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保育士に人気の研修を紹介!参加するメリット・服装も解説!

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保育士の研修を行う2人の女性保育士

初めて仕事をするときや新しい職場で働くときには必ず「研修」があります。研修とは十分な業務が行えるように基礎を学ぶためのもので、もちろん保育士も最初に受けているはずです。

ですが、初任者以外を対象にした研修もあることを知っていますか?

今回は、すでに現場で活躍している保育士が参加すべき研修の内容と参加するメリットについてお話します。

保育士向けの研修ってなに?

まずは働く保育士に向けて開催されている研修とはどのようなものなのかについてお話します。

初任者向けのものとの違いを押さえましょう。

保育士向けの研修とは?

初任者向けと2年目以降の保育士向けの研修の1番の違いはその目的です。

初任者は基礎を身につけて通常業務が行えるようにすることが目的なのに対し、2年目以降の保育士は業務に活かせる知識・スキルを身につけること、さらなるスキル・キャリアアップをすることが目的です。

よって初任者向けは基本的な内容が多く保育に関することを広く浅く学ぶのに対し、働く保育士向けは高度なレベルでより専門的なことを学びます。

初任者向けに比べると外部での研修が多いのも特徴です。

主催しているのは誰?

研修を主催している例として以下のような団体や人物が挙げられます。

  • 地域の保育連盟
  • 保育施設長、保育園長
  • 保育に精通する先生・学者
  • 医者(精神科医など)
  • 障がい児向け施設の職員

専門的な知識・スキルを学ぶため、保育とつながりがある専門的な知識がある人間が主催する事が多いです。

どこか別な場所を借りて行ったり、講師を招いて保育園で行ったりします。

いつ実施される?

平日の場合は業務後の18時以降から土日であればお昼から開始という場合が多いです。

実施されるタイミングは基本的に決まっていませんが、多くても月に3回程度です。

もちろんプライベートで自主的に参加することもできます。

2017.08.03
初めて仕事をするときや新しい職場で働くときには必ず「研修」があります。研修とは十分な業務が行えるように基礎を学ぶためのもので、もちろん保育士も最初に受けているはずです。ですが、初任者以外を対象にした研修もあることを知っていますか?今回は、...

保育士に人気の研修内容とは

保育士の持つスキルやキャリアによって参加できる研修内容も変わってきます。

研修にはさまざまな種類がありますが、その中でも特に人気で保育士としてのスキルアップやキャリアアップに役立つ研修の例をご紹介します。

絵本の読み聞かせ

保育士として働く中で避けては通れない業務の1つである絵本の読み聞かせ。

ただ読んで聞かせれば良いというスタンスで行っても子どもの心には響かないことから、より効果的に読み聞かせをする方法を学びたいという保育士は多いようです。

読むスピードやボリューム、感情の込め方など極めようと思うと非常に奥が深く、わかりやすく仕事につながるので人気の高いものとなっています。

リトミック

リトミックとは簡単に言うと「音楽教育」のことです。音楽を通じ身体を動かし、子どもの知性や感性を磨きます。

最近は注目度が高くなってきた内容で、学校の授業でダンスが取り入れられたことからリトミックを重視する施設が増えてきました。

独学で学ぶのは難しい分野であるため、研修で学ぶ保育士が多いです。

障がいのある子どもの保育

身体的、精神的に障がいのある子どもに対する保育は非常に難しく、いかに子どもの立場になって考えてあげられるかが大事になります。

保育士養成課程である程度は学ぶ内容ではありますが、さらに専門的に学びたいという保育士は増えているようです。

精神科医や障がい児向け施設の人から正しい接し方を学ぶことで保育につなげることができます。

主任・園長向け

高いキャリアの主任や園長クラスになってももちろん研修はあります。

部下に対する指導法施設全体のマネジメントなど、今までの保育士としての経験だけでは不十分でさらに学ばなければならないことが増えるのです。

保育士だけでなく、キャリアをさらに磨くためには参加が不可欠です。

保育士が研修に参加するメリットは?

では、保育士が研修に参加するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

主なメリットは以下のとおりです。

  • 業務に活かせる技術が身につく
  • 違った保育が学べる

それぞれ詳しく説明いたします。

業務に活かせる技術が身につく

最も大きなメリットは、現場で活かせるスキルを身につけられるということです。

保育士は非常に責任が重い仕事であり、保育のスペシャリストとして仕事を全うすることが求められます。

普段の業務経験の中だけでなく、外部での研修でさらに保育士スキルに磨きをかけましょう。

新たな保育の視点が得られる

他の保育園に見学に行くような研修もあり、自分の保育とは違った保育に触れることができます。

保育に正解はありませんし、一人ひとり子どもの考え方が違うので、時代や状況に応じて保育の方法も変えていく必要があります。

他人の保育の方法や考え方を知ることで自分の保育の幅を広げることができるのです。

保育士が研修に参加するときの注意点

研修はただ参加すればいいというものではなく、注意しなければならないことがあります。

保育士が参加する際の注意点を幾つかご紹介致します。

研修にふさわしい服装で参加しよう

服装は研修の内容に適したものを選びましょう。

座学の場合は基本的になんでも大丈夫ですが、露出度が高いものは避けるなど最低限の節度を守った格好で参加しましょう。

また、実習等の場合はジャージやスキニージーンズなどの動きやすい格好で参加しましょう。

施設の状況を見て参加する研修を選ぼう

一般的に保育士が研修に参加する場合は自分が働いている保育園が交通費や参加費を出してくれますが、経営がうまくいっていない保育園は保育士を参加させることが難しいことがあります。

保育士の人数が少ない場合も同様で、仕事に支障をきたしてしまうことから仕事を休んで研修に行くというのは許可がおりないことが考えられます。

どうしても参加したい場合は個人的に参加する事になりますが、実費になってしまいます。

研修を受けたい場合は、あらかじめ自分が働く施設が参加費や交通費を出してくれるかどうかや業務を休んで良いかどうかなどを確認し、難しい場合は休日や業務後の夜の時間などに実施されている研修を探しましょう。

研修でよりレベルの高い保育士になろう!

保育士として働き始めてからもより質の高い保育を行うためにやらなければならないことは多いです。

独学で学ぶのは難しいからこそ研修という制度があります。

施設に参加を促されたらぜひ参加してください。「参加したいです!」と自分から声を上げるのも効果的です。

よりレベルの高い保育士になるために研修に積極的に参加しましょう。

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