ブランクがあっても大丈夫!保育士が復職するためのポイントを解説
2017.07.31
女性が大半を占める職業である保育士は出産や子育てを機に退職する人が多いです。よってしばらく仕事を行わない期間ができてしまいます。
ブランクがあると復職に対して不安を感じてしまいますよね。
この記事では ブランクのある保育士の抱える不安と現状、採用されるための方法などをご紹介します。
ブランクがあっても大丈夫!保育士の復職が歓迎される理由
しばらく保育の現場から離れていて復職するのは不安…そう悩んでいる潜在保育士は少なくないと思います。
ですが、ブランクがあっても大丈夫です。
むしろ現在の保育業界はブランクがある方も歓迎しているんです!
その理由を説明していきます。
慢性的な人材不足
待機児童の問題などから分かるように、保育業界は現在慢性的な人手不足に陥っています。
そのため、多くの保育施設が人材を欲しているのです。
無職の期間があると雇ってもらえないのではないかと不安になるかもしれませんが、人手が足りないという状況下で保育士としての経験がある人材は非常に重宝されるのです。
子育て経験を活かせる
保育士が復職する理由の多くは「子育てが落ち着いたから」というものです。
保育と子育ては通じる部分が多くありますし、子どもや保護者とかかわる保育士という仕事において、実際に子育てを経験してその現場を知っているということは大きな強みになります。
ある程度のブランクがあっても、子どもや保護者の気持ちや苦労がわかる保育士さんは職員にとっても子どもや保護者にとっても頼もしい存在だと思ってもらえることでしょう。
ブランクがある保育士が抱える不安と解消法
潜在保育士が歓迎されているということはわかりましたが、それでもブランクがあるとなるとやはり復職するのは少し不安がありますよね。
ブランクがある保育士さんがどのような不安を抱えているのか、そしてどのようにして解消できるのかを見ていきましょう。
保育スタイルの変化
子育ての仕方や子どもの遊びは時代とともに変化しています。
しばらく保育の仕事から離れていた自分が今の保育についていけるのかと不安に思っていませんか?
ブランクが長ければ長いほどその不安は強くなるかもしれません。
ですが、大丈夫です。
現場を離れていた潜在保育士さんの復職のために多くの自治体がセミナーや研修を実施していますから、現在の保育について学ぶことができます。
また、最初は今の保育に対して違和感や抵抗があったとしても経験を重ねていけば慣れるものですから、あまり気負う必要はありません。
体力の衰え
保育士経験があるみなさんなら言うまでもないかもしれませんが、保育士の仕事は重労働が多く体力勝負です。
復職したくても、ある程度年齢を重ねていたりすると「ちゃんと自分に務まるかな?」と不安に思うのもうなずけます。
そのような場合、最初は無理なく保育に携わることができる非正規雇用や時短勤務で働くことを考えてみるのも手だと思います。
新しい人間関係
保育施設では、たとえ自分のほうが年上で経験が豊富だったとしてもその施設で働く若い保育士さんが先輩となります。
保育の現場では上下関係が厳しいことが多いため、その中でうまくやっていけるのかと不安に感じるかもしれません。
復職して始めは「なんでも知ってる」感を出しすぎず、相手が年下の先輩であっても敬意を忘れず、挨拶をしっかりおこないましょう。
自分の経験が豊富であっても、復職した新しい職場の中では新人の気持ちで臨むことが重要です。
ブランクがある保育士が復職するためのポイント
ブランクがあっても大丈夫というお話をしてまいりましたが、おわかりいただけたでしょうか?
続いては、ブランクがある保育士が復職を決めたあとの就職活動の中でおさえておくべきポイントを解説していきます!
転職サイトを利用する
まず重要なポイントは、転職サイトを利用することです。
就職先を探す手段はたくさんありますが、転職や復職をする保育士のほとんどは保育士専用の転職サイトを活用しているのです。
この保育士専用転職サイトの大きな特徴の一つとして、利用者一人ひとりに保育士の転職に精通したプロのコンサルタントが付き、求人探しから面接の対策、条件交渉など、転職活動全体を幅広くサポートしてくれるという点が挙げられます。
ブランクがある保育士を歓迎しているという情報は必ずしも求人情報に載せなければいけないものではないため、自力で探すのはなかなか難しいのが現状ですが、転職サイトを利用すれば自分の希望条件に合った好条件の求人を見つけることができるため非常におすすめです。
「そんなこと言われても、どの転職サイトを使ったら良いかわからない…」という方のためにおすすめの転職サイトをランキング形式で紹介していますので、参考にしてみてくださいね!
保育士就職セミナーに参加する
先程も簡単にお話しましたが、潜在保育士のニーズが高まっている中でさまざまな自治体が保育士の再就職を支援するために研修やセミナーを開催しています。
ブランクがある保育士にとって今の保育現場について知る機会はとても貴重なものですので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
参加費がかからないものもたくさんありますので、自分の自治体がおこなっている就職セミナーや研修を調べてみることをおすすめします。
履歴書や面接で意欲をアピール
本格的に就職活動が始まったら避けて通れないのが「志望動機」の說明です。
復職の理由を問われたときに、ただ「子育てが落ち着いたので…」とだけ言ってもあまり印象はよくありません。
「時間つぶしのために復職しようとしてるのかな?」と思われかねないのです。
「子育ての経験を活かしたい」「一度離れたけどやはりこの仕事がしたい」「待機児童の解消のためになにかしたい」など、自分がなぜ復職したいのかという仕事への意欲を積極的にアピールしましょう。
パート保育士という働き方も視野に入れる
体力に不安がある方や子育てと仕事を両立させたいという方におすすめなのが「パート保育士」という働き方です。
正社員だと給与は良いですが、施設によっては業務量が多く残業をしなければならなかったり休みを取りづらいということがあるかもしれません。
パート保育士であればシフトの融通が効きやすく、担任のサポートなどが主な業務内容になるため体力的な負担も少なめです。
保育士の経験がある方であれば時給が上がったり、ゆくゆくは正社員に昇格できるということもありますので、まずは業務に無理のないパート保育士として復職するという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
ブランクがある保育士は「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」で復職!
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