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【保育士の妊娠】報告は誰にいつする?仕事は辞める?産休はとる?

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妊娠した保育士と夫

子供好きのイメージのある保育士ですが、その保育士だっていつかは自分の子供をもちたいと思っている人もいるでしょう。

妊娠というのはどんな女性にとっても人生の大きな分岐点です。

その際迷うのが仕事との両立だと思います。

そこでこの記事では妊娠前の立ち回りから出産後仕事を続けるかまで詳しく説明します。

妊娠がわかってこれからの自分の方向性に迷っている人、またはまだ妊娠はしていないけれど妊娠を考えている人ぜひ参考にしてみてください。

保育士の妊娠報告はいつ?誰にすればいい?

妊娠が発覚した時にまず迷うのが「いつ報告しよう?」ということですよね。

適切なタイミングなどはあるのでしょうか。

妊娠がわかったらすぐ報告!

基本的には妊娠がわかったらすぐに報告することをおすすめします。まずは園長や主任に報告し、周りにいつ報告するかや今後のスケジュールについて相談しましょう。

場合によっては担任を交代したり欠員が出たりすることだってあります。仕事が忙しい中で言いづらいこともあるでしょうが、後々報告が遅れてしまったせいで迷惑をかけてしまった、ということがないようにはやめに報告するようにしましょう。

職場全体への報告は安定期に入ってからでもいいと言われる可能性もあるので、その場合は上司の指示に従えば良いでしょう。

妊娠は計画的に

また保育士は一年単位での仕事で四月に始まり三月に年度終わりの辞職などがあります。

そのためまだ妊娠していないが妊娠を考えている人は、その年度末を狙って計画妊娠するというのも周りへの影響を減らすための一策であると思います。

子供達や保護者への報告はするべき?

保育園では同僚だけでなく「子どもたち」「保護者」との関わりがあります。どこまで報告するのがベストなのでしょうか。

子供への報告

子供は意外と勘が鋭いものです。いつもは自分と一緒に走り回っていてくれていた先生が最近一緒に追いかけっこしてくれないとか、抱っこしてくれなくなったといった小さな変化にも気づく可能性はあります。

その時に隠すこともできるでしょうが、隠すことで子供はなんの悪気もなくお腹をパンチしてきたりドンっと抱きつかれたりするとお腹の赤ちゃんにもよくないです。そのため上司と相談したうえで安定期に入ってから子供にも報告する場合が多いようです。

子供も感受性豊かな時期なので反応も様々でしょうが、最終的には祝福してくれるはずです。子供の中には妊娠して自分たちとあまり遊んでくれなくなった先生に不満を感じる子供も出てくるかもしれませんが、その際は私の赤ちゃんだけじゃなく生徒のことも同じくらい大事に思っている、ということを伝えてあげましょう。

保護者への報告

保護者は自分が妊娠を経験しているので保育士の体つきなどでもしかして、と勘づくかもしれません。そのままごまかして変な噂をたてられるのも危険なので、保護者に対しても安定期に入ってから報告すると良いでしょう。

先ほども言ったように保護者はもう妊娠を経験しているので、妊娠中のつわりなどによる仕事の制限にも理解を示してくれるでしょう。

保育士は妊娠したら仕事を続ける?辞める?

報告とともに考えなければならないのが「いつまで仕事を続けるか」ということです。

妊娠した保育士が仕事を続けることは可能なのでしょうか。

仕事を続けるなら無理は禁物!

保育士の仕事は基本的に体力が必要です。重いものを運んだり、子供を抱っこしたり時に妊娠中には厳しい仕事もあります。妊娠初期なら大丈夫だろうと思うかもしれませんが、油断してはいけません。

周りに迷惑をかけてしまうからと体調不良の中フルタイムで働き力仕事も避けないでいると、精神的にストレスがたまります。そうでなくても妊娠中というのは精神的に不安定になりやすい時期なので、ストレスはなるべく溜めないことが理想です。

つわりの程度やストレスの度合いは様々なので一概にいつがいいとは言えませんが、働く場合は周囲への協力が不可欠なのでちゃんと話して自分のできる仕事のみに留めるようにしましょう。

思い切って辞めてしまうのもアリ

保育士の中には妊娠を期にいったん辞める人もいます。実際妊娠前に働こうと思ってもつわりなどで思うように働けず職場にいづらくなってしまう可能性もあります。

それだったらいったんその職場を辞めて出産に専念し、子育てが落ち着いたら妊娠前のようなフルタイム出勤は無理でも派遣やパートで保育士に復帰する方法もあります。

幸い今はどこの保育園も保育士不足なので、いったんやめてしまっても自分に合う働き方で働ける職場を見つけることができるでしょう。

保育士が妊娠したら産休・育休を使おう!

また、出産後も保育士を続ける人は、産休、育休制度を使うという選択肢があります。産休と育休は全ての労働者に認められている権利なので、後ろめたさなどを感じる必要はありません。

ただ育休、産休を取る以上は同じ職場に復帰しなければいけません。

自分の子供の子育てをしながら妊娠前の様にフルタイムで今の職場で働くことができるのか、産休、育休にも理解を示してくれる職場なのかしっかり考えたうえで決める必要があります。

ただし、産休や育休の制度がない保育園があるのも事実です。妊娠したら仕事を強制的に辞めさせられてしまう可能性もあります。

2017.07.10
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仕事よりも自分の子供を大事にしよう!

日々子供を相手にする保育士ですが、いざ自分の子供ができるとなると仕事との兼ね合いに悩む人も多いでしょう。

しかし忘れてはいけないのは、あくまで自分の子供を最優先に考えるべきだということです。

保育士は子供好きな人がほとんどだと思いますが、せっかくできた自分の子供を仕事のために危険にさらすようなことがあってはなりません。

周囲の理解と協力を仰いでうまく両立していくことが重要です。

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