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【保育士必見】子供をやる気にさせる言葉かけとは?

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保育士必見 子供が喜ぶ言葉かけ

保育士にとって、日々の子供たちへの「言葉かけ」はとても重要ですね。

子供はすごく感受性が豊かです。

そのため、大人の言った何気ない言葉が、子供たちを笑顔にしたり、時には傷つけてしまうことさえあります。

子どもたちにどのように「言葉かけ」すればいいのか、とても悩みますよね。

子供たちへの効果的な言葉かけとは、いったいどのようなものなのでしょうか。

今回は保育士さんが言葉かけをする際、効果的な「言葉かけ」と、するべきではない「言葉かけ」について詳しく解説していきます!!

効果的な子供への言葉かけの方法とは?

では、まず効果的な子供への言葉かけの方法を、ご紹介していきます。

「さしすせそ」は魔法の誉め言葉!

「ほめられる」ということは子供の成長にとってとても重要です。

子供たちはほめてもらえることによって、自分が認められたと感じるようになります。

ほめられることで自信がつくと、子供は様々なことに意欲的にチャレンジするようになります。

「ほめることは確かに大切だけど、どうほめたらいいのか分からない・・・。」

そんな保育士さんにはとっておきのテクニック、「さしすせそ」を紹介します!

  • さ→さすがだね
  • し→上手だね
  • す→すごいね
  • せ→正解
  • そ→その通り

この「さしすせそ」を自分の中で常に意識しておきましょう。

繰り返し使うことで、どんどん出てくるようになりますよ!

子供に「自分で決めた!」と思わせる

例えば保育士が「お片付けしてね」や「お休みしようね」と声をかけても、子供たちは聞く耳を持たないことも多いでしょう。

そういうときは「絵本を片付ける?それとも積み木を片付ける?」など、子供にどちらか選ばせるような問いかけが有効です。

どちらにするか選ばせることで、子供に「自分が決めた」という自信をもたせ、行動に繋げやすくなります。

コツとしては、どちらを選んでも良いような問いかけにすること!

片方を魅力のない選択肢にすると、子供はあまり自分で選んだと感じることができません。

2018.06.25
保育士にとって、日々の子供たちへの「言葉かけ」はとても重要ですね。子供はすごく感受性が豊かです。そのため、大人の言った何気ない言葉が、子供たちを笑顔にしたり、時には傷つけてしまうことさえあります。子どもたちにどのように「言葉かけ」すればい...

保育士がしてはいけない言葉かけとは?

では、保育士が子供のしてはいけない言葉かけとは何があるでしょうか?

頭ごなしの言葉かけはNG

「先生の話を聞きなさい」や「早くしなさい」など「○○しなさい」等の言葉かけは、小さな子供に恐怖を与えてしまうことがあります。

もちろん、このような言葉かけが必要な場面もありますが、毎回このように怒っていては子供たちにとっては逆効果です。

怒られるのが怖いからとりあえず言うことを聞く、という状態になり、なぜ怒られているのかわからないままになってしまいます。

子供を否定するような言葉かけ

「〇〇くんはできるのにどうしてできないの」や「そんな事をする子は先生嫌いだよ」などの、子ども自身を否定してしまうような言葉かけは、絶対にやめましょう。

子供の心を傷つけてしまうからです。

たくさんの子供たちの面倒を見ていると、どうしても手のかからないこと比較しがちになってしまいますが、子供には個性があり、それぞれが違うように振る舞います。

他の子供と比較せずに、きちんと個性を認めて向き合いましょう。

失敗した後の追い打ち

「どうしてできないの!」や「だからダメだって言ったじゃない」など、子供が失敗した後に追い打ちの言葉をかけるのは、子供の劣等感を増幅させてしまう可能性が高いです。

子供の行動に対して、このような否定的な言葉掛けをすると、何かをする度に「ダメって言われるかも・・・」と消極的になってしまう原因になりかねません。

このような言葉かけをしないように、日頃から意識する必要があります。

言葉かけと一緒にすると効果が上がる方法とは?

ただ言葉掛けをするだけでなく、一緒に行うことで効果がアップすることについて紹介します!

音楽をつかう

保育士が「〇〇してね」と言葉をかけるよりも、「この音楽がかかったら〇〇してね」と、感覚で覚えてもらうほうが小さな子供たちには特に有効です。

慣れれば、言葉をかけなくとも、音楽が鳴っただけで自分から行動してくれるようになります。

加えて、〇〇の片付けが終わったら他の遊びを用意しておくなど、「この後に楽しいことが待ってる」と子供たちに思わせると、より楽しく行動できるようになるでしょう。

ゲーム感覚でやらせる

子供たちが行動するポイントの一つに、楽しいかどうかということが重要になります。

例えば、「女の子チームと男の子チームどっちが早くお片付けを終わらせられるかなー?」や「誰が最初に先生の所に来れるかな?」などの、子供たちの競争心をくすぐる要素を入れるとゲーム感覚で楽しく取り組めます。

ただし、喧嘩になってしまうといけないので、注意して行なってください。

まとめ

保育士はたくさんの子供たちの面倒を見なくてはならないので、とても大変ですよね。

言うことを聞いてくれない子供がいると、つい命令口調になってしまうこともあるでしょう。

しかし、それは子供たちにとっては逆効果になることも。

保育士の仕事は、子供たちが元気に、楽しく保育園生活を送れるようにサポートすることです。

上手な言葉かけで、子供の成長をサポートしてくださいね。

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ふー
元保育士ライター
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