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【保存版】保育士の履歴書パーフェクトマニュアル~完璧な履歴書で転職成功~

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保育士の履歴書パーフェクトマニュアル

履歴書はあなたの転職が成功するかどうかを大きく左右する要素です。一番大事なのは面接だから、履歴書は適当で大丈夫!と思っている保育士も多いですが、その考え方は危険です。面接で聞かれる質問は履歴書の内容をもとにして聞かれる場合が多いため、履歴書が面接に与える影響は大きいのです。

また、面接で自分をアピールできる時間は限られていますし、事前に用意したことをこたえられる保証もありません。履歴書に書いておけば面接で問われなかったことでも面接官に伝えることができますよね。

履歴書は事前に用意することができるものなので、書き方、内容にミスがあってはいけません。このページを読んでコツをつかみ完璧な履歴書を作成しましょう。保育士の方はぜひ一度ご覧ください。

そもそも保育士の履歴書はなんのために作成する?

そもそも履歴書を何のために書いているのだろうと考えたことはありますか。ほとんどの人が「転職活動で使うから」と何となくで作成していると思います。目的意識をもって履歴書を作成するとより良い内容に仕上がりますよ。

履歴書はあなたの説明書ではない!

履歴書は保育士としての自分がどのような人間なのかを面接官に伝えるためのいわばツールです。ただ単に自分のことを知ってもらうだけでなく自分をアピールすることが目的なのです。履歴書はあなたの説明書ではなく、あなたをアピールするツールであることを理解して作成していきましょう。

改めて自分を見直そう!

履歴書は「面接官のために書くもの」という認識が強いですが、実は履歴書を書くことは「自分のため」にもなります。

履歴書はあなたの保育士人生が1枚の紙にまとめられたものです。履歴書を見ればどのように保育士として生きてきたのかが分かります。

つまり、履歴書を書くことは自分の保育士人生を振り返るいい機会と捉えることができます。改めて自分のことを見直すことで志望動機や自己PRの内容も変わってくるかもしれませんよ。

保育士が履歴書を書く前の注意点

履歴書は日常的に書くものではないので、久しぶりに書くと意識すべきポイントが分からなくなりますよね。履歴書には絶対に間違ってはいけない基本的なルールがあります。まずは基本のポイントを押さえていきましょう。

PCはダメ!手書きで丁寧に

最近はパソコンで作成することも多いですが、できれば手書きの方がよいと思います。良い印象を与えますし、手書きにすることで手間がかかっていることが伝わり、ここの保育園で働きたい!という熱意が伝わります。

また、保育士は仕事の中で手書きで文書を作成することが多いので、字のきれいさをアピールすることにもつながります。自分の字に自信がない人は今後のために練習しておきましょう。

サイズ・フォーマット

基本的にはB5サイズですがA4サイズでも良いでしょう。市販のものを買っても良いですし、ネット上でダウンロードして印刷しても大丈夫です。

特に指定がない場合はサイズやフォーマットは自分が書きやすいものを選択しましょう。

1部を雛形として残しておく

すべての欄が埋まっているものを1部雛形として手元に残しておきましょう。転職活動中は複数枚作成することになりますし、志望理由などを除いてその他の項目はどこに応募するときも変更する必要がありません。手元に1部残しておくと手本にしながら書き進めることができるため、効率がよく非常にオススメです。

記入内容を把握しておく

面接の際には提出した履歴書をもとにして質問が変わってきます。答えたことが履歴書に書いてあることと違っていると、「いい加減な人だ」「嘘をついているのか」という評価を受けてしまいます。

履歴書に何を書いたのかはきちんと把握しておきましょう。コピーを取っておく、写真を撮っておくなどすると安心ですね。

ケアレスミス・嘘の内容は絶対避ける

お話しするほどの事でもありませんが、氏名や住所、電話番号など基本の必須項目は絶対にミスのないように心がけましょう。仮に小さなミスでも、大事な場面でミスをするという印象を与えかねません。

