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暴言を吐いてくる子供への保育士の対処法とは?悩んでいる方必見!

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暴言を吐く子供の対処法

子供たちにとって初めて多くの人と接することになる場が保育園なのですが、暴言を吐いてしまう子供もいるようです。

今回はなぜ子供たちが乱暴な言葉を吐いてしまうのかについて紹介し、そのことに対してどのように接してどのように叱ればよいのかについて解説しています。

更に子供への対応だけでなく保育士自身がどのような意識を持てばよいかについても解説しますよ!

保育士に暴言を吐く子供がいるのはなぜ?

子供たちが暴言を使い始めるのは個人差はありますが、保育園や幼稚園に入園した頃と言われています。

では、理由を1つずつご紹介していきましょう。

新たな言葉や知識を習得しているから

様々なものを吸収している時期なので、保育園や幼稚園など新たな環境の中で新しい人と出会い新たな言葉や知識を習得しているからだと言われています。

新たな環境の中での習得段階で良い言葉だけではなく悪い言葉を吸収してしまっているので暴言を吐いてしまうこともあるのです。

これは悪い面だけではなく外部から新たな知識を受けて成長している段階でもあります。

家庭の環境の影響

また、家庭の環境の影響も挙げられます。

家庭内で親が乱暴な言葉を使っているのを子供が聞く機会が多ければ、自然とその言葉を使うようになってしまうのです。

子供の心理としては新しい言葉を使うのが楽しく、暴言などで周りの大人が反応するのを楽しんでいる面もありますよ。

暴言を吐く子供への保育士の対処法は?

暴言を吐くことに叱る上で最もやってはいけないことは頭ごなしに叱りつけてしまうことです。

では、どのように悪い言葉だと伝えればいいのでしょうか?

言葉を使った背景を聞く

保育士が乱暴な言葉を使ったことに叱る際は子供と向き合い、「なぜそのような言葉を使ったのか」「どこで覚えたのか」「何を伝えたかったのか」など背景をきちんと聞き、話し合うようにしましょう。

そして乱暴な言葉の中でも特に過激な言葉に対しては強く叱責するようにし、なぜそれがだめなのか理由を伝えるようにしましょう。

相手の立場に立って考えさせる

叱る際には子供に「自分が言われたらどう感じる?」と問いかけ自分で考えさせるのも1つの方法です。

きちんと使ってはいけない理由や自分の思いを伝えるにはどのような言葉を使えばよいかなど、理由や改善策などを含めて次に繋がるような叱り方をしましょう。

自分が覚えたての暴言を使うことはその子にとっては楽しいことかもしれませんが、当然その言葉を言われたことでショックを受ける子供もいます。

そこで相手の立場に立って考えさせることで相手の気持を汲み取る想像力を鍛えることにも繋がります。

根気よく言い続ける

大切なのはなかなか子供が言葉を直そうとしなくても根気よく言い続けることです。

なかなか直さないからと言って諦めては意味がありません。

悪いことは悪いと分かるまで言うことが大人の役割と考えて取り組みましょう。

不安を取り除いてあげる

また、子供が暴言を吐くのは不安の裏返しであることも多いので叱った後はきちんと寄り添って、不安を取り除いてあげることも大切です。

子供の暴言に対する叱責は逆に教育のチャンスであると捉えることが重要ですよ。

2018.10.01
子供たちにとって初めて多くの人と接することになる場が保育園なのですが、暴言を吐いてしまう子供もいるようです。今回はなぜ子供たちが乱暴な言葉を吐いてしまうのかについて紹介し、そのことに対してどのように接してどのように叱ればよいのかについて解...

保育士は子供の見本!言葉遣いには気をつけよう

子供は新たな人から悪い言葉を吸収してしまい使うようになることもあると先ほど述べましたが、保育士の中にも乱暴な言葉を使う方もいるようです。

子供たちが聞いていないからと思いこんで何気なく乱暴な言葉を使っていても意外と子供たちは保育士の言葉を聞いています。

自分たちの言動は園児の見本であるという自覚を強く持つようにしましょう。

しかし保育園の中にはベテランの保育士が園児を叱る際にきつい言葉を使っている事があり、それを新人保育士たちが見たことで「この保育園では子供を叱る際にきつい言葉を使うのが普通なんだな」と思いこんでしまうケースがあります。

きつい言い方が当たり前になってしまっては同じことが何度も繰り返されるような悪循環になってしまいます。

時には厳しい言葉を使うことも大切ですが、周りがきちんとした話し方をしている中できつい言葉を使い続ける人が目立つような環境づくりをしていくことを心がけましょう。

きつい言葉を使い続けると徐々にエスカレートしていき、暴言だけではなく暴力につながってしまう可能性もあります。

そのような事態にならないためにも保育士同士できちんと接し方に対する話し合いの場を儲け、「その言葉遣いは本当に正しいのか?」など検討することが必要です。

保育者同士の間でも意識が徹底できているかの確認をするようにしましょう。

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ふー
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