派遣保育士は新卒にオススメ、スムーズなキャリアアップで差がつく!
2020.06.25
新卒から派遣保育士として働くということを、考えたことはありますか?
やっぱり卒業したら正社員として働かなくちゃという考えがまだまだ一般的ですが、実は保育士の場合派遣の方がオススメなのです。
派遣保育士が新卒の皆さんにオススメな理由をご紹介していきましょう!
新卒から派遣保育士のメリットは?
新卒から派遣保育士として働くメリットをご紹介していきます!
環境が合わなくても安心
環境が合わずに転職が多い保育士業界ならではのメリットと言えます。
保育園によって待遇に差があったり、環境が違ったり、保育士は職場で大きく人生が変わってしまいます。
そのため、保育園に対する知識がなく、自分に合う職場環境が全く分からない新卒保育士は、いきなり正社員として働くにはリスキーですよね。
そのため、派遣保育士として有期で働いたほうが色々な保育園を回れるので、もし環境が合わなくても安心して働けます。
キャリアアップにつながる
派遣がキャリアアップに繋がるというのは少々考えにくいかもしれませんが、派遣保育士はキャリアップに最適です。
保育園は園によって環境も指導方法も異なりますよね。
派遣で働けば様々なパターンを経験することになり、合わせるのが大変だということもありますが、その反面新たな考えを得る機会がたくさんあります。
そのため、自分のキャリアアップに繋がっていくのです。
また、派遣保育士から正社員として働きたくなり転職をする際にも、派遣保育士時代に積んだキャリアをアピールすることができます。
一つの職場にずっといた保育士よりも、複数の現場や業種を経験している保育士の方が人事からしても「働いてほしい」と思いますよね!
新卒よりも派遣保育士は高給料
新卒の月給よりも派遣保育士の方が高給料である場合がほとんどです。
保育士業界は低賃金で有名・・・そのため、新人扱いのうちは恐ろしいほど低賃金なのです。
サービス残業は当たり前、家に帰っても持ち帰り残業ということが当たり前の保育園は多いです。
しかし、派遣保育士の場合は雇用主が人材派遣会社なので、給料も人材派遣会社が出します。
しっかりと残業分も出してくれるので、正社員よりも高給料を狙えますよ!
そのため、キャリアがないうちは派遣保育士として働くという方もいます。
また、女性の場合は結婚して子供が産まれるまでは保育士として働くけど、その後は主婦になるため退職すると考えている方も多いのでは?
そんな方にはなおさら派遣保育士がピッタリですね!
子供を産むまでの数年間は、高給料でゆとりを持って働ける派遣保育士として働き、子供を産んだら退職しちゃいましょう。
出勤時間の調整ができる
派遣保育士の一番のメリットとも言えるのは出勤時間の調整ができるということです。
正社員とは異なり、出勤時間を柔軟に設定することができるので、自分らしい働き方を実現させることができます。
ライフスタイルに合わせて出勤時間を調整したり、出勤日数を扶養内に収めるということも可能ですよ!
ワークライフバランスを取りたいという方には嬉しい仕組みですね。
では、保育士派遣のメリットをまとめておきましょう。
- 環境が合わなくても安心
- キャリアアップに繋がる
- 新卒よりも派遣保育士は高給料
- 出勤時間の調整ができる
新卒から保育士派遣のデメリットは?
では、新卒から派遣保育士になることに、どんなデメリットがあるのでしょうか。
三年間の期限がある
保育士派遣には三年間の雇用期限があります。正社員と比べたら安定性がないので、周囲の反対に合う可能性があるでしょう。
また、経営状態が悪化したときなど、人件費削減の対象になり、園から契約を切られてしまうこともあります。
もちろんその場合はコンサルタントが派遣先を新たに紹介してくれますが長期での安定を求める方には向かないかもしれませんね。
ボーナスがない
ボーナスがないのが、派遣保育士の大きな痛手かもしれません。
派遣保育士は正規雇用ではないので、ボーナスの対象にはならないのです。
全体的な年収で比べたら正社員の方が金額が高くなるかもしれませんが、その分正社員にはサービス残業があるので時給で比べたら派遣保育士の方が高くなるでしょう。
では、保育士派遣のデメリットをまとめておきましょう。
- 三年間の期限がある
- ボーナスがない[/list]
保育士の新卒就職活動のポイント
では、ここから保育士の新卒就職活動のポイントをご紹介していきます。しっかりチェックして就職活動を成功させましょう!