また、何度か転職を繰り返している場合でも職歴は正確に記入しましょう。万が一虚偽の記載が発覚した場合、内定取り消し、または既に働いていても解雇ということになるかもしれません。転職回数が多いのを隠そうとして経歴の詐称だけは絶対にやめましょう。

マイナス評価を受けない基本項目の書き方

はっきり言って履歴書の基本項目は書けて当たり前です。プラスになることはありませんが、ミスがあればマイナス評価を受けてしまいます。ミスなく丁寧に作成してください。

日付

この欄で一番多い間違いは「履歴書を記入した日」ではなく「履歴書を提出する日」を記入すること。郵送である場合は「ポストに投函する日」、面接時に直接持参する場合は「面接の日」を書くことが鉄則です。

氏名

スペースが大きいので、履歴書全体の印象に繋がります。ていねいに書くことを心がけましょう。保育士は字がきれいなのもアピールポイントです。ふり仮名はひらがなとカタカナの場合があるので注意してください。

写真

基本は3ヶ月以内に撮影した写真であることが原則。履歴書は正式な書類であるので、服装はスーツ、メイクは薄く、髪をまとめるなどの清潔感ある容姿であることを意識しましょう。また、写真の裏に氏名を記入することも忘れないで下さいね。

住所

最初から最後まで省略することなく書きましょう。都道府県などを省いてはいけません。また、番地は「1-2-3」などではなく「1丁目2号3番」のように正式に記入しましょう。長期休暇などに実家に帰るなどの理由で連絡が取れなくなる場合は、緊急連絡先も記入しましょう。

連絡先(電話番号・メールアドレス)

日中でも連絡が取れる電話番号であることが大前提です。もし電話を取り逃してしまった場合、気が変わったり、他の求職者の方が良かったりした場合、もらえたはずの内定がもらえなくなるかもしれません。固定電話が家にない場合は、携帯電話のみで構いません。

最近では、メールで連絡を取ることも多いので、メールアドレスを記入する欄がある履歴書も多いです。頻繁にチェックできるような、普段使っているメールアドレスを書くようにしましょう。ただし、ふざけたアドレス名のものの場合は避けて、転職活動用にあらたにメールアドレスを用意しましょう。

「学歴」「職歴」「免許・資格」の書き方

「学歴」「職歴」「免許・資格」の書き方をご紹介します。分かりやすいように図も用意したのでご覧ください。

学歴

学歴は中学卒業から記入するのが一般的です。ただし、欄が足りなくなってしまう場合は最終学歴の1つ前で大丈夫です。また、「高校」ではなく「高等学校」、学部・学科名を必ず正式名称を用いてください。

学歴
〇〇年3月埼玉県立〇〇中学校 卒業
〇〇年4月埼玉県立〇〇高等学校 入学
〇〇年3月埼玉県立〇〇高等学校 卒業
〇〇年4月〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年3月〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
以上 

職歴

職歴は、ひと目で概要がわかるようにします。会社名だけでなく、役職や部署名、業務内容を簡潔に添えておくだけで、キャリアのイメージがしやすくなります。正しい時系列で、正式名称を記入するようにします。「株式会社」や「有限会社」に就業した場合は、「入社」「退社」と記入し、「社会福祉法人」や「NPO法人」の場合は、「入職」「退職」で統一します。職歴の最後には「現在に至る」と忘れずに記入してください。

職歴
〇〇年〇月社会福祉法人 〇〇保育園 入社
〇〇年〇月社会福祉法人 〇〇保育園 一身上の都合により退社
〇〇年〇月東京都〇〇区立〇〇保育園 入社
現在に至る
以上 

