保育士バイトってあり?メリット・デメリットを解説!
2017.07.28
実は保育士はバイトとして働くことができるのを知っていますか。
給料や労働環境などに対してイメージが良くない保育士ですが、アルバイトの場合はどうなのでしょうか。
ここでは保育士のバイトに関しての説明、働くメリット・デメリットについてお話します。
保育士バイトってどうなの?時給は?
保育士に対してアルバイトのイメージはあまりありませんよね。
まずはバイトとして働く保育士について説明します。
保育士バイトとは
多くは保育士ではなく「保育補助」と呼ぶことが多いです。保育補助とはその名の通り保育の補助を行う仕事で、主に正社員である保育士のサポートを行います。
「保育補助」の場合は資格がなくても働けるので、将来的に保育士を目指す人、子育て経験を活かしたい人などが働いています。
保育士バイトの仕事内容
仕事内容は先程も言ったように正社員のサポートが多いのですが、施設によって内容は異なります。
正社員と同等クラスの仕事を任されることもあれば、掃除や後片付けなど子どもと触れ合う機会がほとんど無い場合もあります。
保育施設で働くということは子どもとずっと触れ合っているという認識をしている人がいるのですが、必ずしもそうではないので気をつけてください。
保育士バイトの給料
アルバイトという雇用形態なので給料は時給で支払われます。
施設や地域によって差がありますが、1000円前後が相場とされています。高い給料とは言えませんよね。
中には1400円以上と高額な施設もあるようですが、見つけるのは非常に困難ですし、採用のハードルも高いです。
保育士バイトの待遇
正社員ではないので待遇は良くありません。
交通費は出るところが多いと思いますが、その他の手当は期待しない方が良いでしょう。
そもそも正社員以外で待遇を求めること自体難しいです。
保育士バイトのメリット
保育士バイトのメリットは以下が挙げられます。
- 働く時間が選べる
- 働く場所が選べる
- 資格がなくても働ける
- 正社員採用につながる
- 将来の子育てに活かせる
これらのメリットについて詳しく解説します。
働く時間が選べる
最も大きなメリットは働く時間が選べることです。むしろ正社員として働けるほど時間がないから仕方なくという人も多いです。
働く時間を選べるため、家事や育児、副業などと両立して働くことができます。
保育士は残業が多く忙しいイメージがあるので、好きな時間に働けるのはありがたいですよね。
最近は夜に勤務できる人を募集している保育施設もあるので、夜勤で働きたい人にも対応できます。
働く場所が選べる
働く場所は保育園に限らず、院内保育室、企業内保育室、託児所、乳児院などさまざまな場所から選べます。
多くの保育施設が人材不足で悩んでいますし、正社員よりも採用のハードルが低いので雇ってもらいやすいです。
施設によって勤務時間や給料が大きく違うので自分に適した施設を選択してください。
資格がなくても働ける
正社員ではないため保育士資格がなくても雇ってもらえることは可能です。
資格はもっていないけど保育の仕事がしたいという人にはオススメです。
ただし、資格を持っていると資格手当として時給に上乗せされることもあるので、持っておいても損ではありません。
正社員採用につながる
施設の中には最終的に正社員を目指すことができるところもあります。
よくあるのが、バイトとして働きながら保育士資格を取得し、そのまま同じ施設で正社員になるという流れです。いきなり慣れた職場で働けるというメリットがあります。
また、保育業務の経験として今後の転職活動に役立つかもしれません。将来的に保育業界で働こうと考える人はバイトから始めるのも良いでしょう。
将来の子育てに活かせる
子どもを育てるというのは誰もが未経験です。多少子どもと触れ合う機会があっても子育てのちからは身につきません。
しかし、保育施設の仕事は大きな責任の下取り組んでいるため、将来の子育てに役立つちからが身につきます。
逆に子育て経験を活かすこともできるので、女性の復職先としても人気です。
保育士バイトのデメリット
保育士バイトのデメリットは以下が挙げられます。
- 給料が低い
- 職場によって制度にばらつきがある
- 子どもと関われない可能性がある
これらのデメリットについて解説していきます。
給料が低い
正社員だけでなく、派遣と比べても給料が低いです。
小遣い稼ぎ程度ならばいいですが、生計を立てようとするならば厳しいものがあります。
なるべく給料の高い施設を探したいなら求人紹介サイトなどをうまく活用しましょう。
職場によって制度にばらつきがある
全職種に言えることですが、職場によって様々な制度にばらつきがあります。
働いてみないとわからないところではあるので事前に判断するのは難しいです。
転職エージェントや評判・口コミなどから情報を仕入れて働きやすい職場か見極めましょう。
子どもと関われない可能性がある
仕事内容の項目でもお伝えしましたが、子どもに関わる業務があるかは施設によって異なります。
子どもと触れあえないと仕事のやりがいを感じにくくなってしまいますよね。
どのような業務内容が主になるのかあらかじめ確認しておきましょう。
バイトの保育士でもプロ意識が大事
バイトだから、正社員ではないからといって責任がないわけではありません。
子どもに対しての責任は正社員と同じです。
プロ意識を持って仕事に取り組みましょう。