募集情報をこまめにチェックする
保育業界は次年度の募集を始めるのが他の業界よりも遅めになるので、就活を始める時期として一番多い時期は卒業年の7月から9月となります。
理由は、夏の終わりから現職員のこれからの意向を聞き、次の年度の体制を考えていくからです。
一園で採用する保育士は多くても片手で数え切れる程度となり、募集をしないような年もあり、年度によって募集人数は大きく変わるのです。
卒業が近いから気持ちが焦って就職活動が上手くいかなかったり、希望した園の募集が終わっていたということもあります。
募集情報をこまめにチェックして、しっかりとスケジュールを組み気持ちに余裕が出るようにしましょう。
試験を受ける保育園はしっかり選ぶ
新卒の場合は内定をもらったら入社しなくてはいけないというルールがあります。
理由は、内定者に内定を蹴られると必要な保育士の数が集まらないまま次年度を迎えなくてはいけないからです。
保育士の最適な人数は法で定められているので、保育園は人数が足らないととても困ってしまうのです・・・。
また、園と保育士学校の関係を良好に保つためにも、このルールがあるとされています。
しかし、新卒の方にとってもこのルール、とっても困りますよね。
合否をもらえるまで次の保育園に申し込むことが出来ませんし、面接を受けるている最中で自分に合わないかも?と思っても遅いのです。
そのため、園探しをするときはしっかりと保育園を選ぶようにしましょう。もちろん、派遣保育士になって自分に合う保育園を働きながら考えていくという方法もありますよ!
新卒の保育士に求められるものとは?
では、新卒の保育士に求められる能力には何があるのでしょうか。
笑顔と元気
保育士で何よりも大切なものは笑顔と元気です!
子供は、保育園の先生はいつでもニコニコしていて、元気いっぱい遊んでくれるというイメージを持っています。
新卒でもベテランの保育士でも子供にとっては同じ保育園の先生です。笑顔と元気を忘れずに子供と接してあげましょう。
積極的に学ぶ意欲
積極的に学ぶ意欲は、保育園に限らずどの職場でも必要とされます。
新卒だから何も保育園のことを知らないというのは仕方ないことですが、知ろうとしたり、覚えようとすることは誰でも出来るはずですよね?
積極的な姿勢は先輩に認めてもらえたり、新しい仕事をもらえる等自分のキャリアにプラスになることばかりです。
積極性を意識して仕事に取り組みましょう!
社会人としての一般常識
社会人としての常識と言われても新卒なので、何が常識なのか分かりませんよね・・・。
仕事をしながらだんだんと身に着けていくことになるのですが、正社員として長くお世話になる保育園で常識ないことをしてしまったら、その後ずっと気まずくなる恐れもあるかもしれません。
そう考えると、派遣保育士として数年働いて保育士としての基礎力を付け、正社員として自分に合う保育園で長く働くという流れが良いですね!
新卒で派遣保育士になると、スムーズにキャリアアップできる!
いかがでしたでしょうか。
卒業したら正社員にならなくてはいけないという、固定観念があるかと思いますが、新卒で派遣保育士になるのも全然アリということが分かりましたよね!
派遣保育士は不安定だという目もありますが、正社員以上に待遇がよく、プライベートを充実させ、自分らしく働けるので今かなり注目されています。
派遣保育士の道を一度考えてみてはいかがでしょうか。