免許・資格

他の候補者と差をつけるためのアピールポイントの1つになります。保育士に就くのであればやはり、保育士として役立ちそうな資格は好印象を与えられます。たくさん持っていれば、保育士と関連があるものから正式名称で記載するようにしましょう。現在資格取得に向けて勉強中であれば、取得予定時期を含めて記入することができます。嘘はいけませんが、求められているスキルを見極め、出来る限りアピールするようにしましょう。

免許・資格
〇〇年〇月普通自動車第一種運転免許 取得
〇〇年〇月保育士資格 取得
〇〇年〇月幼稚園教諭2種免許 取得
以上 
2017.06.13
履歴書はあなたの転職が成功するかどうかを大きく左右する要素です。一番大事なのは面接だから、履歴書は適当で大丈夫!と思っている保育士も多いですが、その考え方は危険です。面接で聞かれる質問は履歴書の内容をもとにして聞かれる場合が多いため、履歴...

【例文つき】実は効果大!趣味や特技の書き方

趣味や特技は何を書いても変わらないと思っている人が多いのですが、実はアピールチャンスです。保育士に関する趣味や特技があれば十分アピールになります。

趣味はなるべく詳細に記入する

趣味の内容によって不合格になるなんてことはまずありえませんが、面接で詳しく聞かれても答えられるようにしましょう。趣味の話題で盛り上がればリラックスした面接になります。例えばピアノや歌などの音楽系、アートなどの芸術系は保育士の業務の中で活かせそうですよね。

また、趣味や特技はあなたの人柄が顕著に現れます。意外と採用側が見ているポイントなので適当に書くのはやめてくださいね。無趣味な人はあまり印象が良くないので、特にないという回答はやめましょう。

例文「趣味の音楽をアピール!」

私の趣味は音楽です。幼いころから歌うことが大好きで、学生時代はバンドを組みボーカルとして活動していました。また、小学校6年間ピアノを習っていたため、ピアノを演奏しながら子どもたちとうたっている時間がとても楽しいです。

特技は仕事に直結させよう

特技は比較的仕事に直結しやすいです。できれば保育士の仕事に結びつきそうなものが理想ですね。例えば読書・ダンス・パソコンなどは仕事で役に立つので得意な人は記入しておくとアピールになるかもしれません。得意だと自信があるものは趣味ではなく特技としたほうが公開的ですよ。

例文②特技のパソコン操作をアピール!

事務職の経験があるため、パソコンの操作に長けております。保育士の業務は手書きの文書が多いですが、契約書類や保護者への通知文書などパソコンで書類を作成する場合には私の力を発揮できると思います。

自分の魅力を伝えよう!自己PRの書き方

自己PRは多くの人が苦手にしている項目です。自分がもっともアピールしたいと思っていることをかけば良いです。どうしても思いつかない人は前職で誰かに褒められたことなどを元にすると考えやすいかもしれませんよ。

スキル・経験をアピール

どうしても思いつかなければ保育士としてのスキルや経験をアピールしましょう。前職で学んだことや過去の経験などを存分に盛り込みましょう。いかに自分か優れた保育士なのかをアピールするチャンスです。

履歴書の質を左右する「志望動機」の書き方

志望動機を見るだけで「良い履歴書」と「悪い履歴書」に簡単に分類することができます。それだけ履歴書において志望動機は大事です。そんな志望動機の書き方についてご紹介します。

