保育士100人に聞いた転職理由ランキング!面接での答え方も紹介
2017.07.25
実は保育士は転職率が高い職業です。人材不足な施設が多く転職先にそこまで困ることも無いため、思い切って転職を決断する人が多いようです。
では保育士が転職する理由は一体何なのでしょうか。
ここでは保育士の主な転職理由や面接での答え方についてお話します。
保育士100人に聞いた!転職理由ランキング!
転職をした保育士さん100人に転職理由を問うアンケートを行ったところ画像のような結果になりました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
第1位「給料や福利厚生に不満がある」
ご存知のかたも多いかとは思いますが、保育士業界は給料があまり高くありません。
ただ施設によってもらえる額にかなりの差があることがあります。生活がかかっていることを考えると少しでも給料が多いところに転職しようと考える保育士さんが多くいることにも納得がいきます。
また給料だけでなく福利厚生も転職を考える大きな理由になっているようです。働きやすさに直結してくる福利厚生はなるべく充実した保育園に就きたいですよね。
第2位「残業が多い」
転職理由で次に多いのが残業が多いことに対する不満です。
保育士は基本的にやることが多く、イベントの開催が迫っていると準備など残業で片付けることが多くなります。
持ち帰り業務が毎日あるという保育園もあるそうです。
こちらも保育園によって待遇が異なるので転職理由上位に上がっているようです。
第3位「人間関係に不満がある」
人間関係が原因で退職するというのはどこの職場に行ってもあることだと思います。
しかし保育園で特に注目すべきは職員のほとんどが女性で構成されているということです。
全国平均で男性保育士の割合はわずか4%ともいわれており職員全員が女性という保育園に勤務している方もいるのではないでしょうか。
そんな女性が大多数を占める保育園だからこそある、女社会に特有の陰口や嫌がらせで苦しみ転職を検討する保育士さんがたくさんいるようです。
第4位「園の方針と合わない」
子供のことが本当に好きで保育士になったのは良いけど、就職先の保育園では利益が優先されて園児のことは後回しで辛いと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
保育に対する方針が当初聞いていたものと違ったということで転職を考える保育士さんもいるようです。
第5位「保育園が遠い」
少数ではありましたが勤務先の保育園が遠いという転職理由も上がりました。
給料もよく福利厚生も充実しているから多少遠い勤務地でも我慢しようと最初は考えていたものの、いざ毎日通うとなると大変…ということで転職を考えた方もいたようです。
転職理由を面接で聞かれた時は?
ここまで紹介してきたのは保育士の本当の転職理由、いわゆる本音です。
面接でも転職理由は当然聞かれることになりますが、正直に答えて良いものなのでしょうか。
工夫して答える
転職理由の殆どはネガティブなものです。ですが、前の職場に不満があったからここに来たという理由では悪い印象を与えかねません。
ネガティブな理由なのであれば伝え方を工夫するなどして少しでもポジティブに近づけましょう。例えば「給料が低かった」ではなく「実績が評価されにくかった」というと少し印象が良くなります。
どうしても難しいと感じる場合は前の職場の問題点をどう改善しようとしたのかを伝えましょう。「作業の効率化を行ったが労働環境が改善できなかった」「保育方針について話し合いを重ねたがすれ違いが生じてしまった」など行動した旨を伝えるだけで印象が良くなります。
ポジティブな理由ならば正直に
保育士としてのスキルアップのため、より質の高い保育をするためといったようにポジティブな理由であれば正直に答えましょう。
また、結婚や引っ越しなどのやむを得ない事情がある場合も正直に答えてしまって問題ありません。
基準としては、理由を聞いてマイナスに思う可能性があるかどうかです。仮にプラス要素がなくてもマイナス要素がないのであれば隠す必要はありません。
転職理由の具体的な答え方
ここでは退職理由を聞かれたときの具体的な答え方について解説します。
給料や福利厚生に不満があった場合
給料や福利厚生に不満があったことをそのまま伝えてしまうと当然悪い印象を与えてしまいます。
そこで正当に評価される保育園ではなかったという形で言い換えてみましょう。
このように答えることによってマイナスイメージは付きにくくなります。
また「貴園の評価方法に共感した」と付け加えることによって志望理由にも説得力が増します。
残業が多いことに不満があった場合
残業が多くてやめたという理由もそのまま伝えてしまうと忍耐力がない印象を与えてしまうので言い方を工夫しましょう。
たとえばやむを得ない事情があり園全体を考えた結果退職を選択したという形で伝えてみましょう。
自分の都合で退職したのではなく保育園のことを考えた上で退職したと伝えることでマイナスイメージは回避できます。
また「転職した園で頑張っていきたい」と前向きな気持ちを伝えるようにしましょう。
人間関係に不満があった場合
以前の職場で人間関係が悪かったことをそのまま伝えてしまうと、わがままに見られてしまったり、コミュニケーション能力に問題があるのではないか?と思わせてしまうかもしれません。
この場合は保育に対する価値観が違ったという形で伝えるようにしましょう。保育観が異なっていたと伝えることで真剣に保育に向き合っている印象を与えることができ、マイナスイメージは避けられます。
悩んだら思い切って転職しよう!
転職というのはリスクが伴うことですし、あまり経験したくないと考えるのが自然です。そのため現在の仕事に不満があっても転職に踏み切れないという人も多いです。
ですが、悩んでいるのであれば思い切って転職してしまうことをすすめます。
保育士の転職は決して珍しいことではないですし、少しでも自分にあった環境で働いたほうが良いと思います。
思い切って転職に踏み切ってみてはいかがでしょうか。
転職するなら「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」がおすすめ
もしも転職先を探したいなら転職サイト「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」がおすすめです。
保育士の転職に精通したコンサルタントがあなたに合った転職先を紹介してくれます。
完全無料のサイトなので、ぜひ利用してください。
⇨【ヒトシア保育(旧:保育ひろば)の詳細はこちら】