保育士に年齢制限はある?気になる定年事情を徹底解説!
2018.04.10
「保育園落ちた」で有名な保育界。とってもとっても人手不足で、保育園に落ちる家庭もでてきている現状!
そんな現状でますます高まる保育士のニーズですが、一体何歳まで働けるのか知っていますか?
今回は、保育士の年齢制限や定年について話していきたいと思います!
保育士の平均年齢は34.7歳
平成25年度の厚生労働省の調査では、保育士の平均年齢は34.7歳というデータを出しています。
「意外と平均年齢高いんだ…」と感じた人は多いのではないでしょうか。
年々平均年齢は高くなっていて、これから先もどんどん高くなっていくことが予想されています。
どんな保育士が求められている?
専業主婦をやめ、仕事をしたい中高年層の拡大と保育ニーズの多様化により、より専門性を持つ保育士が求められるようになりました。
イメージでは保育士は体力仕事であり若い人が多く求められると思っている人は多いと思います。保育士の仕事をイメージすると、朝から晩まで子どもたちと一緒に過ごし体力が必要であり、常に弱音を吐かず元気で笑顔でいなくてはいけないなどのイメージを持たれる方もいるかも知れません。
確かに、長時間子どもたちと一緒に過ごし、散歩や、お楽しみの時間などの準備もあり、精神的にも、体力的にも厳しいことは事実です。
しかしながら、中高年層の人が保育士になって活躍できないか、と言われるとそうでもないのが現状で、40~60歳を越える保育士さんもいるのも事実です。
正社員以外にも、パート、アルバイトなどの様々な働き方がありますし、現場ではなく少し離れたところでの保育士としての勤務もあります。
実のところ定年は?
保育士として現場に立って、いつまでも仕事できるということは分かりましたね。
それでは、実際「定年」はいつなのか考えていきましょう。
保育士の定年は何歳?
保育士の退職は一般業界と変わらず60歳までです。定年は60歳ですが、パート、アルバイトなどの形式を取ればいつまででも働くことができます。
いつまでも現役でいたい!!という方にはとてもオススメな職種ですね。60歳以上でもしっかり働き続けることができるのも保育士の魅力といってもいいかもしれません。
高年齢保育士の役職は?
一般的には、管理職や施設長等の職がこういった年齢層に多いです。やはり年齢とともに貫禄が出るので、園長として勤めている保育士が多いようです。
また、定年後はパートやアルバイトで普通の保育士として働いている人が多いです。ベテランとして現場の支えになっています。
年齢関係なく保育士のニーズが高まっている?
現在、日本では超少子高齢化がとても問題となっています。子供の数は減り続け、それと反比例して高齢者の数はどんどん増えていきます。
しかし不思議なことに、子供の数は減っているが、待機児童の問題が全国各地で話題になっています。
これは、夫婦の共働きの家庭が増えたことによる保育ニーズの拡大が理由の一つになっています。これまで専業主婦として家で子供のお世話や家事全般を行ってきた母親が社会に進出するということは、そのやってきたことを変わりに行う人が必要になります。
それが母親の代わりに子供の世話をするい保育園や保育士がもっと必要になってきています。今よりもっと、保育園で預かることの出来る子供の数を増やしていき、人数オーバーで保育園に落ちてしまう「待機児童」を減らしていくことが今後の課題になります。
保育士の募集年齢の現状とは
公立保育園では、正規職員の採用は「30歳以下」といった条件のある求人がほとんどです。30歳以上の人が採用される場合は、臨時職員やパートなどの非正規雇用に限られるそうです。
応募する人は多く、倍率はとても高くなります。なぜこんなにも募集年齢が低いのでしょうか。
1番大きな理由が結婚・出産です。
女性が多い職場あるあるですが、結婚や出産で一度離職してしまう人が多いのです。
また、正職員として雇うとなると育児との両立もしなければならないので非常に厳しいですよね。
さらに、その問題に付随したい体力の問題も上がってきます。保育士はある意味「体力勝負」というところがあります。
40代、50代以降の女性が現場で仕事していくのが厳しいのが現状です。
子供と一緒に遊んだり、だっこやおんぶしたり、読み聞かせなどのイベントの準備や、制作物で残業、持ち帰りして仕事をしなくてはいけないことなど、若い保育士であっても音を上げてしまう人もいるくらいハードな仕事であるため仕方のない部分もあります。
また、年齢が高ければ給与も高いので人件費を配慮しても若い人がいいことが分かります。
私立保育園の場合、人件費が多くかかってしまうと運営が出来なくなってしまうということがあるので、若い人を多く採用し、コストを抑えるという雇用側の思惑もあるかも知れません。
非正規雇用なら年齢制限はない
「やっぱりこの歳からの保育士は無理か…」とお考えのあなた、そんなことはありません。前記したとおり、正社員として雇われるのは難しいかも知れませんが、パートやアルバイトのような非正規雇用であれば募集しているところは多くあります。<
パート、アルバイトであれば自分のライフスタイルに合わせ、無理せず働くことが出来るというメリットもあります。
やはり子供とずっと関わっていきたい、自分のスキルを生かしたい、などの理由で保育士への転職を考えている人は多いと思います。そんな方には非正規雇用をおすすめします
保育士に年齢は関係ない!
年齢が高めだから難しい…と将来に不安を持たずに、人生経験が豊富なのはそれだけでプラスになります!
実際、保育士になりたいという気持ちと、やる気さえあれば年齢は関係ありません!後は自分の決断次第なのです。一歩踏み出す勇気を持ちましょう。
「やればよかった…」と後悔しないように、チャンスを掴みましょう!
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