ピアノができない保育士でも大丈夫!対策・練習法を徹底解説
2018.04.11
保育士業務のなかでピアノを弾くことってありますよね。みんなで歌を歌うときなどの伴奏を保育士がすることがあります。「保育士=ピアノが弾ける」というイメージが多くの人に普及していることも確かです。
しかし、保育士の中には「私、ピアノ苦手なんだけど・・・」という人もいるはずです。保育士を目指している人の中にもピアノが苦手だから不安という人も多いことでしょう。
ここではピアノができない保育士に向けて対策法や上達するための練習法をご紹介します。苦手を克服して楽しく働きましょう!
ピアノができないと保育士になれない?
保育士になってみたいけど、生まれて一度もピアノを触ったこと無いし、器用じゃないから、自信がないからという理由で諦めている人も多い世の中です。しかし、ピアノができないから保育士になれないなんてことはないです。小さい頃からピアノを習っていた人は別ですが皆養成学校や大学などで初めて触る人が多いです。なのでピアノを苦手としている保育士は皆さんが思っているより結構います。
保育士はピアノを無理して弾く必要はない?
実は保育士にとってピアノは必須スキルではないことを知っていますか?
ピアノが弾けなくても違う方法をとれば解決できるのでご紹介します。
自分が出来る楽器を使う
保育園や幼稚園と言ったらピアノ!というイメージが強いですが、実はアコーディオンやギターなどでも大丈夫です。自分が子供の頃の保育士さんはピアノではなくアコーディオンでした。結構「ピアノよりギターの方が得意」という人は多いです。これらの楽器はピアノと同様においてある保育園や幼稚園は多いので代用しやすい楽器です。得意な人に弾いてもらう
一番楽な方法ですが保育園や幼稚園は一人ではなく複数担任ですのでピアノが得意な先生と相談してピアノを引き受けて貰いましょう。得意な先生はほとんどピアノが好きなので快く引き受けてくれるはずです。しかし任せる代わりに他の事をしないと先生間の信頼が崩れてしまいます。演奏の時は園児に歌を教える・歌の振り付けなど考える・歌えていない園児がいないか確認するなどピアノとは違うことで仕事をすると考えましょう!
でもやっぱりピアノが弾けるようになりたい!
上記まではピアノをせずに違うことで貢献しようという対処でしたが、実際のところはピアノは弾けたほうがかなり立場的に有利です。なぜなら音楽と子供は密接な関係があるからです。どの保育園も幼稚園も必ず音楽教育が含まれています。幼児期に音楽に積極的に触れさせると以下の4つの能力が高くなると言われているからです。
- 言語理解力
- 集中力向上
- 運動神経向上
- 感情知能と人間性知能の向上
どの保育所もこれらを理解しているのでピアノが出来る人を優先的にとっているところもあります。なので苦手でもピアノと向き合いしっかり習得しましょう。ここからはピアノの習得と上達法などを紹介するので少しでも参考にしてください。
ピアノ教室に行く
ピアノ教室に通うことによってただピアノの練習が出来るだけではなく、テクニック・演奏の問題点・先生の指導などたくさんのメリットがあります。最近は保育士向けのピアノ教室もあるようです。通信教育を受ける
働きながらピアノ教室に通うのは時間的にも気力的にも大変な人も多いと思います。また保育士の少ない給料でそこまでお金を回せないという人もいます。そこで通信教育です。最低限、鍵盤がないとできないので安い電子ピアノでも買って受講しましょう。ピアノ教室に通うよりも楽だと思いますよ。ピアノを買ってひたすら練習
独学でやってもいいです。またピアノ教室に通っても通信教育にしてもたくさんピアノに触れないと上達はしません。安くてもいいのでピアノを買い反復練習をしましょう。最近はYou Tubeでもピアノの弾き方や練習方法はたくさんありますのでそちらも見ながら練習すればもっと早く上手くなります!ピアノができない保育士の練習法
自宅でピアノを練習することとできないことが更に見えて練習したくなくなる人がいます。最初から全部弾こうと思ってもやる気がなかなか続かないものです。
目標設定は達成可能性が7~8割り程度が良いとそれていますのでまずそこから設定しましょう。そして一気にやるのではなく少しずつ出来ることを増やしていって最終的に出来れば大丈夫です!
左右の手を別々に弾いて練習する
最初は左右の手を別々で動かすのはかなりむずいですよね。なので片方ずつ別々で練習して出来るようにしてから両手に移りましょう。楽譜が読めないならドレミをふる
音楽が苦手な人は楽譜を自分で読みやすくする努力などしましょう。たくさん練習した人ほど楽譜が汚くなっていくので、楽譜がきれいなうちはまだまだです。小節ずつ練習する
いきなり全部練習すると頭が追いつかないので、少しずつ分けていきやりましょう。そこから出来る小節をつなげていき全部引けるようにしていきましょう。まずは定番のカエルの歌などから初めて見てはどうでしょうか?ピアノの中でも簡単な部類なのでピアノが苦手な保育士さんはここから始めることをオススメします!最終的には努力のみ
ピアノが苦手とか関係なく努力することがとても大事です。ピアノができないのであれば対処方でも載せたとおり、違う楽器や歌うことに回ったり、簡単な楽譜を見つけて右手だけでもできるようにみたいな気持ちで練習することが大事です。園児は保育士をよく観察します。逆に言えば親と同様にお手本となるような存在です。そんな保育士が苦手だったピアノが出来るようになったら園児たちから見たら考えれば簡単です。
ピアノのことで頭を悩ませている人は少し考え方を変えてみたらどうでしょうか?そうすれば今よりは少し楽になると思います。少しでも参考にしていただければ幸いです!