保育士の出戻りってアリ?出戻りする時の注意点も紹介!
2018.10.19
実は、この行為自体は様々な業界においてもごくごく普通に行われている復職方法です。
今回は、「保育士」にスポットを当てて出戻りの実態を大検証していきたいとおもいます。
出戻り保育士ってなに?
そもそも、「出戻り保育士」とは出産やその他様々な理由で一度保育園を退社し、その後しばらくしてから再び同じ保育園や幼稚園に復帰することです。
また、再び同じ保育園に再就職すること自体は保育園や幼稚園に限らず様々な職業において多く行われており、とりわけ看護師はとりわけする方が多く見受けられます。
出産で寿退社(円満退社)をし、再び職場に復帰したいと思う方も多くいらっしゃるとおもいます。
また、今日社会全体で夫婦共働きが主流となっており、保育園や幼稚園、こども園等で保育士の需要が高まっていることもあり、出戻りしたいと思う方も少なくないと思います。
保育士が出戻りすることのメリットとは?
では、出戻りをすることのメリットについて考えていきたいと思います。
まず、先程述べたように現在では保育士の不足等によってどこの園でも再復帰を歓迎する風潮になりつつあります。
また、企業のおよそ七割近くが受け入れているという調査結果もあります。
出戻り保育士は即戦力になる!
やはり、ここで重要になるのが「即戦力」ということです。
会社には独自の雰囲気があり、そういった環境の中で来てすぐに力を発揮することは簡単ではありません。
たとえば、初めてアルバイト先で勤務する時、緊張して普段の力が十分に発揮できないということはよくありますし、読者のみなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
保育士のも同様に産後等で一時的に職場を離脱していても、大体の働き方やその園に適した振る舞い等が体に染み付いているためやはり受け入れざるを得ません。
なんせ、「即戦力」なのですから。
出戻り保育士は人物像が分かる!
次に、その人自身の「人物像」がもともと分かっているために採用しやすいという点もかかせません。
再び採用するということは、そこで採用され得る前に様々な過程を経て、時間と労力を経て一度採用されたということです。
つまり、新しく雇うよりもコストの面においても人件費や面接に費やす時間をかけずに良いということを意味しています。
さらに、保育士の中で再復帰するという行為というのはごくごく普通のことであり、むしろそれほど保育士にとってそこの園が魅力的であるということを象徴しているという意味で、出戻りの採用率をみてそこの園の良し悪しを判断することもごくごく普通のことです。
保育士が出戻りする時の注意点とは?
出戻りをする上でいくつかの注意点ももちろん存在しています。
円満退職でないと厳しい
まずは、「円満に退社をする」ということが大前提となっています。
たしかに、保育士にとって再復帰することはごくごく普通のことです。
しかしながら、採用側が許可しない場合があります。
それは仕事を途中で放棄して転職してしまうといった高飛びしてしまった場合です。
これは当然そうなるに決まっていますよね。なぜかというと、高飛びをされた後に尻拭いをしなければならないのは他の保育士や園です。
こうした行いは人間関係そのものを崩壊させてしまうのです。
つまり、再発防止策として園としては再雇用したくありません。
よく言われるのが、犯罪歴がある人を採用したがらない企業が多くあるのと同じで、そこの園にとって、高飛びは重罪なのです。
ですから、高飛びをしてしまった人は新たに職場を探したほうが良いと言えるでしょう。
上司とのトラブルも出戻りできない
また、似たような例で上司とトラブルを起こしてしまった場合です。
園からクビを言い渡された場合まず認められません。
これも当然のことですね・・・。
クビということはすなわちその園にはふさわしくない存在ということです。
経営理念などにそぐわない人が採用されないのと同じですね。
よっぽど、自分を変えなければ再雇用は難しいと言えます。
つまり、職場の人間関係や方針の不一致から職場を辞めた場合はきわめて難しいと言えるでしょう。
逆にキャリアアップをするために違う所で保育士として活躍したいという場合や現在法律でも守られている出産や子供の教育等でやめた場合は、円満に退社したとみなされて出戻りは比較的しやすいでしょう。
出戻り保育士は正社員は難しい?
しかし、ここで注意していただきたい点は、「正社員」として採用されることは難しいということです。
もちろん、円満に退社した場合でも園は新しい保育士を当然穴埋めのために雇います。
そのため、再雇用したいと思っても正規雇用の枠はすでに埋まってしまっているということが多いので、注意しましょう!
まとめ
保育士の出戻りはもちろん即戦力として重宝されるというメリットもありますが、パートとしての採用が多いこと、また、そもそも円満に退社してない場合は許されることが殆ど無いということに注意しましょう。
こうしたことから、「保育士は出戻りしやすいって聞いているから一旦仕事をやめよう」というように軽い気持ちでやめてしまうと、今後のキャリアプランが大きく崩れることも十分にありえます。
何事にも危険が伴うのと同じで、比較的しやすい場合でもそれなりのリスクがあるということを忘れないでください!
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