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【3歳児】保育&クラス担任のポイントを解説!新米保育士の悩みも解決!

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3歳児の保育

子どもは大人が目を見張るスピードで成長していきますよね。「あんなに小さかったのにこんなにおおきくなったの!?」と驚いた経験がある人も多いことでしょう。

特に3歳児はどんどん新しいことを身に付けて成長していく時期で、保育の観点から見ても難しい年代だとされています。3歳児のクラス担任になるのが不安だ、という新米保育士さんも多いはずです。

ここではそんなお悩みを解決するために3歳児にはどのような特徴があるのか、クラス担任になったらどのように保育をすればよいのかを詳しくご紹介します。

3歳児の特徴

3歳児の特徴をできる限り挙げてみたのでご覧ください。

  • 運動機能が発達してくる
  • 1歳児→2歳児→3歳児と運動機能が発達していきますが、3歳児はよりひとつひとつの動作が力強くなります。ジャンプをしたり、ボールを投げたりと体の一部に力を入れる動作ができるようになるので、遊びの幅が広がるでしょう。

  • 「ぼく」「わたし」を呼ぶようになる
  • 小さい子供が自分のことを名前で呼ぶのはありがちですよね。3歳時になると一人称で「ぼく」「わたし」を使う園児が増えてきます。

  • 身長が2倍、体重が4倍
  • 産まれた時と比べると、身長は約2倍、体重は約4倍になります。身長を測った時や抱っこをした時に成長を感じやすいです。

  • 友達と一緒に遊びたくなる
  • 2歳まではブロック遊びやお絵かきなど1人で行う遊びが多かったですが、3歳児はお友達や先生と遊ぶ楽しさが分かるようになります。みんなでかくれんぼをしたり、かけっこをしたりして遊ばせると喜んでくれますよ。

  • 知能が急激に発達する
  • この時期は凄まじい勢いで知能が発達してきます。特に視覚的な知能が発達し、ブロックなど物の「色」や「形」の違いを認識できるようになります。

  • いろいろなことが自分でできるようになる
  • 今まで手伝ってもらっていた着替えや食事、トイレや睡眠などを自分1人でできるようになります。自分で自分の欲求を満たせるようになるとも言えるでしょう。

  • 手先が器用になる
  • 3歳児になるとこれまでできなかった指先の細かい作業ができるようになります。折り紙や工作などを見れば成長がはっきりわかりますよ。

    2018.04.10
    子どもは大人が目を見張るスピードで成長していきますよね。「あんなに小さかったのにこんなにおおきくなったの!?」と驚いた経験がある人も多いことでしょう。特に3歳児はどんどん新しいことを身に付けて成長していく時期で、保育の観点から見ても難しい年...

    3歳児の保育&クラス担任のポイント

    クラス担任になっても大丈夫!と思ってもらうために、3歳児の保育やクラス担任のポイントをご紹介します。

    周囲に常に気を配る

    0~2歳児と3歳児の保育の大きな違いは保育士1人が担当する園児の人数です。3歳児のクラス担任になると1人あたり20人もの園児を担当しなければなりません。

    正直「無理!」と思いますよね。1人で20人も面倒見るなんて簡単なことではありません。常に周囲に気を配り、園児が何をしているのかを確認しましょう。

    1人では限界もあるので先輩保育士を頼ると何かしらの手助けをしてくれるはずです。時には周囲を頼ることも必要ですよ。

    無意識なひいきに注意

    20人もの園児がいると全員と平等に接することは難しいですよね。保育士側が気をつけていたとしても同じ園児ばかりと遊んでしまったり、全く話さない園児がいたり、と無意識にひいきをしてしまうことがあります。

    また、絶対にひいきをしていなくても、園児には「〇〇ちゃんとばっかり話してる」「ぼくと全然遊んでくれない」とひいきをされていると勘違いされることもあります。

    このようなことがあると園児が悲しいのは当然ですが、保護者からクレームが入る可能性もあります。大事にならないようひいきには十分注意してください。

    コミュニケーション能力を育てる

    お友達と遊ぶことが好きになるからこそ、お友達どうしでのトラブルも増えてきます。相手を思いやること、相手をけなさないこと、ケンカをしたら仲直りをすること、などコミュニケーション能力を育てましょう。

    園児同士でどのような会話をしているのか注意深く聞いて、良くないところは優しく注意してあげましょう。

    知的好奇心を刺激する

    運動機能だけでなく知能が急激に発達するので、知的好奇心を刺激するような遊びを積極的に取り入れましょう。

    見本通りに塗り絵をさせたり、折り紙や工作をさせたりなどが定番です。この時期の知能発達は今後の人生の発達にも通ずるので、外遊びだけでなく頭をつかった遊びをさせてあげて下さい。

    すぐマネするので注意

    先生が話したこと、親が話したこと、TVでやっていたこと、本で読んだこと、など何でもすぐにマネします。

    マネから学ぶことも多いので、マネすること自体は悪いことではありません。しかし、良くない言葉や行動もマネしてしまうので注意してください。

    園児自身にはマネをしているだけで悪いことをしている感覚がないので、保育士さんが丁寧に注意してあげましょう。

    我慢する力を育てる

    3歳児は好奇心が旺盛な反面、「我慢する力」が足りません。やりたいことを応援するだけでなく、我慢する力を育てることも忘れないでください。

    順番があるもの、数に限りがあるものを使うときが「我慢する力」を教えるいい機会です。「今は〇〇くんの番だから少しだけ我慢しようね」と優しく促してあげましょう。

    3歳児保育は人数が多いので難しい

    3歳児のクラス担任からは急に担当人数が増えるので、保育のやり方も大きく変わります。

    誰でも最初は大変ですが、経験を積むとなれてくるので安心してください。

    わからないことは上司に聞いたり、このサイトで調べると解決するかも知れませんので、不明点をなくしながらがんばりましょう。

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