少ないので屋上に遊び場を作っていることがあります。
通常の広場とは異なりますので、保育士は危険へのアンテナを常に張り巡らせる必要があります。
駅型保育園はこれからますますニーズが高まる!
このように駅型保育園にはたくさんのメリットがあります。
2020年までに130か所の駅型保育園の開設を目指しており、他の様々な私鉄鉄道会社もこの事業に参加していくようです。
働く保護者と運営側の双方にとってお互いのニーズに合致するこの駅型保育園の取り組みは、今後ますます広がっていくでしょう。
興味があったら転職してみよう!
駅の中にある保育園は、効率の良い保育園として人気が高まってきており、これからますます需要が高まっているので、駅型保育園で働ける保育士の需要は高まっています。
エキナカで通勤に便利・保育環境がクリーン・夜勤がない施設が多い・福利厚生がしっかりしているといった働きやすい環境でお仕事をしてみてはいかがでしょうか。
まだ改善すべきポイントもいくつかあるのも事実ですがまだまだ不完全な駅型保育園で、環境を改善していけるといったやりがいも同時に感じることが出来るのではないでしょうか。
駅型保育園にはたくさんの魅力があります。この際、駅型保育園への転職について真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
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