幼稚園教諭の辛いいじめ。実態と対処法を徹底解説!
2020.09.10
男性教諭も増えてきましたが、まだまだ幼稚園教諭の職場は女社会です。
女性が多い職場となると、やはり陰湿ないじめやパワハラが多く起こります。
ここではいじめの実態と起こってしまう理由、そしてもし自分がいじめにあってしまったらどのように対処したらいいのかを詳しく解説します!
幼稚園教諭のいじめの実態
幼稚園教諭は子供を教育する立場であるにも関わらず、職場でのいじめやパワハラが多くなっています。
いじめやパワハラには様々なものがあると思いますが、ここではいくつかの例を挙げていきます。
無視をされる
教諭同士のいじめで最も多いものが無視です。
忙しくて手伝って欲しい時に助けてもらえないだけでなく、業務に必要な質問さえ無視する先生もいます。
無視によるいじめは慢性的、常態化していることが多いです。
一度始まると長引くことが多いので、被害にあっている方はとても辛いでしょう。
ですがこのように業務上の必要な会話や質問を無視する行為は立派なパワハラといえます。
自分が悪いと思わず必要な対策を講じましょう。
失敗を必要以上に責められる
幼稚園は児童施設ですので業務中に注意すべき点が多く、スケジュールもタイトです。
そのためテキパキと物事を進められる方が喜ばれる一方で、そうでない方の失敗を必要以上に責める教諭も存在します。
具体的には先輩から大声で怒鳴られたり、指導と称して業務を常に監視したりされることなどが挙げられます。
こうした失敗に対する過剰な注意は同僚との間ではなく、園長や先輩との上下関係でよく起こるトラブルです。
失敗を認め反省することも大切ですが、注意とは言えないレベルの行いは違法であり、パワハラと考えられます。
仕事を利用したいじめ
職務上の地位などを利用したいじめはとても陰湿です。
幼稚園教諭の場合は園児を巻き込んだいじめが起こることがあり、いじめの対象になってしまうと非常に辛い思いをします。
具体的には子供たちが退屈そうだから掃除だけしといてと言われたり、新人は1番最後に帰るものだと不当に拘束されたりと頭を抱えたくなるようなものばかりです。
このような職務上の地位を利用したいじめは、典型的なパワハラと言えます。
例えば、幼稚園教諭として雇われているのに終日掃除を命じるなどの行いは、雇用契約書に書かれていない労働を強要する立派な契約違反と考えらます。
幼稚園教諭の間でいじめが起こる理由
幼稚園という職場は他の職場に比べて人間関係が狭く、さらに女社会であるため陰湿ないじめが起こりやすいと言えます。
子供を教育する側の人であるのになぜいじめが起きてしまうのでしょうか?
その理由を知っておくといじめが起こる理由にも納得がいき、いじめにあった時にも自分のせいだと責めてしまうことがないでしょう。
職場に不満が溜まっているから
まず、職場そのものに不満が溜まっている人が多い幼稚園はいじめが起きやすいです。
幼稚園教諭という職場は、時間外労働は当たり前、残業当たり前、給与が低いととても過酷な労働環境です。
そうなると、その不満やストレスから人にきつく当たったり攻撃したりして、結果いじめが起きてしまいます。
1年目はいじめられるという伝統があるから
1年目の先生がいじめや、きついあたりをされるのは幼稚園でよくあることではないでしょうか?
その謎の伝統があるせいで、自分も1年目の時にいじめられたから後輩をいじめようとなり、1年目の教諭は辛い思いをすることになってしまいます。
人は自分がされたことを他人にしてしまう傾向があるため、このような伝統がある限り幼稚園での1年目いじめはなかなか無くならないでしょう。
業務が忙しくて心に余裕が持てないから
幼稚園教諭は業務量が多く、子供たちから目が離せないのでいつも心に余裕がありません。
ですので、器が小さい先輩がいるといじめを受けやすくなってしまいます。
忙しいからといって人に当たっていいわけではありませんが、実際にいじめが起きてしまっているのは事実です。
女社会だから
幼稚園という職場は女社会ですので、女性特有の性質からいじめに発展してしまうことがあります。
群れの中で均質であることを求めたり、自分より可愛い人に嫉妬してしまったりと業務に全く関係のない理由からいじめが始まります。
ですので特に悪いことをしたり、身に覚えがないのにいじめにあってしまっている場合は、自分を責めずに周りや外部に相談しましょう。
幼稚園教諭の間でいじめが起こった時の対処法
社会人になっていじめにあうなんて、どのように対処したらいいのか分かりませんよね。
ここからは、実際にいじめにあった時にどのように対処したらいいかを具体的に説明していきます。
同僚や上司へ相談する
業務上の行き過ぎた指導に関しては、熱意がある故の意図的ではない場合もあります。
このような場合は、勇気を出して第3者に相談するのも1つの方法です。
もし信頼できる同僚や先輩がいたら相談してみましょう。
必ず解決できるというわけではありませんが、1度行動してみてから辞めるかどうかは考えましょう。
外部の相談機関に相談する
法的に違法な行為を要求されているなど、不当な扱いを受けている場合は外部の相談機関を利用するのがいいでしょう。
いじめやパワハラだけでなく、サービス残業など金銭面の問題も幅広く相談に乗ってくれます。
厚生労働省など国が運営している相談機関もありますので、悩みがあるなら1度相談してみてはいかかでしょうか?
転職する
相談や話し合いによる解決が難しい場合は思い切って転職することもおすすめです。
特にいじめやパワハラが蔓延してしまっているような幼稚園で無理して働き続け、精神的な被害を受けてしまっては、次の職場に転職した時に大きな支障をきたします。
そもそもあなたにとってマイナスなことです。
転職に対して不安なこともあるかもしれませんが、世の中にはいじめやパワハラがない幼稚園もあります。
ですので、今の職場で辛い思いをしているのなら思い切って転職することがおすすめです。
今の幼稚園でいじめがあるなら転職がおすすめ
今の幼稚園でいじめやパワハラによって辛い思いをしているなら、思い切って転職することがおすすめです。
そもそも職場の労働環境が悪かったりすると、そのストレスによるいじめやパワハラは無くなりにくいと言えるでしょう。
それだったら転職して新しい環境で仕事を始めた方がいいのではないでしょうか?
また、効率的に幼稚園教諭の求人を探すなら専門の転職サイトを利用するのがおすすめです。
転職サイトはハローワークなどよりも幼稚園の雰囲気や方針などの情報をリサーチしていることが多いので、あなたの希望にあった条件で探すことが可能です。
転職するなら「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」

保育士専用の転職サイトでおすすめなのが「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」。
このサイトはプロのコンサルタントが多くの求人からあなたの希望にあった幼稚園を一緒に探してくれます。
それだけでなく就職した後の働く条件などを交渉してくれたり、最後まで手厚いサポートを受けることが可能です。
完全無料で利用することができますので、1度登録してみてはいかかでしょうか?
⇨【ヒトシア保育(旧:保育ひろば)の詳細はこちら】