【複数担任制】ペアの保育士との関係に悩んだらどうする?
2019.02.05
保育園では、児童福祉施設最低基準で子供の年齢と人数で保育士の人数が決められています。
そのため、複数の保育士でクラスを担当することが多いです。
担当の保育士でクラスの空気が変わってくるので、ペアの方との関係性はとても大切ですが、保育士と言えど人間ですよね。
合う・合わないはあると思います。ペアの方と合わないと悩み、ギクシャクしてしまうかもしれません。
ストレスを減らしてより良い関係性を築くにはどうすればいいでしょうか?
保育士が複数担任制で悩むのはなぜ?
複数担任制で悩むといっても、色々な種類があると思います。では、具体的によくある要因をあげていきましょう。
報告や相談をしない
これが一番大きな要因であるかもしれません。
クラスの運営の方針を事前に決めずにいたら、子供達や保護者への対応で食い違いが生じ、トラブルが起きてしまうかもしれません。
また、方針を決めないことで、それぞれの行動に納得のいかないところが出てくることになり、それを相手に言わずに不満に思っていれば、どんどんストレスが溜まってしまうということに。
そんな状況だとギクシャクしてしまい、子供達に伝わって悪い方向へ向かってしまいます。
業務分担が上手くいかない
業務分担ができず、仕事量に差が出でしまうというケースもあるようです。
仕事の多い方は不満に思うし、少ないと分かっていれば気まずいですね。
特に、先輩とペアを組むときにこんな状況になると考えられます。
自分より歴の長い保育士に意見を言いづらいし、先輩側は一方的な指示になりがちになってしまうでしょう。
単純に意見が合わない
人間なので、意見が食い違うことはよくあります。
保育の方向性や考え方が合わないということがありますし、保育についてだけでなく、性格が合わない・話が合わないということもあります。
そんなとき、ついつい苦手意識を抱いてしまいますが、苦手意識を持っていると無意識でもコミュニケーションを避けるようになってしまいます。
結果的に接する機会が減ってしまい、悪循環に陥るという結果に...。
ペアの保育士と上手く関わるポイントとは?
複数担任制のペアと合わず、ストレスが溜まってしまうケースもありますが、複数担任には様々なメリットがあります。
複数担任のメリット
- 子供達を色んな視点から見ることができる
- 仕事を分担して、子供たちに手厚く対応できる
- ペアの保育士から学ぶことができる
以上のようなメリットは、保育士が複数いるからこそ実現できます。
では、このようなメリットを生かすためには、どうすればよいでしょうか?
情報共有をこまめに行う
保育の現場では、保育士は子供達の状況を把握しなければいけません。
連携を取ることで複数担任を生かすことができるので、情報共有はマストです。
子供達についての報告だけでなく、何か意見があれば正直に伝えるようにしましょう。
相手の意見と合わずにぶつかることもあると思いますが、自分の意見を知ってもらい、相手の考えも受け入れることが大切です。
その上でクラスの方針を決めることで、理解を深め合うことができますよ。
先輩の保育士だと気を遣うと思いますが、相手を尊重したうえで、意見を言いましょう。
ベテランの保育士と働くことで、子供への対応や保育について学ぶことが多いはずなので、定期的に報告したり、意見を交換したりする機会を設けるのが良いですね。
協力して助け合おうと心がける
当たり前のことですが、相手への思いやりを持つことは心がけるようにしましょう。
「一人の方が楽だ」なんてと思って接していると先輩に伝わってしまいます。
また先輩だからといって相手を尊重したうえで、保育の現場では同等の関係だということを意識しましょう。
嫌な仕事があっても、率先して取り組むようにし、自分から率先して働くことは、相手に思いやりを持っていることでもあります。
相手の良い点を探してみる
苦手だと思ったり、人間関係が悪くなったりすると、相手の欠点ばかりを並べてしまいがちになりませんか?
「どうして〇〇さんはいつもこうなの?」なんて思っていると、余計イライラしてしまって悪循環です。
イライラしないで、冷静に見つめてみると、自分と合わないと思っていたところは相手の良い部分であると気がつくこともあります。
相手の良い点を探してそれを伝えることもおすすめですね。コミュニケーションも取れるし、好感度も上がります。
相手に求めても、状態は変化しないので、まずは自分の考え方から変えていきましょう。
それが自身のストレスを減らすことにも繋がります。
ペアと上手に意見交換をして、向き合うことが大切!
人間関係がぎくしゃくしてしまうと、改善するのは大変ですが、相手の意見が自分とは違うことを受け入れるようにしましょう。
積極的にコミュニケーションを取り、意見を交換して相手と向き合うことが何よりも大切です。
ペアの保育士の職歴、年齢などにかかわらず、柔軟さを持って、お互いに良い保育士となれたらいいですね。
保育士が一つにまとまることで、子供たちが過ごしやすい環境を作ってください。
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