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保育士の仕事内容を紹介!楽しい?キツイ?やりがいはある?

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子どもを引き取りに来た保護者と保育士

保育士が一体どんな仕事をしているのかご存知ですか?

単純に子どもを預かってしばらく相手をしていればいい、なんて楽な仕事ではありません。

ここでは保育士が普段の業務でどのようなことをしているのか、保育士の仕事内容についてお話していきます。

保育士の仕事内容とは

保育士がどのような業務を行っているのか、具体的な仕事内容について紹介します。

1日の業務の流れについても簡単に説明しますので、自分が働くことをイメージしながら御覧ください。

主な仕事内容

保育士の仕事内容は単純そうに見えてかなり複雑です。ざっくりと一言で言うと「子どもの保育」なのですが、やらなければならないことが大量にあります。

主な仕事として以下の様なものが挙げられます。

  • 子どもに食事・睡眠などの基本的な生活習慣を身につけさせる
  • 子どもの気持ちを理解しながら身の回りの世話をする
  • 集団生活を通じて社会性を養わせる
  • 遊びを通じて心と身体の健やかな成長を促す
  • 子どもを預ける保護者へのアドバイスやサポート
  • 地域と連携して保育やイベントを行う
  • 施設での行事の計画・実行をする
  • 施設の安全点検を行う
他にも細かい仕事はありますので、保育士がどれだけ大変な業務を行っているかがお分かりいただけるかと思います。

保育士の1日の流れ

保育園に勤める保育士の1日の流れについて紹介します。

保育園によって異なる場合もあるので参考程度に御覧ください。

  1. 出勤(園児が来る前に掃除や安全点検を済ませます。)
  2. 子どもの預かり(笑顔で子どもたちを迎えます。)
  3. 職員朝礼(職員で集まり、今日の仕事や子どもの出欠を共有します。)
  4. 朝の会(朝の挨拶や体操を行います。)
  5. 遊びの時間(子どもたちを自由に遊ばせます。天気が良ければ園庭や近くの公園で遊ぶこともあります。)
  6. 昼食(昼食の準備、手洗いうがいの指導を行います。食育を重視して業務に取り組みます。)
  7. お昼寝(パジャマに着替えさせる、布団を敷く、寝付かせるための読み聞かせを行います。子どもたちが眠っている間に事務作業などを済ませます。)
  8. おやつ(おやつを子どもたちに与えます。)
  9. 遊びの時間・お迎え(自由に遊ばせながら保護者が迎えに来るのを待ちます。迎えが来たら今日の出来事や様子などを保護者に伝えます。)
  10. 退勤(片付け、閉園作業、明日の準備などを行い勤務終了です。)

基本的な流れは上記のようになりますが、延長保育があったり、残業があったりと毎日同じスケジュールにはならないことが多いです。

保育士の勤務時間

勤務時間は保育園によって様々ですが、基本的に8時間とされています。

早期保育・延長保育がある園の場合は早番・遅番のようなシフトを組んでいることが多いです。

また、休日に関しては基本的に土曜、日曜、祝日休みですが、休日保育を行っている場合は平日休みになることもあります。

2017.06.16
保育士が一体どんな仕事をしているのかご存知ですか?単純に子どもを預かってしばらく相手をしていればいい、なんて楽な仕事ではありません。ここでは保育士が普段の業務でどのようなことをしているのか、保育士の仕事内容についてお話していきます。

保育士の仕事のやりがいとは

保育士の仕事内容は決して楽ではありません。

ですが、それを上回るだけのやりがいがあり、仕事を続けられる原動力になっています。

ここからは保育士業務のやりがいについてお話していきます。

子どもの成長に関われる

「なぜ保育士になろうと思ったのですか?」と聞くとほとんどの人が「子どもが好きだから」と答えます。

それだけ子どもと関われるということをやりがいに感じている人は多いです。

子どもの成長を間近で感じながら仕事ができるというのは大きな魅力ですね。

保護者のサポートができる

保育士の仕事には子どもの保育だけでなく、保護者のサポートも含まれます。

保護者に信頼されると感謝の言葉をもらうことも多いです。

人から感謝されるというのは働く上でのやりがいやモチベーションにもつながりますよね。

卒園後のつながり

卒園していった園児が数年後に会いに来てくれたり、連絡が来たりすることもあるでしょう。

卒園していった子どもが立派に成長していたらとても嬉しいですよね。

人生の大事な時期に関わる仕事だからこそ体験できるやりがいです。

保育士の仕事はここが大変!

前述したとおり保育士の仕事内容は複雑で量が多いです。

そんな保育士の仕事はどのような点が大変なのかについてお話します。

体力を使う

子育て経験がある人はお分かりになると思いますが、子どもの相手をするというのは非常に体力を使います。

ただ監視していれば良いというわけでなく、時には一緒になって遊ばなければいけないため、肉体的な負担が大きいです。

過労で倒れてしまうという話も聞くので、体調管理には気をつけましょう。

精神的負担が大きい

子どもを預かるということは命を預かるということです。

責任が重い仕事だからこそ、精神的に疲れてしまうということも多く、自分のメンタルケアも大切になってきます。

悩みは誰かに聞いてもらうだけでも軽減されるので、悩みを打ち明けられる同僚や上司を作りましょう。

保護者との関係性

子どもが好きだからと保育士になった人が苦労するのが保護者への対応です。

子育てのプロとしてアドバイスをしなければなりませんし、なにか保育に問題があればクレームが来ることもあります。

保護者との関係を良好にすることは働きやすい職場づくりにも繋がりますよ。

大変だけどやりがいはある保育士の仕事

保育士の仕事内容は非常に大変なものばかりです。

子どもと楽しい時間を過ごすことだけをイメージして働こうとする人も多いのですが、現実はそんなに甘くはありません。

仕事内容の大変さとやりがいを知った上でそれでも働きたいと思えるならば、ぜひ保育士を目指しましょう。

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