中卒でも保育士になれる!中卒で保育士資格を取る方法を徹底解説
2019.08.22
大学や短大、専門学校で勉強して資格を取るのが一般的である保育士。
保育士になりたかったけど、家庭の事情などで進学できずに夢を諦めてしまっている中卒の方、いらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、諦めるのはまだ早いですよ。
実は中卒でも保育士になることができるんです!
今回は、中卒の方が保育士になる方法を解説していきます。
中卒から保育士になる方法①「大学や専門学校に進学する」
まず一点目として挙げられるのが、大学や短大、専門学校などに進学するというものです。
「中卒なのに大学進学?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、高校卒業認定試験に合格すれば大学や専門学校などに進学することができるようになります。
また、一言で進学といっても二つのパターンがあるため、それぞれ解説していきます。
保育士養成課程がある学校に進学する
一つ目は、厚生労働大臣が指定した保育士養成課程がある大学や短大、専門学校に進学するというものです。
保育士養成課程で学べば、国家試験を受験することなく学校卒業と同時に保育士資格を得ることができるのです。
そのため、学費と時間をしっかりとかけて保育士の仕事を専門的に学びたいという方は保育士養成課程がある大学などに進学するのが一番手っ取り早いでしょう。
他の学部でも国家試験を受けられる!
保育士養成課程がある学校に進学するというのが一般的ではあるものの、大学や短大、専門学校の保育士とは関係ない学部を卒業した上で保育士の国家試験を受験することもできます。
学校教育法に基づいて認可された学校であれば、保育士について学んでいなくても保育士の国家試験の受験資格を得ることができるのです。
なかなか簡単なことではないですが、自分の学びたい分野について学びながら並行して保育士資格の勉強をするという手段もあるので、視野を広げたいという方はこのような選択肢があるということも把握しておくと良いでしょう。
中卒から保育士になる方法②「国家試験を受験する」
二点目として挙げられるのが、大学などには進学せずに児童福祉施設で実践経験を積んで国家試験の受験資格を取得し国家試験に合格するというものです。
くわしく説明していきますね。
中卒のままでも国家試験の受験資格を得られる!
中卒のままでも、ある一定の条件を満たすことで保育士の国家試験の受験資格を得ることができます。
その条件とは、児童福祉法で定められた児童福祉施設で5年以上かつ7,200時間以上を正社員として勤務するというものです。
児童福祉施設とは保育所や児童養護施設、乳児院、児童支援センター等が挙げられ、これらの施設で「児童等の保護または援護に従事する」必要があります。
そのため、事務員などではなく保育補助として働きます。
こうして実務経験を積むことで、国家試験を受けられるようになります。
高卒認定を取れば半分以下の期間で済む!
中卒のままで国家試験を受けるためには5年以上の実務経験が必要になるというお話をしましたが、高卒認定を取ればこの実務経験の期間が半分以下になります。
高卒の人が国家試験を受けるためには中卒と同様児童福祉施設での実務経験が求められますが、この期間は2年以上かつ2,800時間以上です。
ですので、国家試験を受けるために5年も働くくらいなら高卒認定をとって2年働いてから国家試験を受けるほうが早い!という人にはおすすめの手段です。
自分に合った方法で中卒から保育士になろう!
さて、ここまで中卒から保育士になる方法について解説してまいりましたが、いかがでしょうか?
中卒だからといって保育士の夢を諦める必要はありません。
ぜひ自分に合った方法でその夢を叶えましょう!
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