目指せ合格!保育士試験の勉強は通信講座がおすすめ
2017.07.24
保育士資格を取るためには、大学や専門学校に通う方法と保育士試験を受ける方法の2種類があります。
保育士試験に合格するためには筆記試験・実技試験に向けて勉強や準備が必要です。
独学でも合格することは可能ですが、私は通信講座を受講して勉強することをおすすめします。
このページではそんな保育士試験に向けて通信講座を受講するメリット・デメリットについてお話します。
保育士試験の通信講座とは
資格の取得を目指して勉強するときによく利用する通信講座ですが、保育士試験に向けた通信講座というのはどのようなものなのでしょうか。
学ぶ内容やかかる費用などについて説明します。
通信講座とは
講師と直接顔を合わせて勉強するのではなく、郵便やインターネットを使って自宅で受けられる講座です。
基本的には紙媒体のテキストを利用して学びますが、最近はCD・DVDやインターネットを利用した学び方も増えています。
添削などを行ってくれる場合もあり、直接ではないとはいえ指導を受けることもできます。
また、課題提出などに期限が設けられるため、半強制的に自分を追い込みながら勉強ができるのが特徴です。
通信講座で学ぶ内容
主な内容は保育士試験に向けた勉強です。筆記・実技の両方の対策を学ぶことができます。保育士試験は筆記試験が9科目、実技試験が3科目から2科目選択して受験するため、範囲が狭いとは言えません。内容もかなり専門的なので独学では難しい人もいます。
また、保育士試験の対策だけでなく、保育士になったあとに役立つ知識も身につくのも魅力の1つです。
通信講座でかかる費用
かかる費用は講座によってまちまちですが、大体50,000円~60,000円程度の講座が多いです。
教育訓練給付金の対象であれば多少費用は抑えられますが、決して安くはありません。
お金に余裕がない人が受けるのは難しいかもしれませんね。
保育士試験の通信講座を受けるメリット
保育士試験に向けて通信講座を受けるメリットは以下の様なものが挙げられます。
- スムーズに正しい知識が身につく
- 付随サービスが利用できる
- 実技対策が豊富
- 急な法律改正にも対応できる
それぞれ詳しく説明していきます。
スムーズに正しい知識が身につく
独学で勉強する保育士にありがちなのが「勉強が進まない」「間違ったまま覚えてしまった」などの悩みです。
講座ではスケジュールがしっかり組まれますし、完璧なペース配分で合格に向けて勉強ができます。お金をかけたからこそ途中で投げ出しにくいという面もあります。
また、仮に間違った知識が身についていても訂正してくれる第3者がいるので安心です。
付随サービスが利用できる
教材を与えられてただ勉強するだけではなく、その他のサポートサービスが利用できます。
例えば、回答の添削、オリジナル資料の配布など独学ではありえないサービスがあるのは非常に大きいです。
実技対策が豊富
保育士試験は筆記だけではなく実技もあります。
「難しいのは筆記で、実技は楽勝」という考えを持っている人もいますが、その考え方は危険です。実技の対策は必須なのです。
とはいえ独学で実技対策をするのは困難ですよね。よって実技対策の教材が充実している通信講座はオススメなのです。
急な法律改正にも対応できる
国家試験なので法律に関する問題が出題されます。
通信講座であれば、万が一勉強中に法律が改正されても必ず情報が入ります。
独学ですと最新版の教材を使っていたとしても、法律の改正を知らずに勉強を続けてしまうリスクがあります。
保育士試験の通信講座を受けるデメリット
保育士試験に向けて通信講座を受けるデメリットは以下が挙げられます。
- 教材のボリュームが多い
- 高額な費用がかかる
少ないですが解説していきます。
教材のボリュームが多い
確実な合格を目指すために勉強量は多いです。効率よく学んでいるとはいえ膨大な量の教材をこなさなければなりません。
こんなにやらなければいけないのかとモチベーションが下がってしまうおそれもあります。
ですが、数年かかって合格する人の多い保育士試験を1発で合格するための試練だと思って頑張るしかありません。
高額な費用がかかる
前述したとおり大体50,000円~60,000円程度の費用がかかります。
独学でテキストなどを購入して勉強する場合は高くても10,000円程度しかかからないので、そう考えると高額な気もしますね。
ですが、数年かけての合格を目指している場合は、テキストの買い替え・受験料なども込みにするとトータルの費用はあまり変わらない可能性もあります。
こんな人は通信講座を受けるべき!
保育士試験に向けての勉強を通信講座に頼るべきか、独学にすべきか迷っている人も多いでしょう。
そこで「こんな人は通信講座に頼るべきだ」という人の特徴を挙げてみましたので御覧ください。
1人で勉強できない人
当たり前ですが1人で勉強できる自信がなければ独学は辞めたほうがいいです。
確実に時間の無駄になりますし、合格の望みも薄いです。
そもそもそういう人のために講座が開講されています。
勉強に時間をかけられる人
スケジュール通りに勉強していかなければならないため、あまり時間の取れない人にはおすすめできません。
一定の期間も必要なので急いで勉強したい人は独学のほうが良いでしょう。
あとに残る勉強がしたい人
独学と通信講座では学びの質がぜんぜん違います。
保育士試験に受かっても知識が定着していなければ意味がありません。
保育士として働き始めても役立つ知識を身に着けたいのであれば通信講座がおすすめです。
通信講座で保育士試験に合格しよう!
保育士試験の合格率は2割程度と言われています。この数字を見る限り独学での合格が非常に難しいと言うのはわかりますね。
通信講座を受けて1発合格を目指しましょう。
合格がゴールではないということも忘れないで下さいね。