年度途中でも大丈夫?担任の保育士の転職について解説!
2020.03.24
「今の職場を辞めたいけれど、担任だから辞めづらい…」
そう悩んでいる保育士さん、少なくないのではないでしょうか。
担任のクラスをもっている保育士さんが年度途中に退職・転職しても大丈夫なの?と気になっているあなたに向けて、今回は詳しくお話していきたいと思います。
担任の保育士が年度途中に辞めてもいいの?
担任のクラスを持っているのに年度途中で辞めてしまったら、周りに迷惑が掛かりそう…
そう悩んでいる方、ご安心ください。
担任の先生が年度途中で退職しても、全く問題ありません。
正当な理由があれば大丈夫
もし、あなたが1年目の新人保育士で、「ピアノを弾きたくない」「朝早いのがしんどい」「なんとなくめんどくさくなってきた」などといった自分本位な理由で辞めたいと言っているのであれば、それはおすすめできません。
経験を積んで慣れていけば自信をもって保育ができるようになるからです。
しかし、「他の職員にいじめられている」「あまりにもひどいクレーマーの対応がしきれない」「精神的・肉体的にもう限界である」などといった正当な理由なら、すぐに辞めても大丈夫です!
ここで無理をして身体を壊してしまい、一生保育の現場に戻れなくなってしまうといった最悪のケースに陥ることだってあります。
大きな問題になってしまう前に決断をしましょう。
自己都合による退職は民法で認められている
年度途中に辞めてしまうと保育園側に迷惑が掛かってしまうと思って躊躇する方もいるかもしれませんが、心配は不要です。
自己都合での退職に決められたルールはなく、民法でその権利が認められています。
保育園側からすれば急な退職は困ると思うかもしれないものの、きちんと申請していれば退職できます。
原則として、退職する2週間前までに申告すればOKです。
しかし、保育園の規定によっては退職の申告の期限が異なる場合がありますので、そこは注意が必要です。
子どもたちは案外すぐ慣れる
とはいえ、保育園側の都合のほかにもやはり気になってしまうのは子どもたちのことですよね。
年度途中で急に担任の先生がいなくなってしまったら、子どもたちに精神的な負担を与えてしまうのではないか…
そう思ってためらう人は多いでしょう。
しかし、思っているよりも子どもたちはタフなものです。
担任が変わって最初こそ動揺するかもしれませんが、すぐに子どもたちは環境の変化に慣れますし、万が一順応できない子がいたとしても、そこは他の保育士がケアをしてくれます。
したがって、施設側も、子どもたちのことも、あまり気にする必要はありませんよ。
担任保育士が年度途中に転職するときのポイントは?
担任の保育士が年度途中で辞めてもOKということがわかったら、次に見ていきたいのは実際に転職・退職を決めたあとにおさえておきたいポイントです。
詳しくお話しますね。
転職先を決めてから退職する
年度途中に辞めるのであれば、次の職場を決めてから退職することをおすすめします。
何も考えずに勢いで退職してしまうと、収入がなくなることによる金銭的な問題や、自分が無職である焦りなどが生じてきます。
すぐに次の職場が見つかればいいですが、そう簡単に決まるものでもありません。
しばらくは今の仕事と並行して転職活動をおこない、転職先を決めてから辞めるというのが良いでしょう。
保育士転職サイトを活用しよう
とはいえ、ただでさえ仕事が大変なのに同時に転職活動なんて、と不安に感じる方も多くいると思います。
仕事と並行して転職先を探すのであれば、保育士専用の転職サイトを使うことをおすすめします。
利用者一人ひとりにコンサルタントがついて、転職活動を幅広くサポートしてくれるので、スムーズに転職活動ができますよ。
おすすめの転職サイトをチェックしたい方はこちらも見てみてくださいね。↓
どうしてもつらいなら無理しなくてOK
ただし、あまりにも仕事が辛くてもう耐えられない…というところまで追いつめられているのであれば、無理に新しい職場を探す必要はありません。
すぐに仕事を辞めましょう。
まずは辛い環境から離れ、環境を変えて前向きに新しい仕事のことを考えられるようになったら転職活動を始めてください。
辞める旨は早めに伝える
転職先が決まって今の職場を辞めることを決意したら、その旨はなるべく早く伝えましょう。
保育園側で次の担任を立てたり、クラスに関する引継ぎをしたりする必要があるためです。
まずは直属の上司に伝え、必要であれば園長などにも話したうえで退職の手続きを進めましょう。
退職理由を具体的に伝えすぎない
本来、自己都合の退職に理由は要らないため、詳細に本当の理由を言う必要はないのです。
しかし、退職したいと申し出ると、 多くの場合その理由を聞かれます。
そのときに「給与が安い」「待遇が悪い」「人間関係が面倒」などといったネガティブかつ具体的な理由を言ってしまうと、「改善するから辞めないで」と引き止められる可能性があります。
本当の理由を言いづらい場合は、別の理由を考えておくことがおすすめです。
身内の不幸や家族の介護、仕事による体調不良等の場合は引き止められる可能性が低いです。
事前に引き止められることを想定し、引き止めにくい理由を用意しておくのがよいでしょう。
残りの仕事は淡々とこなす
退職を伝えたらそれで終わりではありません。
最低2週間、場合によっては数か月間その職場で仕事を続ける必要があります。
退職が決まった後の仕事も、普段と変わらず淡々と進めましょう。
もう辞めるからといって適当になったり、態度に出したりするのは良くないです。
特に、子どもたちや保護者には気づかれないようにするのが重要です。
退職することになったとはいえ、仕事をしている間は他と変わらない一職員です。
周りの不安をあおることはせず、最後まで仕事を全うしましょう。
担任の保育士でも転職できる!
さて、ここまで担任のクラスを持っている保育士さんの転職についてお話してまいりましたが、いかがでしたか?
担任でも、年度途中に仕事を辞めてOKです。
やるべき対応はしっかりとこなし、最後まで職務を全うすれば大丈夫なのです。
担任だからといって無理し続けることはせず、転職を考えてみることがおすすめですよ!
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