【回答例付き】保育士の面接でよく聞かれる質問まとめ
2017.07.03
保育士の方が転職活動でもっとも緊張するのが面接です。あらかじめ何が聞かれるか分かるわけではないのが難しいところですね。
とは言っても、保育士の面接で聞かれることはだいたい決まっているので、ある程度は答えを用意することができます。
全ての質問を網羅することはできませんが、多く聞かれる質問の答えを用意しておくことで、自信を持って面接に臨むことができます。
このページでは転職したい保育士の方に向けて、面接でよく聞かれる質問とその答え方の例についてご紹介します。
保育士面接で聞かれる質問①「基本情報について」
合否を大きく左右する部分ではありませんが、パーソナルな部分は必ずと言っていいほど聞かれます。
採用する側にとっても基本情報に関しては用意しておくのが当たり前とされていますので、すらすらと言えるように用意しておきましょう。
答えの例と共にご紹介します。
質問「自己紹介をお願いします」
〇〇と申します。昔から子どもが好きで保育士を志しておりました。××大学で保育について学び、卒業後は△△保育園で保育士として勤務しております。これまでの経験をもとに御社に貢献できればと思っております。本日はよろしくお願いいたします。
〇〇と申します。お忙しいところ時間を割いていただきありがとうございます。私は保育士として6年勤務の後、結婚を機に退職いたしました。子どもは2人いまして、子育てが落ち着いてきたので職場復帰しようと考えました。何よりも子供の笑顔を見ることが好きなので、子どもたちの笑顔のために頑張って働きたいと思います。本日はよろしくお願い致します。
質問「あなたの長所と短所を教えてください」
私の長所はどんなことにも一生懸命になれることです。園児の事はもちろんですが、掃除や書類制作など業務すべてに対して熱心に取り組むことができます。短所は、集中しすぎると周りが見えなくなってしまうところです。もっと広い視点で物事を見て気づきの良い人間を目指したいと思います。
私の長所は冷静に物事を判断できることです。園児たちのことを第一に考え、常に冷静な判断をすることができます。短所は優柔不断な部分です。深く考え込む性格なので、時には思い切りの良さも必要だと感じております。
保育士面接で聞かれる質問②「あなたの考え方について」
施設の方向性とあなたの考え方がマッチしているかは非常に重要です。
どんなに優秀な保育士でもここの面接で不合格になる場合もあります。
あくまで考え方なので正解はないですし、施設の方向性とは相性の要素も大きいので、完璧な答えはありませんが、質問と答えの例を紹介します。
質問「なぜ保育士になろうと思ったのですか?」
母が保育士というのもありますが、私は小さいころから子どもが大好きで、面倒見がいい性格なので保育士に向いていると思ったのが理由です。
出産を経験し子育てを通じて、保育の楽しさと難しさを痛感しました。それとともに子どもが成長していくうえで大切な時期に携われることに喜びを感じ、保育士を志しました。
質問「今までの仕事で一番大変だったことは何ですか?」
前の職場で行った園児と保護者合同のレクリエーション企画です。なにをやろうか考えることはとても楽しかったのですが、スケジュールの調整や備品の準備など全体をまとめながら進めることが非常に大変でした。
質問「将来どんな保育士になりたいですか?」
子どもの成長を支えられるような保育士になりたいです。保育園に通っている間はもちろんですが、帰宅後や卒園後など生活すべての精神面をサポートできればと思っています。
この保育園をより良くできる保育園になりたいと考えています。園児全員が保育園に来ることを楽しいと思ってくれるような環境を作っていけたらと思います。
質問「志望動機はなんですか?」
貴園の園児へのきめ細やかな関わり方や保育内容に大変感動し、応募させていただきました。
保育士面接で聞かれる質問③「転職活動について」
新卒採用ではなく中途採用の場合は面接で転職活動に関しての質問をされることもあります。
採用する側からしてもなぜ転職したのかや他に内定をもらっているのかは気になるところです。
なるべく正直に答えるのが良いですが、明らかに印象が悪くなる答えは避けてください。
質問「転職理由を教えてください」
園児1人ひとりとのかかわりを大切にしたいと考えたので、小規模保育を行っている施設に転職しようと考えました。
かねてから保育の仕事をしたいと思っておりまして、前の職場での仕事も落ち着いたので転職を決意しました。
質問「他に受けているところはありますか?」
私は御社しか受けておりませんので、内定をいただければ転職活動は終了になります。どうかよろしくお願いいたします。
申し上げにくいのですが、他にもいくつか受けています。他の園と比較させていただき、御社にもっとも興味を持っております。
保育士面接で聞かれる質問④「最後に質問はありませんか?」
面接でありがちな質問ですが、「最後に質問はありませんか?」という質問には困ってしまいますよね。
その困る質問をされたときの対応のポイントをご紹介していきましょう。
ホームページで入手できる情報は避ける
ホームページで入手できる情報を聞いても、調べてこなかったのかと思われるだけかもしれません。
答えてくれるかもしれませんが、自分の準備不足を露呈させる質問は避けましょう。
現実的すぎる質問は避ける
給料、福利厚生など金銭に関する質問は辞めたほうがいいかもしれません。
それで、望ましい答えが返ってこなかったら反応に困りますし、保育園側も直接言うのは避けたい可能性があります。
待遇面は転職サイトを使って間接的に面接前の段階で調べておきましょう。
オープンクエスチョンにする
「はい」や「いいえ」で答えられるクローズクエスチョンより、面接官が具体的に答えられるオープンクエスチョンの方が話は盛り上がりますし、印象付けられます。
この際、面接官の保育観を聞いて保育に対して話し合う、意見を共有し合うことが好ましいですよ。
保育士面接の質問はワンパターン!
面接で聞かれる質問はほとんどがワンパターンです。ほとんどの人が答えを準備してくるからこそ、差が出やすい部分でもあります。きちんと準備して面接に臨んで転職を成功させましょう。
どうしても不安だという人は面接対策を行ってくれる転職サイトを利用してみるのも一つの手です。
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