保育士採用試験での小論文の対策法をご紹介!注意点も分かって一発合格へ
2018.10.22
保育士採用試験において、多くの保育園では採用の際に「作文」や「小論文」を出題します。
これは短時間の面接や履歴書では伝わりにくいようなその人の思考力や発想力などを適性検査の一環として採用しています。
履歴書とともに提出する場合もありますが、多くは時間制限を設けてその場で考えさせ、その場で書かせるといったことが多くなっています。
多くの人が文章を書くことに慣れていないので、苦手意識を持っている人が多くいると思います。
そこで、今日はこの保育園で行われる「小論文」の対策として、頻出テーマや傾向、チェックポイント等を詳しく解説していきたいと思います。
保育士採用試験に多い小論文とはどんなもの?
ここでは保育士の採用試験においてどのような小論文が保育園から出題されるのかについてお話していきたいと思います。
よくある出題形式は1つのテーマが与えられる、もしくは複数のテーマから1つを選択し、その課せられたテーマにそって自分の意見や思いを理路整然と書いていきます。
「作文」は小学生の時などによくやった、出来事の体験談やその感想を書くのに対し、「小論文」とはテーマにそった内容で自分の意見を議論させる必要があります。
すなわち、自分の意見に対してそのように考える理由や根拠が必要となるのです。
したがって、小論文は一朝一夕でどうにかなるようなものではありません。
そこでしっかりとした対策が必要となるので、これからその対策や傾向をお話していきたいと思います。
小論文の傾向と対策を教えて!
ここでは小論文の傾向と対策についてお話していきたいと思います。
小論文でよく見かける頻出テーマは以下の通りです。
- どのような保育者になりたいか
- 保育士になろうと思ったきっかけ
- 入職したらどのようなことを実現したいか
- これからの保育士の役割で重要なことは何か
- 幼児教育の重要性とは
- 保育業界における時事問題
- あなたにとっての理想の保育士とは
- この園をどのような園にしたいか
- 子どもを育むために、保育士はどのようにあるべきか
- 早期幼児教育のあなたの主張
- 地域子育て支援に貢献するために何ができるのか
これについて、小論文はもちろん、面接においても問われる可能性があるので、どのような場面でどのような形で問われてもスムーズに自分の意見が伝えられるように、その事実、背景知識、自分の考え、その考えを導く根拠などをまとめておくようにしましょう。
対策として、常々保育に関する情報にアンテナを張っておき、その出来事に対して自分のなにか意見をするようにしておくといいですね。
そして、テクニックとしてどんなテーマにでも汎用性の利くような根拠を用意しておくとスムーズに文章を書くことができるかもしれません。
例えば、自分の経験談でもいいかもしれません。たしかに客観性にかける根拠ではありますが、試験の目的としてその人の人柄を見ているという目的があるのであれば、過去の自分の経験談は有効な手段だと思います。
最後にチェックするポイントとは?
ここでは「文章を書き終えた!」となったら、残りの制限時間で最後に確認するべきことをお話ししたいと思います。
では、順番にチェックポイントをご紹介していきます。
誤字脱字はないか?文体は整っているか?
これは「です、ます」調にするか「である」調にするかどちらかに決めたらそれを一貫させる必要があるということです。
また、正確に文章を書けるかどうかというところも問われているので、しっかりとした推敲は必要です。
文章の構成はしっかりしているか
書き始めなどの段落の始めは1マス開けたり、句読点や促音便は行頭にしないなどといったことです。
主語の欠落、述語とのミスマッチがないか
例えばこのような文章のことです。その日、彼女は15分ほど遅れてきた。彼女はピンクのジャケットを翻し、軽やかに席に着いた。彼女の表情からは「遅れてすまない」という謝罪の気持ちは読み取れなかった。
1文が長すぎないかどうか
およそ60文字以内に1文を抑えるのがベターだと言われています。
丁寧な文字で書いてあるか
やはり丁寧な字で書いてあることは大事ですね!
綺麗な字で書いて、試験管の目を惹きつけましょう、
上記の5つをしっかり確認して書く必要があります。しかし、最後に確認することも大切ですが、文章を大幅に修正することは書き終わってからでは難しいです。
したがって、書き始める前に、書いてる途中にも上記のことを意識してください。
合格したら転職サイトで就職!
ここでは保育士の採用試験で実施される小論文について、その傾向と対策、チェックポイントなどについてお話してきました。
小論文に対して苦手意識をもつ保育士の方々は多いと思います。
しかし、日ごろから保育士として色んなアンテナを張り、しっかりと対策をしていけばパスできる課題です。
今日ご紹介したものを、念頭に入れて対策してください。
そして、上記の内容を読んでも小論文はできるようになりません。
もっとも重要で有効な対策は実際に書くことです。
たくさん実践してみてください。
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