保育士が志望動機で伝えるべきポイント

内容が薄っぺらいものにならないように最低限伝えるべきことをまとめました。

これらを意識するとより考えやすいと思いますよ。

なぜ保育士がしたいのか

どうして保育士として働きたいのか、保育士のどこに魅力を感じているのかを伝えましょう。

採用する側としてもどうして保育士として働いているのかは気になるところです。面接で問われることもあるのでここで考えておきましょう。

履歴書を読んだ人に共感してもらえるような内容にすると好印象を与えられます。

なぜこの保育所を選んだのか

相当な数の保育施設がある中でどうしてこの施設を選んだのかを伝えましょう。

そのためにまずは応募する施設のことを詳しく知る必要があります。

その施設でしかできないこと、その施設にしか無いものを見極めて、魅力的に感じた点を志望動機に盛り込みましょう。

転職後どうしていきたいのか

もっとも大事なのは就業後どうしたいかです。施設のことを褒めちぎっただけでは採用に手が届きません。

転職がうまくいったとしてその先までイメージを膨らませましょう。

若干自己PRとも被ってきてしまうかもしれませんが、その施設でどう働きたいのかが内容に含まれていると本気度が伝わりやすいです。

志望動機を応募先の特徴から考える

何を書いていいかわからなければまずは施設の特徴から考えてみましょう。

施設の特徴ごとの志望動機についてお話します。

小規模保育園の場合

応募先が小規模保育園の場合は、小規模保育ができることを動機にするのが最も簡単です。

前職場が一般的な保育園の場合は、集団保育ではできない小規模保育の魅力を内容にいれるのが良いでしょう。

もちろん「子どもが少なくて楽そう」「責任が軽そう」などのマイナスなことは盛り込まないでくださいね。

理念に共感した場合

すべての施設で使えるのが「理念に共感した」という理由です。

単純に理念に共感したと書いても内容が薄いので、自分の保育観なども織り交ぜるとクオリティの高い志望動機が書けるはずです。

ただし、多くの保育士が書きたがる内容なので、他人と差をつけたい、オリジナリティを出したいと考えるのであれば他の内容にしましょう。

待遇に魅力を感じた場合

施設の待遇に魅力を感じた場合でもそれを志望動機のメインにするのはあまりおすすめできません。

待遇が良いから、という理由では「保育士でなくても良いのでは」と思われてしまいます。

内容に入れるにしてもメインにはしないほうが良いです。

ただし、労働環境が良いことで質の高い保育が行える、など保育につながる理由であればメインにしても問題は無いでしょう。

履歴書を読んだ人がどう感じるかを意識して内容を作成してください。

キャリアから志望動機を考える

施設の特徴以外から考えるとするならば、保育士としての自分から考える方法が良いです。

主な例をご紹介します。

経験が豊富な保育士

長年保育士として働き経験が豊富なのであれば、これまでの経験をもとに内容を考えましょう。

これまでの保育士業務を通じて問題に感じた点をこの施設では解決できる、今までできなかった保育が行えるなど、経験豊富だからこその志望動機を書きましょう。

ただし、ベテラン保育士は今までのやり方に固執してしまう傾向があるので、柔軟性が伝えられたら尚良いです。

ブランクがある保育士の場合

ブランクがあるということは、しばらく現場から離れて考える時間があったということです。

現場を離れたから分かったこと、感じたことがあればそこから志望する動機を考えましょう。

現場を離れている間に出産や子育てを経験した人は、子どもに対する想いがさらに強くなったなど心情の変化も盛り込むとリアリティが増します。

未経験の保育士の場合

異業界からの転職のように未経験の場合は評判や職場見学で感じた印象から志望動機を作るのが良いでしょう。

実際に働いた経験が無いので抽象的な内容になってしまいますが仕方ありません。

そのためにも応募する施設の情報を少しでも多く手に入れましょう。

志望動機は転職理由とずれないように

志望動機のわかりやすい形は「前職場では〇〇できなかったが、貴園では〇〇ができる」という前職との比較です。

明確な志望の動機になるのでとても良いのですが、その際には転職理由とずれないように気をつけてください。

保育士の転職理由の多くは後ろ向きな理由が多いので、志望動機とセットでぶれない前向きな理由を考えましょう。

2017.06.13
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パーフェクトな履歴書で転職成功へ!カギは転職サイト?

いかがでしたか?たかが履歴書でも完璧に作成しようと思えばこれだけのポイントに気をつけなければなりません。大変ですよね。

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最後に履歴書サポートが上手な転職サイトをご紹介します。

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