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保育士の保育観の違い、どうしたら解決するの?

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保育観の違い

保育をするうえで保育士は何を大切にするべきなのでしょうか。

保育士は自分がどのような保育士になりたいか考えながら、保育に対する価値観である「保育観」をつくりあげることが大切です。

ここは、この「保育観」に関する問題について紹介していきます。

保育観って何?

保育観とは、保育に携わった経験のある人ならば一度は聞いたことがあるワードだと思います。

簡単に言うと保育観とは、保育士がそれぞれに持っている子供のための最善の保育です。

保育士の皆さんは働くうえで何か一つ自分の大切にしたい考えや、子供とのかかわり方、保育の価値観があると思います。

価値観には決まりがなくそれぞれが異なる信念を持っています。

言い換えると、それぞれが思い描く理想の保育士になるために必要な要素が価値観を形成していきます。

ある保育士は、「自分が子供だったらこんな先生が好きだなと思う先生になりたいので、自分がかかわる子供に全力で向き合っていきたい。」と常に意識して仕事をしているそうです。

やはり、保育の現場では保育士の子供に対する姿勢が重要視されます。

すべての保育士が全く同じ価値観を持つことは不可能ですが、それぞれが価値観を確立することは重要です。

保育観が違う理由って何?

保育観がそれぞれ異なる理由とは一体なぜなのでしょうか。

その理由は、ひとりひとりが育った環境や関わってきた人達が異なるからです。

人の価値観は人間関係が大きく影響します。

出会う人や環境によって様々です。

したがって、保育への考え方やとらえ方も他の保育士と全く同じになることはほとんどないでしょう。

例えば、子供がパズルに取り組んでいる時「困っていたらすぐに手助けてあげたい。(子供が飽きないように楽しんで遊ばせてあげたい)」という人もいれば、「子供が間違えてもいいから最後まで見守りたい。(自分で考える力をつけさせたい)」という人がいます。

これこそがまさに保育観の違いです。

保護者は時々保育士に「保育観」を尋ねることがあるそうです。

保育観は、その保育士がどのような態度で子供の保育にかかわっているかを推測する一つのバロメーターになります。

ですので、保護者も安心して子供を預けられるようしっかり自分なりの保育観を持っていると良いでしょう。

2018.07.04
保育をするうえで保育士は何を大切にするべきなのでしょうか。保育士は自分がどのような保育士になりたいか考えながら、保育に対する価値観である「保育観」をつくりあげることが大切です。ここは、この「保育観」に関する問題について紹介していきます。

保育観の違いの対処方法とは?

保育観の異なる保育士とうまく付き合っていくのはなかなか難しいと思います。

お互いが理解しあえない場合は職場でストレスが溜まりやすくなってしまいます。

そこで保育観が合わない保育士とうまく付き合っていくためのポイントを具体的に紹介したいと思います。

他の保育士を敬い理解する

最も重要なポイントは、他の保育士を敬い理解しようとすることです。

うまくいかない時、人は相手を批判しがちになります。

そこで一歩下がって相手の良い部分を探してみてください。

きっと良いところが見つかります。

そして、その良い部分を自分にも取り入れてみましょう。

するとより相手を理解することが出来るようになります。

もし理解できないポイントがあった場合には、なぜそのようにするのかを直接聞いてみてください。

もしかしたら、今までにない視点から物事を広く理解できるようになるかもしれません。

自分の考えを相手にぶつける

違和感がある場合には自分の考えを相手にぶつけてください。

改善点や対処法があれば指導してあげるのもいいでしょう。

くれぐれも伝え方には気を付けながら伝えましょう。

または、直接相手に伝えるのではなく他のクラスのリーダーや主任などに相談するのも良いでしょう。

年上の方に相談すれば、長年の経験から良い解決方法が見つかるかもしれません。

保護者から信頼されているか考える

また、他の保育士と保育観が違うからと言って自分の保育観が完全に間違っているわけではありません。

そんな時は、自分が保護者と良好な関係を築けているかを振り返ってみましょう。

保護者と保育士の信頼関係は保育観に大きく関わってきます。

友人で考えてみても、考え方が異なる人には信頼をおくことはできないでしょう。

保護者と良い関係が出来上がっていれば自分の保育観は受け入れられている、評価されていると考えてよいでしょう。

転職して保育園を変える

他には、自分の保育観に合った保育理念をもつ保育園に移動するといった対処法があります。

考え方の合わない職場での仕事は苦痛だと思います。

そんな時は転職を考えてみましょう。

自分に合う保育園が見つかるかもしれません。

自分の保育観を見直す

自分自身の保育観ももう一度見直してみましょう。

自分を客観的にみることが難しい時には、先輩や同僚の保育士に評価してもらうと、新しいアイデアを得られます。

相手の考えを受け入れることで成長できる!

保育には決まったマニュアルがないため、保育の方針を統一することは困難です。

しかし、他人の考え方を理解し尊重することが出来たら自分自身も一回り成長できます。

「保育観」が異なるのはそれぞれの人間関係や環境が違っているので仕方がないことです。

違いを理解しつつ自分の保育観を確立するのがベストではないでしょうか。

もし、互いの保育観を理解できなかった場合には、転職も視野に入れて考えてみましょう。

自分の保育観と合致する最適の環境での仕事はいっそうのやりがいを感じることができるでしょう。

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