気になる保育士の平均年収&アップする方法を徹底解説!
2017.07.18
「保育士の給与が低いのは誰でもできる仕事だから」
これはホリエモンこと堀江貴文さんの言葉です。これに対して憤りを感じない保育士はいませんよね。給与が低いのは事実ですが、保育士は簡単な仕事ではありません。
過酷な労働環境や人材の不足が話題になっている保育士ですが、年収が低いのも非常に大きな問題です。他の職業と比較すると圧倒的に保育士の年収は少ないです。なぜなのでしょうか。
このページでは保育士の年収がどうして少ないのか、アップするための方法などについてお話します。
年収が上がれば堀江さんの発言のようなことは言われなくなるはずです。
保育士の平均年収
総合データ
公立保育士のデータ
私立保育士のデータ
平均年齢が違うとはいえ私立保育士と公立保育士ではかなりの差があることがわかります。初任給はそこまで差はありませんが、年齢を重ねるに連れて徐々に差が開いてくるようです。
(※厚生労働省のデータ、独自の調査結果を参考にしています)
保育士の年収は本当に低い?
データを見ると保育士の年収はそこまで低くないように思えますよね。
そこで厚生労働省の調査をもとにして、資格職の平均年収ランキングを作成しましたのでご覧ください。
順位 | 職種 | 平均年収 |
1 | 医師 | 1,100万円 |
2 | 弁護士 | 1,090万円 |
3 | 公認会計士 | 720万円 |
4 | 税理士 | 715万円 |
5 | 不動産鑑定士 | 710万円 |
6 | 社会保険労務士 | 670万円 |
7 | 歯科医師 | 650万円 |
8 | 一級建築士 | 645万円 |
9 | 獣医師 | 635万円 |
10 | 技術士 | 595万円 |
11 | 診療放射線技師 | 535万円 |
12 | 薬剤師 | 530万円 |
13 | 看護師 | 480万円 |
14 | 臨床検査技師 | 470万円 |
15 | クレーン運転士 | 460万円 |
16 | 測量士 | 455万円 |
17 | 歯科技工士 | 425万円 |
18 | 作業療法士 | 405万円 |
19 | 理学療法士 | 400万円 |
20 | 准看護師 | 395万円 |
21 | ボイラー技士 | 390万円 |
22 | ケアマネージャー | 370万円 |
23 | 歯科衛生士 | 350万円 |
24 | 栄養士 | 340万円 |
25 | 調理師 | 330万円 |
26 | 保育士 | 320万円 |
27 | ホームヘルパー | 300万円 |
28 | 美容師 | 285万円 |
29 | 理容師 | 280万円 |
30 | 調理師見習い | 260万円 |
保育士は30職種中26位という結果です。かなり年収が低いことがわかりますね。
なぜ保育士の年収は低い?
ではどうして保育士の年収はここまで低くなってしまったのでしょうか。
補助金が少ない
保育士の給与は就労先から支払われますが、保育園は市区町村などから受け取った補助金から保育士の給与を支払っています。
しかし、その補助金は十分な額ではなく、保育園の運営費に消えていってしまうようです。
そのため保育士の給与に充てるだけの資金が足りておらず、低給与につながっています。
施設形態・雇用形態による差
保育士と言っても全員が保育園で正社員として働いているわけではありません。施設形態や雇用形態によって額に差が出てきます。
保育園では私立よりも公立のほうが給料が高い、保育園よりも企業内保育室や院内保育室のほうが給料が高いなど、施設形態によって変化します。
雇用形態に関しては当然正社員が最も高いです。まれにパートやアルバイトの方が稼げることもありますが、福利厚生などを考慮すると正社員の保育士のほうが給与は高くなります。
昇給しにくい
保育士は女性が大半を締めていますが、女性には結婚や出産、育児などで現場を長期的に離れる、または辞めてしまうことが多いです。
そのため、継続的な勤務が難しく、昇給しにくいという現状となっています。昇給しなければ相対的に平均年収も下がってしまいますよね。
また、保育園によってはなかなか役職の枠が空かずに昇進につながらない場合もあるようです。
保育士の年収を上げる方法とは
保育士の年収を上げるためには以下の方法があります。
- 手当のある資格を取得する
- 保育所に直談判
- 思い切って転職する
それぞれの方法を説明していきます。
手当のある資格を取得する
保育所によっては業務に役立つ資格を持っていると給料に手当がつく場合があります。
業務に役立つ上に給料も上がって一石二鳥なのでおすすめです。
すべての施設であるわけではありませんが、資格は持っておいて損はないので取得してみてはどうでしょうか。
保育所に直談判
力技ではありますが、園長などに直接交渉してみましょう。
すぐには効果がないかもしれませんが、何かしらの措置をしてくれるかもしれません。
施設側も給料の不満で辞めてしまうことは望んでいないので、待遇の改善が期待できます。
とはいっても雇用されている側なので、立場をわきまえて交渉しましょう。
思い切って転職する
手っ取り早いのが思い切って転職してしまうことです。今より給料が高い職場に転職しましょう。
保育士の転職は珍しいことではないですし、どこも人手不足で求人数には困らないです。
基本的に年齢は関係ありませんが、少しでも若いうちに転職することをおすすめします。
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